中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

【アナタはどっち?】ドローカードとサーチカードの両方が来た時どちらを先に発動するか?【どっちでも良いけどどっちがええのんか?】

 

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 今日はお酒を飲むことになったら恐らくブログどころではなくなるので早めに書いておこうかなと思いつつも追い込まれないと書けない民な人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 時間ギリギリにならないと頑張らないっていうのは悪い癖だなあと思いつつも、どうも焦らないとパワーを発揮できないタイプなんですよね。

 

 誰かどうにかして追い込まれなくても頑張れるようになりたいものです。

 

 っていうかお酒を飲んでもバリバリ動けるようになりたいのですが、この前Barのマスターに聞いたら慣れるまで飲むってことを聞いたので無理だなーと思ってはいます。

 

 その前に多分肝臓とお金が死にますからね。

 

 さてそんなことはさておき。

 

 今回は『ドローカードとサーチカードの両方が来た時、どちらを先に発動するか?』についてお話させて頂きたいと思います。

f:id:yugiohBoB:20200722234643p:plain

 今回の記事は『ドローカードとサーチカード両方手札に来てもうた!!』ってなった時の参考になれば幸いです。

 

 では参ります。

 

 昨日『どちらを先に使う?サーチ範囲の広い方』か『サーチ範囲の狭い方』か』という記事を書きました。

 

 その時にTwitterのリプライで感想を頂いたのですが、とある話になったのですね。

 

 というのも本題の通り『ドローカードとサーチカードの両方が手札に来た時どちらを先に発動するか』というものですね。

f:id:yugiohBoB:20200722234939j:plain



 これは実に面白いと思ったので今回記事にさせて頂きました。

 

 前提条件として、このターンに動くのに必須なカードをサーチすることが出来るカードと手札を二枚ドローできるカードが来たとします。

 

 この条件を踏まえたうえで、この話には二つの可能性があるのです。

 

(A)先にドローをしていた場合

f:id:yugiohBoB:20200722234643p:plain

 先にドローカードを使っていた場合、可能性の一つとして『自分がサーチしたいと考えていたものをドローしてしまう』と言う問題が出てくるわけですね。

 

 そうなるとサーチカードが腐ってしまうことや、もし先にサーチを使っていたのであれば手札をもう一枚確保することが出来ていたという現実が残るわけです。

 

 そうなると、今後のデュエル展開を考えると少し勿体なかったなと思わざるを得ないというものです。

 

 もっともサーチカードで別のカードをデッキからサーチするということで意味を見出すことも出来るのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720232226p:plain

 また可能性としては『手札誘発』を仮にドローに打たれたとしても『幅広い種類を確実に手札に持ってくることが出来る』サーチであれば、ドローを防がれたという状況に合わせてサーチ先を選ぶことが出来るとも考えられるのですね。

 

 と、考えると手札の状況を把握してからサーチをするので無駄が無いのではないかと考えます。

 

 ただ、問題としては『ドロー』を手札誘発で止められた場合、サーチをして理想的な盤面を築いたとして、手札のリソースが苦しくなりかねないということ。

f:id:yugiohBoB:20200720231759j:plain

 そして、罠などの守るカード引ける可能性も少なくなるので、盤面が崩されやすく、崩されてしまうと手札の枚数が減ってしまっているので苦しい状況になるということですね。

 

 突破されなければ良いじゃないということではあるのですが、必ず突破されないという盤面はありません。

 

 ですので、仮に突破された時のことを考えると手札を消費するということは痛手になるのかなとも思います。

 

 これが先にドローをした時の可能性です。

 

(B)先にサーチをしていた場合

f:id:yugiohBoB:20200706233239j:plain



 続いてもし『先にサーチカードを使っていた』場合の話です。

 

 これの可能性に関しましては、ドローをしたらサーチしたカードを引いてしまう可能性があるのです。

 

 そうなってしまうと、手札のなかでサーチしたカードが被ってしまうのですね。

f:id:yugiohBoB:20200709233121p:plain

 こうなってしまうと、手札に二枚だぶつくことでワンテンポ遅れることになってしまうことになります。

 

 ですが、こちらのメリットとして考えられるのは、まず確実に欲しいものを確保することが出来るということですね。

 

 確実に欲しいものを確保することで、ひと先ずそのターンは動くことが出来るという保証を確保することが出来るのですね。

 

 これにより何も出来ずにターンエンドということを減らすことが出来るのですね。

 

