どうも皆様おはこんばんにちは。
正直なところ、色んな所に行きたいと思っていて来週あたり繰り出すかと思っている存在ことボブでございます。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
最近、フォローさせて頂いたTCGbarにも行ってみたいですし、日本橋にも行ってみたい等、色々とやりたいことが多いなと思っております。
ただ、何故かカードショップに行くと風邪をひくんですよね。
マスクもして手洗いもしてるんですが、何故か体調を崩してしまうんです。
どうにか良い方がないものか、また同志がいらっしゃいましたらコメント頂ければ幸いです。
さて今回は『何故、昨今カテゴリ内のエースが活躍しないのか』についてお話させて頂きたいと思います。
この記事は半分懐古厨をこじらせている、質の悪いオッサンの戯言のように聞いて頂ければ幸いです。
では参ります。
遊戯王と言いますと、皆様どのようなイメージがあるでしょうか?
私個人的だとよくアニメを見ていましたから、敵キャラが絶対的な切り札をたてて、その切り札を主人公が何らかの方法で突破していくイメージがあります。
これが昔のOCGだと再現することが可能で、昔であれば私がお世話になっていた『極神』を例に出します。
私の場合『極神皇トール』を切り札として使っていて、トールを色々な魔法で守りながら相手の盤面を打ち崩すのを楽しんでいたんですよね。
時には魔法罠にやられたくないから『禁じられた聖槍』を入れて効果耐性をつけようとしたらチェーンで更に上から重ねられて涙を拭うこともありました。
『攻撃力3500なら耐えれる』と高を括った相手に対して『極星宝メギンギョルズ』を使って攻撃力を倍にして殴り勝ったこともありました。
一つのエースモンスターを活躍させるために色んな工夫をしていたように思います。
ですが、昨今の遊戯王ではそんな切り札の存在立てて戦うということが難しくなっているように感じます。
もちろんカテゴリ内でエースモンスターとされているカードはいることはいますし出ないことはないのです。
しかしながら、そのエースを使う必要性がなかったり、汎用性の高いモンスターに介護されながらという状況になっていることが多いなと思うことがあるんですね。
それは何故か、私は以下のように考えます。
- 相手側の突破力が高すぎるようになった
- 守るよりリカバリーが優先される環境。
- エース級モンスターを出すより汎用性の高いモンスターを出した方が強い
(1)相手側の突破力の高すぎるようになった
昨今の遊戯王では、一体のモンスターが出来ることがすごく限られているんですね。
どこかしらの穴があり、その穴を突かれてしまえばたちまち除去されてしまいます。
もっとも完全無欠のカードを作られてしまえば、クソゲーになるので絶対に反対です。
故に仕方ないと言いますか、そう言う状況じゃないと困るんでむしろ賛成です。
しかしながら昨今、遊戯王で使用されている相手の盤面を突破する為の手段のレベルはどんどん上がっていると思います。
今まで突破するのがかなり難しかった効果無効化系も『冥王結界波』や『禁じられた一滴』でスムーズに突破することが出来ます。
本来、高速化を止める為に作られた、手札誘発を止める為のカードを使うと相手が得をするという三重の妨害を意図したカード『三戦の才』も作られました。
また攻撃力3500くらいのモンスターだと『SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング』で殴り倒されます。
もっというなら、効果無効化系を持っていても『ドラグーン』で破壊され、効果無効を打っても、逆に効果無効で打ち消されて破壊されるという状況です。
突破しようと思えばいくらでも突破することが出来る。
故に、普通のレベルの切り札級を立てても大した脅威にならないんですよね。
そこが問題の一つのように感じます。
(2)守るよりリカバリーが優先される環境。
昨今の遊戯王で求められてるのが、その場の盤面を守り続けるよりも、場を荒らされてから、いかにリカバリーを出来るかにあると私は考えます。
というのも、モンスターを守り続けるというのは出来るかどうかというのは、相手だけでなく自分の手札に左右されるからです。
しかも、色んな除去方法がある遊戯王で、全ての除去に対処するのは難しいです。
もしリカバリーをするよりも守ることを中心においていて、自分のモンスターを守り切れなかった場合、盤面が完全に崩れてしまいます。
となれば、最近のキル力があればそのまま押し切られてしまうことになるのですね。
それよりも耐性は無くて崩されたとしてもすぐに盤面を整えることが出来ること。
そして、整えた盤面で相手の盤面を荒らしていき、あわよくばキルを狙った方が現実的かつ相手の手札に左右されずに動かすことが出来る訳ですね。
故に、安定してデッキを運用するのであれば『守るよりリカバリーを』という環境になってしまっており、一体の切り札を守って戦うというのは少し辛くなるのです。
(3)エース級モンスターを出すより汎用性の高いモンスターを出した方が強い
遊戯王というかトレーディングカードゲームの特性上、全く同じ効果のモンスターがいるという訳にはいかないのですね。
よって、エースモンスターも後から出れば出る程癖が強くなっていくのですが、ここで一つ問題があるのです。
そう、汎用性の高いEXデッキのモンスターを出した方が強いということですね。
汎用性の高いモンスターというのは効果がシンプルに強いのです。
しかも使いやすいのでわざわざ癖が強いモンスターを出さなくても、汎用性の高いモンスターを出せば勝てるんじゃね。というロマンのかけらもないことになるのです。
それを最近感じたのは『@イグニスター』デッキです。
このデッキの本来のエースモンスターは『ジ・アライバル・サイバース@イグニスター』なのですが、このモンスターはリンク6で完全耐性があるものの、素材に使ったモンスターの数×1000ポイントの攻撃力になるという効果があります。
つまりモンスター四体使って並べるだけでは極論すれば『ライトニング』に殴り殺されるのですね。
モンスターを四体並べるというのもなかなか楽ではありません。
それなのに手札二枚で処理されてしまうのですね。
故に、そうなるのなら、圧倒的な火力と妨害力を持つ『ファイヤーウォールドラゴン・ダークフルード』を出したり『アクセスコード・トーカー』で殴った方が強いよなとなってしまうんですよね。
ロマンあふれるカテゴリ内のエースを出すよりも安全かつ強い効果をもつ汎用性の高いモンスターの方が求められる。
以上が今の遊戯王の状況なのかなと思います。
正直なところ、こだわりをもってエースで戦うと決めること自体は悪くないと思います。
しかしながら『俺はロマンデッキで戦ったから負けたんや』と言ってしまえば意味がないと私は思います。
エースモンスターで相手の出した盤面を必死にくぐり抜けて戦いたい。
でもエースモンスターだけじゃ攻め切れないし、汎用性の高いモンスターを使いだせばどんどん浸食されていく。
この間に揺れ動くのが今のカテゴリ内のエースが置かれている状況なのだと思います。
是非ともエースを使って戦うデュエルをもう一度出来るように研究していきたいと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。