どうも皆様おはこんばんにちは。
最近時間が経つのがめちゃくちゃ早くて気付いたらもうブログを書く時間になってるやんと思ってやっべぇぞと思っている存在ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
時間が早く経つように感じるのは有意義な生活を送っているからだと考える反面、新しいことに挑戦しないと時間が早く感じるという話を聞いたことがあるので、どっちもあり得て今はどっちだ?となっている所存でございます。
新しいことを始めようにも、まずは生活が落ち着いてからと思っているわけですが、果たしていつになれば落ち着くのか、悩ましい限りでございます。
とりあえず生活が落ち着いて、普通に外出が出来るようになれば、Twitterで知り合いになった方とも会ってみたいですし、交流会みたいなところにも行ってみたいと思っています。
が、とりあえず新しい刺激と言えばリモートデュエルですね。
これについても記事にしたいと思うので、出来るなら早めに挑戦したいものです。
さて今回は『罠ガン積みデッキってどうなのか?』ということについてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事はある程度デュエルに慣れてきたものの、なかなか勝てないなと思っている方に読んで頂ければ幸いです。
さて、そもそも『罠ガン積みデッキ』とは何だというところから紹介させて頂きたいと思います。
罠ガン積みデッキとは、名前のとおり普通のデッキに『汎用罠をデッキに大量に入れた』デッキです。
罠をいっぱい積む『オルターガイスト』や『エルドリッチ』等の汎用罠ではない罠を大量に入れているデッキは例外です。(むしろ無いと回らないので)
単純に汎用罠を積みまくるような構築になるのは、初心者から少し先に進んだ方に多いと思います。
というのも、現状よりも強いデッキを作りたいけど、どんなカードがあるのかは知らないのでどういうカードを入れたら良いのかわからないという状況になるからです。
そうなった結果、手っ取り早く相手を除去することが出来る汎用罠を大量に入れて、ということになるんですね。
正直なところ私も経験したことがあります。
インターネットで今ほどデッキレシピが出ていたりということが無かった・・・のかすら分からない程、情報弱者だったのですが、とりあえず罠をガン積みに入れたら最強みたいな思考でやっていました。
では、今思えばその経験は役に立ったのかと言われれば個人的には微妙でした。
結果的に言えば、それで分かった情報は『罠をいっぱい入れただけでは勝てない』ということでした。
そして何故この罠ガン積みデッキを作ったことが個人的には微妙だったのかというとその理由は以下の三点になります。
- デッキ構築的が上手くならない。
- 相手に除去されてしまったらサンドバックになる。
- 相手が不快に感じる。
(1)デッキ構築が上手くならない。
そもそも罠をガン積みにしたところで、デッキ構築そのものは上手くなりません。
むしろ、それで中途半端に勝って自分の組んだデッキは強いと勘違いしてしまってはそこで成長が止まってしまいます。
もちろん罠を発動するタイミングを計ったりや駆け引きをする練習にはなります。
ですが、そういうテクニカルなことをするのは基本が出来てからだと思う訳ですね。
そもそも罠をガン積みしたデッキというのはデッキのなかにあるカードの性質を無視する行動だと私は考えます。
デッキを作るにあたって、それぞれのカードやデッキそのものに注目すると、以下のようなことを訴えかけてくることが分かります。
- このカードはこのデッキでどういう役割を果たすのか。
- このデッキはどういう動きをするのが得意なのか。
- 何をされたら困って、その為には何が必要なのか。
- このデッキのキーカードは何で、安定して確保する為にはどうすべきか等
このような情報がいっぱいある訳ですね。
カード一つ一つに注目してデッキを組み、バランスが悪いところがあれば抜いて整えてみて実際に動くか確かめる。
三枚入れるか一枚にするか等もここで確かめたりするので、この作業はすごく重要となってくるのですね。
こういう調節をする前に罠をいっぱい入れてしまうと、デッキのコンセプトそのものを否定することに繋がりかねません。
最初の五枚を引いて『罠四枚・カテゴリのカード一枚』となった場合、余程良いカードを引かない限り負けてしまうのは当然であると考える訳ですね。
