どうも皆様おはこんばんにちは。
暑さで頭がぼーっとしますが、なんとか生きている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
いやあ、暑い。
ただ暑い。
正直、この暑さたまらんですよ。
これからもっと暑くなると思うと正直きついですね。
これだから夏は嫌いです・・・・。
早く秋よ・・・来いと思いますね。
まあそんなことはさておき。
今回は『モンスター効果無効化系の極み。無限泡影は何故強いのか?』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事は『無限泡影ってなんで強いの?他の効果無効とは違うの?』ということを思われている方の参考になれば幸いです。
では参ります。
遊戯王にはモンスター効果を無効化するカードというものが多くあります。
例えば手札誘発である『エフェクトヴェーラー』や『ブレイクスルースキル』等が有名です。
ですが、それらは採用されることもあるのですが、それらよりも多くのデッキによく採用されているカードがあります。
それが『無限泡影』なのですね。
この『無限泡影』は効果だけ見ると相手のモンスター効果を無効化するというものです。
この点だけみると他のモンスター効果無効化の罠と同じように見えますが、この『無限泡影』は他の『モンスター効果無効カード』よりも群を抜いた力があるのです。
それは何かと言いますと、以下の点です。
- 相手に先攻を取られた時、手札から効果を発動することが出来る
- 先攻だった場合効果を無効化されにくい
- 伏せて使うと上手くいけば『魔法・罠』も封じることが出来る
(1)相手に先攻を取られた時、手札から効果を発動することが出来る
基本的に後攻特化にしていない限り、先攻を取りたいものですが、そこらへんは運も関わってくる為、ずっと先攻という訳にはいきません。
相手に先攻を取られた時、普通なら残念に思うところですが『無限泡影』が手札にあるとちょっと変わってきます。
そうこの『無限泡影』は自分のフィールドにカードがない時、手札からも発動することが出来るのですね。
つまり手札誘発のような使い方をすることが出来るのです。
この手札から発動というのは、相手はすごく予想し辛いのですね。
伏せカードがある場合、もしかすると相手が妨害してくるかもしれないと思って警戒して様子を見ながら回します。
何故かと言いますと、速攻魔法しかり罠しかり、伏せている状況だと発動しやすいカードはいっぱいあるのですね。
ですので、何か伏せている=妨害があるかも?と警戒する訳です。
ですが、手札から発動出来るものは、そもそも手札に妨害があるかどうかすらわかりません。
『あるかもしれないしないかもしれない』というこの曖昧さが、警戒はするものの伏せられている時よりも警戒心が緩んでしまう要因になるのですね
何故警戒心が緩むのかといいますと、先攻だと正直手札にあったらどうしようもないからです。
では、何故どうしようもないのか?と言いますと次に参ります。
(2)先攻だった場合効果を無効化されにくい
『無限泡影』は無効される側が先攻だった場合、非常に無効化されにくいのです。
似たような効果無効化系に手札誘発がありますが、あれは一応『墓穴の指名者』などで対処することが可能です。
しかしながら『無限泡影』はそうはいきません。
『無限泡影』を止めるには分類上は『発動した罠を無効化することが出来る』ということを求められます。
ですが『神の宣告』等の無効化することが出来るカウンター罠や普通の罠は、一度伏せなければいけません。
ですので、先攻では伏せることが出来ないので対処することが難しいです。
そして昨今ではよく見かける『相手のカードの効果を無効にして破壊する』という効果の場合は出すことが出来ていれば止めることが出来ます。
しかし、そもそも妨害効果を持つモンスターが出る前に『無限泡影』を使って効果を止められてしまうのですね。
と、このように止める手段が少ないのでかなり通りやすいカードなのですね。
あまりにも通りやすいので、先攻を取って展開する時には『無限泡影来るな来るな来るなあ』とひたすらに祈りながら展開することになるのですね。
そして、万が一『無限泡影』を打たれてしまったらその時は運が悪かったと諦めなければいけないという事象を起こすのです。
