中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

【弱くみられがち?】『対象を取ることが出来ない』という効果の強さ【意外とやばい?】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 何とか緊急事態宣言は解除されたものの、結局のところ今は出歩くのはマズいっていうのは変わらないから、やっぱりまだ待機すべき?と思う存在ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 緊急事態宣言解除=解放されたみたいな雰囲気になりそうですが、まだコロナ自体は終息していないので是非とも外出を控えて終息する時まで待ちたいなと思います。

 

 さて今回は『『対象に取ることが出来ない』とい効果の強さ』についてお話させて頂きたいと思います。

 

 今回の記事は『対象に取ることが出来ないってそこまで強くなくない?』と思われる方に読んで頂ければ幸いです。

 

 昨今遊戯王では効果を受けない完全耐性や効果を無効化する妨害効果持ちなど様々な強力な効果を持つカードがいます。

 

 そういったモンスターはデュエルの展開を左右するほどの効果を持ち、出す側には安心感を出された側には『厄介なカードを出されたな』という危機感を与えることが出来ます。

 

 存在するだけで圧を放つモンスターですが、そのなかで『対象に取ることが出来ない』というテキストが書かれたモンスターがいます。

 

 これらのモンスターを見るとこのような言葉をよく聞きます。

 

 『対象を取らない除去でおけ

 

 『パワーで殴ればおけ

 

 『懐獣でリリースすればおけ

 

 と言った感じですね。

 

 これは間違いなのか?というと間違いではないです。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました・・・・という訳にはいきません。

 

 以上のような除去方法があるのですが、とはいえ『この対象に取れない』という効果、対処する手段をあらかじめ想定していないと意外に面倒なことになるんです。

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 私が考える面倒なことと言うのは以下の点です。

 

  • 対象に取る効果は意外と多いので耐性が突破しにくい。
  • 対象に取れない除去は手札に来にくい。
  • 対処が遅れると相手は更に展開される。 

 

(1)対象に取る効果は意外と多いので耐性が突破しにくい。

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 遊戯王の効果をよく見ると対象にとって発動する効果が多い事がわかります。

 

 むしろ『これは対象を取らない効果では?』→『対象を取る効果です』みたいな感じのやりとりは一度はしたことがあるかと思われます。

 

 個人的には対象を取るという効果が多いからこそ、対象を取らないという効果や全体に影響を与える効果が活きるのだと思っています。

 

 となれば、『対象に取る効果』が多い分、この対象に取ることが出来ないという効果があるだけで『多くの効果を防ぐことが出来る』のです。

 

 簡単に突破出来ると思いながらもいざ出されると思ったよりも苦しくなるというのがこの効果の特徴だと私は考えます。

 

 

(2)対象を取らないカードほど手札に来にくい

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 対象を取らないカードは強力な効果が多いです。

 

 ですが、汎用性の高いカードはデッキに一枚しか入れることが出来ない制限カードになっていることが多いんですね。

 

 そうなれば、対象に取れないモンスターが出てきた時、すぐにデッキから手札に持ってくることが困難になってきます。

 

 となれば、対象に取れないモンスターを相手にする時の除去をする手段が限られてきます。

 

 戦闘破壊することや『壊獣』でリリースするなど方法が無いことありません。

 

 しかし、壊獣はしょっちゅう手札に来ることはありません。

 

 戦闘破壊をしようにも意外に思われるかもしれませんが、少し打点を上げられて3000を超えるだけで、相手のモンスターの打点をギリギリ超えるのことが出来ないという状況になってしまうことがあります。

 

 となると、こちらも打点を上げるしかないのですが、打点を上げる効果って意外と入れていなかったりするのですね。

 

 故に除去したいのに除去出来ないということが起こってしまうのが難点であると考えます。

 

(3) 対処が遅れると相手は更に展開される。

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 時間を掛ければ『対象に取れない』モンスターに対処すること自体は出来るかもしれません(それでもデッキによればかなり辛いことになります)

 

 とはいえ、対象に取れないモンスターが出た時にすぐに突破出来ないと、モンスターを残した状態で相手にターンを回すことになります。

 

 しかも、昨今では対象に取れないぐらいの耐性のカードは意外簡単に出すことが出来るので手札に余裕があるんですね。

 

 故に、相手が更にモンスターを展開することが出来るようになってしまう訳です。

 

 そしてそのまま攻め込まれてしまうと、こちらが不利になってしまい、最悪の場合そのままキルまで持って行かれてしまうわけです。

 

 逆転することは不可能ではありませんが、モンスターを並べられれば並べられる程、逆転することが出来る可能性は低くなります。

 

 まさに『たかが対象に取れない。されど対象に取れない』といった感じなのです。

 

 以上が私が考える対象を取れないモンスターの面倒さです。

 

 対象に取れないごとき、と思いますが、対象に取れないということを軽んじていては思わぬところで躓いてしまいます

 

 私も以前『破械呪眼』で対戦した時、相手は『古代の機械』で『古代の機械要塞』を出されたんですね。

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 そうなると召喚、特殊召喚時に対象に取れない効果と効果破壊耐性を付与されてしまったのです。

 

 正直なところ、その勝負をするまで効果の対象にならないという効果を私はナメていました。

 

 対象に取れないくらい余裕だと。

 

 除去方法はいっぱいあると知識ではわかっていましたが、実際に入れるかどうかとなった時に余裕がないという現実をわかっていなかったんですね

 

 そして結果は、惨敗でした。

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 効果モンスターが皆、対象を取る効果モンスターで打点で突破しようにも攻撃力が低かったのです。

 

 よって対象に取れないので相手が動くのをただひたすらに眺めているだけの状態になったのです。

 

 この状況に陥った時『対象に取れないモンスター』が来ても対処できるようにしなければと思ったわけですね。

 

 ですので、皆様もデッキを作る際には一度攻撃力3000くらいの対象に取ることが出来ないモンスターを立てられたと想定して五枚の手札からどうやって突破するかというのを試して頂ければと思います。

 

 意外と難しいので思わぬ発見になることを祈ります。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。