 なにより確率論的に考えると、一度現状で欲しいものをサーチしておけば、同じカードを引く確率はそんなに大きいものではないと思います。

f:id:yugiohBoB:20200709233015j:plain

 そしてだぶついた時は確かに問題になりますが、もしだぶつかなかったら、したい動きを確保したうえで手札が増えることによって選択肢が広がる訳ですね。

 

 こうなってくると自分が先にやりたい動きをすることが確保したうえで、それを突破された時にも今の手札の状況から新しく作戦を考えれば良いだけではないかと考えるのですね。

 

 ですが、問題点としてサーチに手札誘発を打たれて止まってしまうと、ドローという運頼みの要素に賭けなければいけなくなります

 

 子の場合、ドローした先があまり良くなかった場合、そのまま何も出来ないということが起こりえるのです。

f:id:yugiohBoB:20200705202155p:plain

 これに関しては『先にサーチする』ということの致命的な欠陥なのではないかなと思うばかりですね。

 

 そのまま後攻ワンキルでもされてしまっては目も当てられません。

 

 またワンキルをされなくても突破し辛い盤面を作られてしまってはかなり動きづらくなってしまうのですね。

 

 こうなってしまった場合『先にドローをした』時よりもダメージが大きいのではないかと考えられます。

f:id:yugiohBoB:20200720231957j:plain

 これが『先にサーチをする』欠点です

 

 以上の二つの可能性があるわけです。

 

 ちなみに私は『先にサーチをする派』でした。

 

 何故かと言いますと、そもそも言うのであれば、私は先にある程度の戦術を決めておくタイプなのですね。


 ある程度、頭のなかで理想を描きつつ、その理想に辿り着くには今の手札でどうすれば良いのかということを考えるようにしています。

 

 ですので、その場の状況と手札をみて今出来る最善は何かと考えることが非常に苦手なのですね。

 

 サーチで自分が今やりたいことを出来るように確保しておかなければ、今の手札を見てから動きを考えようとすると、私は動きが定まらずにミスを誘発します。

f:id:yugiohBoB:20200719234455p:plain

 ルートを決めていたのに『あ、もしかしてあっちのルートの方が良いんじゃないか』と思って方向性を変えた後で『あ、これあかん奴や』と迷って戻ろうとするけど、戻り切れないなんてことはよくあるのですね。

 

 となると、展開がぐしゃぐしゃになってしまい、結局酷い状況になってしまうのではいかと私は考えます。

f:id:yugiohBoB:20200718234827p:plain

 そして何より、私は基本的には『サーチ』に手札誘発を打つタイプなのですね。

 

 というのもドローは運要素が絡むので、それで良いものを引けるかどうかはわかりませんが、サーチは確実に自分の引きたいものを持ってこようとします。

 

 そうなった場合、サーチに手札誘発を当てた方が相手にダメージを与えることが出来るんじゃないかなーとは思っているのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231230p:plain

 もちろん時と場合によりますので、いつも同じという訳ではないんですけどね。

 

 皆様はどちらを先にするタイプでしょうか?もし宜しければ教えて頂ければ幸いです。

 

  本日は以上となります。  

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

 

【個人的テクニック】どちらを先に使う?『サーチ範囲の広い方』か『サーチ範囲の狭い方』か【慌ててやると一ターン無駄に】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 明日久しぶりに友達と宅呑みをすることになって正直かなりワクワクしている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 なんだかんだで中学時代からの友人で、なんだかんだで長期休暇になったので久しぶり会うかってことになったのですね。

 

 ただ大阪でもコロナがまた再発し始めているので、居酒屋さんで飲むのはちょっと怖いかなってことで宅呑みとなったのですが。

 

 よくよく考えると私お酒飲めないガイなのです。

 

 ですので、宅呑みって言われても多分コーラとかになると思うのですがはたして・・・・。

 

 さてそんなことはさておき。

 

 今回は私がデュエルをするなかで感じた『どちらを先に使う?『サーチ範囲の広い方』か『サーチ範囲の狭い方』か』についてお話させて頂きたいと思います。

 

f:id:yugiohBoB:20200722235137p:plain

 今回の記事は『サーチ効果のあるカードが二枚も来たぞ!』となった時に思い出して頂くと参考になると思いますのでよろしくお願いします。

 

 ではまいります。

 

 皆様、デュエルをしている時、似たような効果を持ったサーチカードが二種類来たということはありませんか?