そしてキーカードが都合よく来て動くことが出来る時もあるかもしれません。
ですがそれは『動かした』ではなくたまたま『動いた』だけなので、実力と言うより運が良かっただけだと私は考えます(そういうのが続くようであれば宝くじを買った方が良いかもしれません)
(2)相手に除去されてしまったらサンドバックになる。
罠をガン伏せした時に限って『ハーピィの羽根帚』を打たれる現象ですね。
何故か知らないですけど、罠をいっぱい伏せた時に限って飛んでくるので不思議です。
ですが、もしこうなった時、着席して相手が動くのをただ見ていることしかできなくなるわけですね。
そうなれば何をしに来たんだ、となってしまいますよね。
しかも世の中には罠を打たれつつも、何とか食らいついてくる猛者がいます。
そうなった時にひたすら罠で防いでいても、攻撃力2000のモンスターがいれば四回殴られれば負けます。
いつでも使えるフリーチェーンの罠なら問題ありませんが、召喚反応時にしか打てない罠だったりすれば一度召喚を許してしまえば打てません。
攻撃反応型の罠であれば伏せた後に破壊されたり、効果無効化系のカードを出されてしまって対処しようがありません。
その結果、じり貧で負けてしまうことになります。
それに罠で妨害出来る数は限りがあります。
手札五枚が全て罠だった場合、打ち尽くしてしまえば、後はひたすらビートされるサンドバックと化すわけですね。
お互いそんなのが楽しいはずが無いのは言うまでも無いと思います。
(3)相手が不快に感じる。
皆様も経験があることかと思いますが、自分が動こうとした時にひたすら罠で止められるのは苦痛なのですね。
『こいつを特殊召喚』→『神の宣告で』
『こいつの効果発動』→『神の通告でw』
『これで攻撃』→『聖なるバリア、ミラーフォースでww』
除去しない方もよろしくはないとは言われるものの、かなりイラっとすると思います。
それで、単に手札にあった攻撃力1600くらいのモンスターでひたすらチクチクされて負けたら、こいつとは相手したくねぇなと思われること間違いないです。
昔、外道ビートなるものが流行っていて友達が組んでいたので相手にした時、まさにそんな感じでした。
結局のところ、外道ビートを後で使わせてもらうと、あれはあれで難しかったので否定する気はありません。
ですが、それでもどうせやるなら負けて悔しいなと思うデュエルだったり、良い勝負だったと言えるような、デュエルをお互い望むのではないかと思う訳ですね。
ひたすら妨害された結果、遊戯王うぜぇとなってしまっては折角の友人も失ってしまいますし、不本意であると思います。
以上が『罠ガン積みデッキ』が個人的には微妙だと感じた理由です。
ある程度遊戯王を知ったうえでこのデッキには妨害がいっぱい要ると感じたのであれば仕方ないのかもしれません。
それでも、そんなデッキの方は本当に少ないので、調査不足の可能性もあるのでもう一度ちゃんと調べた方が良いと私は考えます。
そもそも汎用罠でガッチガチにしないと動かないテーマなんて『蠱惑魔』以外で聞いたことがありません(『蠱惑魔』は落とし穴系が必須になるテーマなので)
むしろそんなテーマが増えたら『どうしたコンマイ』となってしまいます。
私が昔に『妨害罠ガン積みデッキ』を使っていた時に、汎用罠で相手の動きを止めてひたすらチクチク殴って勝った時にこう言われたことがあります。
『やっぱ汎用罠は強いな』と。
この時、友人は私の作ったデッキよりも汎用罠の鬱陶しさしか印象に残っていなかったのです(今思えば当然ですが)
この言葉を受けた時、勝ったはずなのに悔しさがこみあげてきました。
自分がしたのは何の動きも見せずに罠で防いでモンスターで殴っただけ。
基本中の基本ですが、それはお気に入りの『Ⅹセイバー』でなくても『D-HERO』でなくても、ただ汎用罠とテキトーなモンスターを入れたら出来る戦い方だったのだと。
じゃあ折角お金を出して『そのデッキを組んだ意味は?』となった時に汎用罠を全部抜いてやりました。
そのデッキだからこそ出来る輝きを魅せたい。
お互いのその意地がぶつかり合うからこそ面白いと私は考えます。
ですので、汎用罠を大量に積むのではなく、デッキの個性を活かしたデッキ構築を楽しんで頂ければ幸いです。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。