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ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

【デッキレシピ】破械呪眼ver2020 5月 【侵食し破壊する】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 お腹の調子が悪くてとりあえずヨーグルト飲むかみたいな感じの体の不調は食事で治す派のボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 お腹の弱い自分ですが、本格的にやばくなったのは一回だけという、調子が良いのか悪いのか分からないというのが正直な感想です。

 

 いやはや、お腹の弱さに悩まずに生きたいものです。

 

 さて今回は久々のデッキレシピの投稿こと『破械呪眼ver2020 5月』について書かせて頂きたいと思います。

 

 今回の記事は『破械も呪眼も興味ある!』と言う方に読んで頂ければ幸いだと考えております。

 

 では、参ります。

 

 まずデッキレシピは以下の通りです。

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【概要】

  今回の『破械呪眼』ですが、文字通り『破械』と『呪眼』の混合デッキとなります。

 

 『呪眼の死徒 サリエル』が『セレンの呪眼』を装備していると、相手の特殊召喚したモンスターを1ターンに一度ですが、フリーチェーンで破壊することが出来ます

 

 ですが、デメリットとしてその効果を使った次のスタンバイフェイズ時に自分のフィールド上のカードを一枚破壊しないといけなくなるんですね。

 

 普通の場合だと自分の場を削ることになるのでアド損になります。

 

 しかし破壊された時に発動する『破械』を採用することによって、破壊してしまったとしてもアドバンテージを稼ぐことが出来るようになっているのです。

 

 逆に『破械』としましては能動的に破壊してくれるカードがあれば万々歳なので非常に相性が良いのです。

 

 故にこの二つのカテゴリを組み合わせることよってお互いがお互いを支えることが出来るようになるといった戦法です。

 

【勝ち筋】

 このデッキの先手での理想的な盤面を言いますと『破械神ラギア』と『呪眼の使徒サリエル』を立たせてバックに『破械』カードをセットしている状況がベストです。


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 この盤面だけ聞くと効果無効出来ないから不安じゃないかと思われそうですが、この盤面でも十分な効果を発揮してくれます。

 

 というのも『破械神ラギア』は相手ターンに相手モンスターを対象にとることで相手モンスターを素材にリンク召喚することが出来るからです。

 

 つまり相手が出してきた起点となるモンスターを素材にすることが出来れば相手の動きを止めることが出来るわけですね。

 

 そしてここで出すのが『破械神アルバ』です。

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 このカードは自分のターンに相手モンスターを対象にとってリンク素材にすることが出来ます。

 

 よって、起点となるモンスターを潰しこっちのターンに回ってきた時に相手モンスターが残っていればそのままリンク素材にすることが出来るのです。

 

 またもし『破械神ラギア』の対象をとったモンスターがリンク2のモンスター場合、そのまま『破械そう王神ライゴウ』を出すことが出来ます。

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 そうなると更にgoodです。

(もっともラギアが居る時にわざわざそんなカードを出す人はいませんが)

 

 しかしながら、ラギアだけだとそこから更にモンスターを出してこられると困るのが問題です。

 

 そこで出番となるのが『呪眼の死徒サリエル』です。

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 サリエルの効果で更に特殊召喚して展開しようとしてきたモンスターを破壊することによって相手のもう一押しに対応することが出来るのです。

 

 そして『サリエル』の効果を使った次のスタンバイフェイズに発動する破壊効果の対象を、伏せてある『破械』カードにします。

 

 そうすると更にモンスターを展開することが出来ます。

 

 この時に『そう極の破械神』を出すと手札を一枚をコストにフィールドのカードを一枚破壊しつつ攻撃を通すことが出来るのです。

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 またこのデッキはサーチカードが豊富にあるので、既にカードを持っている状態であえてサーチカードを打って『灰流うらら』を誘うということも出来ます。

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【作る時の難点】

 シナジーばっちりみたいなことを言いましたが、このデッキ最大の問題は『呪眼』と『破械』の枚数のバランスにあると思います。

 

 これからも『破壊呪眼』を作ろうとしている方がいらっしゃいましたら突き当たる問題ではありますが、どっちかが中途半端に手札に偏ると事故るのです。

 

 例えば『呪眼』には専用罠があるのですが『破械呪眼』に入れようとすると『呪眼』モンスターが来なかった時、手札で腐ってしまうわけです。

 

 逆に『破械』の専用罠がいっぱい手札に来た時に手札に『呪眼』モンスターしかいなかった場合これまた腐ってしまう訳です。

(これは最悪サリエルのデメリット効果で破壊すれば良いのですが、サリエルが除去られると本格的に詰みます)

 

 この地味なバランスが難しくて『単体で組んだ方が強いんじゃねぇの?』と何度も私の心を折ってきたわけです。

 

 しかしながら「自分は『破械呪眼』が組みたんや』とこだわり続けました。

 

 その結果思い付いたのが基本的には『破械』を中心にすること。

 

 『呪眼』要素は『呪眼の死徒サリエル』と装備魔法、そしてサーチ手段である『呪眼領閾パレイドリア』のみに絞ることにしたのです。

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 こうすることで余計な『呪眼』専用罠を入れないことによって事故を極力抑えることに成功したのですね。

(それでも事故る時は事故りますが、確率的には下がったと思います)

 

 また『呪眼の死徒サリエル』は効果破壊兼打点要因兼展開手段としてのみ活躍させることが出来ます

(のみって言葉ググってこいと思われた方。その通りですね)

 

 そもそも『サリエル』を立たせることで、最悪の展開である何も出来ないという状況を防ぐことが出来ます。

 

 またバックに伏せることによって『呪眼』の罠の可能性であることを相手に臭わせることが可能です。

 

 『呪眼』の効果は大体強力なので下手に出したら『呪眼』の専用罠で刈り取るぞという圧を掛けることが出来ます

 

 それにより警戒してきた相手が『ハーピィの羽根帚』を打って来られる時があります。

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 破壊された時の『破械』罠の効果が発動するので『破械』モンスターによって盤面を維持させることが出来るのです。

(残念ながらサリエルは丸裸になりますけどね)

 

 こうすることで相手にじわじわと圧を掛けていくのがこのデッキの特徴になります。

 

【弱点】

 効果破壊耐性を持ち、対象に取れないモンスターが出てくると死にます。

 

 つまりこいつが弱点です。

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 またこいつ『ドラグーン』嫌い拗らせてやがると思われそうなのですが、このデッキで対処手段がかなり少ないのです。

 

 こいつが出てきた場合は大人しく『壊獣』を引くことを神に祈るしかないですね。

 

 また大量展開が出来るテーマではないので、高速展開されて効果無効系を並べられるとちょっと苦しいです。

 

 以上が私の『破械呪眼』になります。

 

 このテーマ、効果を無効化するカードはあまり多くないので相手が展開をしてきたのを順次対処するということが出来るので、駆け引きを楽しむことが出来るデッキになっております。

 

 また今回は『破械』を軸にしておりますが『呪眼』を軸にするとまた変わった動きをすることが出来る可能性がありますので、そちらに挑戦して頂くのも面白いかと思われます。

(もし出来ましたら教えて頂ければ幸いです)

 

 もし興味のある方がいらっしゃいましたら是非とも作って頂ければと思います。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。