 

 例えば『HERO』ギミックを入れた戦士族デッキで『増援』と『E-エマージェンシーコール』を握っていたとします。


f:id:yugiohBoB:20200723234610j:image

f:id:yugiohBoB:20200723234607j:image



 この時、皆様はどちらから使いますか?

 

 私はつい最近までどちらでも良いかなーと思っていました。

 

 正直、どちらでも大体サーチしてくることが出来るし、何となく気分かなぐらいに思っていたんですね。

 

 ですが、結論を申しましょう。

 

 先に『E-エマージェンシーコール』を発動した方が良いと私は考えます。

 

f:id:yugiohBoB:20200723234607j:plain

 何故ならサーチ範囲が『E・HERO』と限定されているからですね。

 

 『いや、どっちでも似たようなものだろう』と思われるかもしれませんが、こういうサーチ範囲が広いか狭いかと言うのは結構大事なのですね。

 

 というのも、最近あるデュエルを境に『サーチ効果をどちらを先に使うか』ということを意識するようになったので、それをお話させて頂きたいと思います。

 

 私はあるデュエルで『堕天使』を使っていました。

 

 手札には『堕天使の追放』とえっちゃんこと『悦楽の堕天使』がありました。


f:id:yugiohBoB:20200723235102j:image

f:id:yugiohBoB:20200723235057j:image

 『堕天使の追放』はデッキから『堕天使』カードを手札に加えることが出来るカードです。

f:id:yugiohBoB:20200723235102j:image

 そして『悦楽の堕天使』は相手のフィールドに『堕天使』モンスターを特殊召喚しつつデッキから『堕天使』モンスターを手札に加える効果があるのですね。

f:id:yugiohBoB:20200723234640j:image

 予定では手札に『堕天使スペルビア』があったので『堕天使イシュタル』をサーチしてドローしてから動きを決めようと思っていました。


f:id:yugiohBoB:20200723234745j:image

f:id:yugiohBoB:20200723234742j:image



 手札に『堕天使イシュタム』は無かったので、この時私は『うはあ、実質サーチが出来るものが二枚もあるぅ』とサボテン並みの思考力になっていたのですね。

 

 そして何気なしに『堕天使の追放』を発動したのですね。

 

 すると、毎度おなじみ『灰流うらら』で無効にされてしまったのです。

 

f:id:yugiohBoB:20200722234533j:plain

 手札誘発来るかなーとは思っていたのですが、対処札がその時手札になかったので来たら運が悪かったと思っていました。

 

 そういう時には何故か物欲センサーのごとく手札誘発が飛んでくるので不思議なものです。

 

 『ああやっちまったなあ』と思いながら『悦楽の堕天使』の効果で堕天使モンスターを相手のフィールドに出しつつ、手札に堕天使を加えるという効果を使えば良いかと思ったのですね。

 

f:id:yugiohBoB:20200721235344p:plain

 ただ、この時なんですが。

 

 『堕天使モンスター』を加えてくることが出来ること自体は出来ているのですね。

 

 しかし、結果としては今後の展開の可能性が狭めてしまったのですね。

 

f:id:yugiohBoB:20200720232133p:plain

 例えばもし仮に先に『悦楽の堕天使』を先に出して効果が通ったとしましょう。

 

 その場合、『堕天使イシュタム』をサーチしたうえで『堕天使の追放』を発動すると、堕天使モンスター・魔法・罠のどれかをサーチしてくることが出来ます

 

f:id:yugiohBoB:20200721235243p:plain

 となると、『堕天使イシュタム』でドローしたものを見たうえでどういう戦法を取るか柔軟かつ広い選択肢を選ぶことが出来るのですね。

 

 ですが、今回私は『先に幅広い選択肢を選ぶことが出来るカード』を使ってしまいました。

 

 結果として『堕天使の追放』を止められた後、『『堕天使』モンスターだけしかサーチすることが出来ない』という狭い選択肢を選ぶことを余儀なくされてしまいました。

 

f:id:yugiohBoB:20200720231254p:plain

 これで『堕天使イシュタム』を手札に加えてドローしたとして、仮に手札に次の展開に繋げることが出来ないものだった場合はどうでしょう。

 

 そう、その場でターンエンドとすることになってしまうのですね。

 

f:id:yugiohBoB:20200721235326p:plain

 こうなると手札事故と同じような状況になってしまい、相手に無防備な状況を晒してしまうことになってしまいます。

 

