どうも皆様おはこんばんにちは。
体調の維持というのはなかなかに難しいもので良くなったり悪くなったりを何度か繰り返していく、平均台でバランスを取るようなものだと思う人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
体調が良くなっては油断して調子が悪くなり、体調が悪いから気をつけようと思うと体調が良くなりを繰り返しております。
どうも体調の維持というものが難しいなと思うついこの頃ですね。
さて、そんなことはさておき。前回に引き続き、オルフェゴールは何故強いのかについて書かせて頂きたいと思います。
今回は続き物になりますので前回の記事をまだお読みで無い方がいらっしゃいましたら下にリンクを貼らせて頂きますので、読んで頂けると幸いです。
では行きます。
今回お話させて頂きますのは以下の2点です。
- 相手が妨害を悩みやすい。
- 巻き返された後のリカバリー力の高さ
まず『相手が妨害を悩みやすい』というのを紹介していきますね。
相手の効果を止める時、出来るならその一手を止めたら動けなくなって、こちらにターンを返してくれるようなタイミングで止めたいと思いますよね。
そして『オルフェゴール』の場合、展開が出来ないように初動の墓地にモンスターを落とす瞬間を狙いたいと思います。
本来であるならばそこで止まる筈なのです。
しかし『オルフェゴール』の下級モンスターは墓地にいる時に効果を発動することが出来るのです。
墓地にいる時に発動出来るからどうなんだと思われるでしょうが、これがまた厄介なのです。
というのも極論すれば、フィールドで発動した『デッキから墓地に送るカード』を効果で止めたとしても、手札にある『オルフェゴール』カードをコストで捨てることによって、墓地に送ることが出来るからです。
レベル1の『オルフェゴール』モンスターがいるので『ワン・フォー・ワン』を使って手札にいる『オルフェゴール』モンスターをコストに捨てることも出来ます。
(ちなみにこのレベル1モンスターも墓地効果があります)
手札に高レベルの闇モンスターがいれば『ダーク・グレファー』の特殊召喚のコストに捨てて出すことも出来ます。
『ダーク・グレファー』の場合、そこから更に、手札からコストで『闇属性モンスターを捨てつつ』デッキから『闇モンスターを落とすことが出来る』ので有能っぷりを存分に発揮します。
もっと言うのであればコストとして捨てなくても『おろかな埋葬』で直接墓地に落とすことによって効果を発揮させることが出来ます。
と、このように何だかんだでモンスターを展開することが出来るようになっている訳ですね。
では、そんなところで効果を止めないで、2020年4月時点で制限にもなっている最強の妹ロボこと『オルフェゴール・ガラテア』で止めれば、相手も動きにくいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ガラテアで止めたとしても、墓地に送っている『オルフェゴール』モンスターの効果でモンスターを特殊召喚することが出来ます。
そうすると闇属性リンク2モンスターと闇属性モンスターが揃うので、ランク3である『幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ』をリンク召喚されることになります。
こいつをリンク召喚されると『コスト』で『幻影騎士団』モンスターを落としながら『ファントム』魔法・罠を手札に加えてくることが出来ます。
ここで加えてくるのは間違いなく『幻影霧剣』という相手効果を無効化するカードであると思います。
そしてコストで墓地に落とす『幻影騎士団』モンスターは『幻影騎士団 サイレントブーツ』になることでしょう。
このカードは墓地にいるこのカードを場外することで『ファントム』魔法・罠を手札に加えてくることが出来ます。
つまり何が言いたいかと言いますと『幻影霧剣』を手札に持ってくることが出来ます。
この時点でモンスター効果のみですが、こちらが折角手札誘発を使ったのに妨害札を二枚も確保されてしまうことになってしまうんですよね。
では、この『幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ』に妨害札を打ったとしましょう。
コストなので『幻影騎士団 サイレントブーツ』を落ちてしまっているので一妨害・・・となるだけならマシだったんですけど、『オルフェゴール・ガラテア』の効果で『オルフェゴール・バベル』をサーチされてしまうんです。
よって、相手は墓地にいる『オルフェゴール』モンスターと元々の名前に『オルフェゴール』とつくリンクモンスターの効果を『こちらのターンでも』発動することが出来るようになります。もうこれが意味が分からないんですよね。
それと『オルフェゴール』にはチューナーがいるので『ヴァレルロード・S・ドラゴン』が立ちます。日頃良くお世話になておりますがふざけるなと思います。
これでわかるようにどこで止めれば良いのか本当に悩ましい限りだと思います。
どこで止めてもなんだかんだで展開してくる様はまさにゾンビ軍団のようだと思います。
そして、これで最後なのですが『巻き返された後のリカバリー力の高さ』です。
これはこちらが必死のパッチでなんだかんだで妨害を潜り抜けて相手モンスターを倒すとします。
上記のような妨害能力の高さですから、こちらとしてもあまり攻撃力の高いモンスターを出す余裕はないのではないのですが、『オルフェゴール』モンスターはすぐに復活してきます。
墓地にいるガラテアを『オルフェゴール・スケルツォ』や『星遺物-『星杖』』の効果で蘇生させて『オルフェゴール』魔法・罠をサーチしつつその上に『宵星の機神 ディンギルス』を乗せてエクシーズ召喚します。
そして『ディンギルス』の特殊召喚に成功した時の効果で、相手モンスターを墓地に送ることが出来ます。破壊ではありません。攻撃力2600とそこそこに打点もありますのでそのまま攻めていったり、再び墓地送りに出来るモンスターを召喚して展開していくことができます。
一度目は対応することが可能かもしれませんが、二度目となるこちらのリソースが間に合わなくなってくるので辛い状況になってくると思います。
更に攻める前に『オルフェゴール・ガラテア』の効果で『オルフェゴール・クリマクス』をサーチしておくことが出来ます。
このカードはこちらの『モンスター効果・魔法・罠の発動を無効』にし『除外』する『カウンター罠』です。
もう殺意が高いことしか書いていません。
『宵星の機神 ディンギルス』を突破しようと頑張ろうとしてもまずこのカードの妨害を受ける前提で回らなければいけないこの辛さ、泣きたくなりました。
何度も何度も立ち上がっては面倒な妨害を残していくこのデッキは本当に殺意が高いと思います。
以上が『オルフェゴールは何故強いのか?』ということの答えだと思います。
安定しつつ、妨害も出来て、どこを止めてもなんだかんだで妨害が出来て、更には倒してもまた巻き返すだけの膂力がある。
このデッキが弱い訳がありません。
しかしこのデッキを倒すことが出来る『ドラグーン』というやつがいます。
それについて今度は語っていきたいと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。