このように何らかの対処を求められる遊戯王において『これは仕方ないかー』と思わせるだけの力があるのが『無限泡影』の魅力の一つであると考えます。
(3)伏せて使うと上手くいけば『魔法・罠』も封じることが出来る
『無限泡影』はモンスター効果だけを無効するカードと言ったな。あれは嘘だ。
・・・・・はい冗談はさておき。
『無限泡影』はフィールドにカードがあれば手札から発動することは出来ません。
となれば、2ターン目以降はフィールドにカードが出るから普通のモンスター効果無効罠と変わらないのでは?と思われるかもしれません。
ですが答えはNOです。
『無限泡影』は伏せた状態で発動しますと、『無限泡影』と同じ縦列にある魔法罠も無効化することが出来るのです。
つまり『無限泡影』の前にいるモンスター効果を無効にしつつ、同じ縦列にある伏せカードも無効にすることが出来るのですね。
ちなみに私のフォロワーさんが面白い使い方をされていました。
というのも、その方の相手の方がフィールドに効果モンスターがいる時にその後ろの列の魔法・罠ゾーンで『死者蘇生』を発動してきたんですね。
で、『死者蘇生』を打たれると面倒だなと思った・・・・のかは知りませんが、そのフォロワーさんは特に効果を発動していない効果モンスターに対して同じ列にあった『無限泡影』を打ったそうなのですね、
するとどうでしょう。
同じ縦列にいた『死者蘇生』が無効化されてそのまま消えていったそうです。
正直、初めてこの話を聞いた時『そんなこと出来るの!?』と思ったのですが、どうやら出来るようでした。
また、これは私がやったミスの話です。
デュエル終盤、相手の場にはそこまで攻撃力の強くないモンスターがいたのですね。
相手の伏せは二枚。
こいつを殴れば勝てると思った私はとりあえずフィールドにあったモンスター効果の効果を使って除去しようとしたんですね。
ですが運悪く『無限泡影』を当てられてしまったのです。
そして、そのまま伏せてあった『強制脱出装置』で除去されてしまったんですね。
しかしそれは私の策略でした。
バックを警戒していたのでとりあえずモンスターを出して罠を炙り出してやろうとしたのですね。
本命は手札にあった『死者蘇生』で高火力のモンスターを復活させて殴るという作戦だったのですね。
相手の手札はゼロ。伏せも無し。
『これで私の勝ちだ。砕け散れええええ!』と『死者蘇生』を発動した瞬間。
・・・・無効となって消えていったのです。
思わず『えっ?』とフリーズしました。
私が『死者蘇生』を発動した位置。
『無限泡影』で効果を無効化されたモンスターがいた後ろだったのです。
『無限泡影』を発動していた場所と同じ縦列だったのです。
そうなのです。
意外と知られていないことですが、この縦列の魔法・罠ゾーンに無効化効果はそのターン中は残存するのです。
つまり伏せた『無限泡影』と同じ列で魔法を発動してしまったばっかりに『死者蘇生』の効果が無効になったのです。
『無限泡影』は永続罠ではありません。
しかしながら死して尚その効果は生き続けていたのです。
まるでハンターハンターの『死後強まる念』みたいなのですね。
(実際は強まっている訳では無いですが)
このように『無限泡影』で無効にされた時、頭に残るのは『うわあ『無限泡影』で無効化されたかー』という事実だけで、どの場所で『無限泡影』を打たれたかなんて気に留めることは無いことの方が多いと思います。
ですが、こちらが気に留めることは無くても、そのターン中はしっかりと『無限泡影』の効果が生きているので思わぬところで足元をすくわれることがあるのですね。
これが他のモンスター効果無効化系のカードにない『無限泡影』の魅力だと私は思います。
以上が私が考える『無限泡影』の魅力です。
私はお値段の都合上『無限泡影』はあまり使ったことはありません。
しかし使われた経験はあるので、その恐ろしさは存分に知っていると自負しております。
是非、値段が落ち着いたら色んなデッキに入れてこのパワーカードを存分に堪能したいものですね。
本日は以上となります。
もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。
本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。