 現にこの時も『堕天使イシュタム』でドローしたものの、手札に良いカードが来なかったのでそのままターンエンドとすることになりました。

 

f:id:yugiohBoB:20200721235259p:plain

 これは非常に宜しくないというのは言うまでも無いと私は考えます。

 

 そして、仮に『悦楽の堕天使』の効果が今回みたいに止められたとしましょう。

 

 そうなると、わざわざドローと言う賭けに出なくても『背徳の堕天使』をサーチすることで相手を牽制することが出来たのです。

f:id:yugiohBoB:20200723235549j:image

 『背徳の堕天使』は『堕天使』モンスターを手札からフィールドから墓地に送って相手モンスターを選んで破壊することが出来るカードです。

 

 相手も下手に出して破壊されたくないので、もしかすると相手は突っ込むことなく、こちらにターンが回ってくる可能性もあったのです。

 

 無防備で突っ込まれることと比べれば、相手に圧を掛けることが出来る選択肢を取れる方が勝利に繋げやすいと私は考えます。

 

f:id:yugiohBoB:20200719234947j:plain

 つまるところ結論としては、サーチ効果のあるカードを二枚手札に持っている時、『サーチ範囲の狭い方から使った方が、柔軟に対応しやすい』と私は考えます。

 

 まさに大は小を兼ねると言いますが、大局を見て戦術を変えなければいけないことがある以上、選択肢の範囲が広い方を残していた方が結果として動きやすいのですね。

 

 だいたいどっちでも似たようなものかと思われそうですが、このような細かいところで差が出るので、時と場合によりますが少し参考にしていただければ幸いです。

 

  本日は以上となります。  

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

【はい全部効果無効ぅ!】後攻の救世主、何故『冥王結界波』は強いのか?【えっ神宣?それは・・・それは・・】

 

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 リモートデュエルをする時、テンションが上がり過ぎてカラオケに行った時よりも声がカラカラになってしまう人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 いやはや、正直不思議ではあるのですが、何故かリモートデュエルをした後って喉がやたらと痛いんですね。

 

 声がデカくなり過ぎているのか、それとも若干声を半音高くして喋る喋り方になって喉に負担をかけてしまっているのか。

 

 どちらにせよ、あまりよろしくはないなと思っているので早急に対策を打たなきゃだなとは思っている所存だったりします。

 

 さて今回は『後攻の救世主、何故『冥王結界波』は強いのか?』について語らせて頂きたいと思います。

f:id:yugiohBoB:20200722234327j:image

 今回の記事は『『冥王結界波』は強いって聞くけど、なんだかんだで最近は入れている人あんまり多くなくない?』と思われている人に再び『冥王結界波』の魅力を思い出してもらえればなと思います。

 

 では、参ります。

 

 皆様『冥王結界波』はご存じでしょうか?

f:id:yugiohBoB:20200720231433j:plain

 ある意味現代遊戯王において革命を起こしたと言っても過言ではないこのカードですが、戦闘ダメージをゼロにする代わりに、相手のフィールドのモンスターの効果を全て無効にするという効果を持っております。

f:id:yugiohBoB:20200722234338p:image

 この効果だけでも十分に強いのですが、特筆すべきはその次に書かれている効果です。

 

 そう、この効果は相手のモンスター効果で無効にすることが出来ないというものです

f:id:yugiohBoB:20200719235301p:plain



 これにより相手がいかに無効化能力を持っているカードを並べようと、全て無かったことに出来るという優れものなカードなのですね

 

 しかしながら最近では『禁じられた一滴』が台頭している為『どうせ入れるのであれば『禁じられて一滴』で良くない?』と言われてしまうのですね。

f:id:yugiohBoB:20200722234408j:image

 というのも『禁じられた一滴』は速攻魔法ですし、攻撃力半減させてくれますし、手札から魔法や罠を捨てれば、魔法・罠の効果で妨害されなくなるからですね。

 

 ですので小回りが利くという面もあって『禁じられた一滴』を使われることが多いと私は考えます。

 

 そんななかでも、私が『冥王結界波』が強いと考える理由は以下の三点です。

 

  • 手札を大量消費するデッキでも使うことが出来る。
  • 確実にフィールド全体を一枚で無効化するという信頼感
  • 盤面を一掃された時の相手の損失の大きさ

 

(1)手札を大量消費するデッキでも使うことが出来る。

f:id:yugiohBoB:20200722234422j:image

 『禁じられた一滴』は確かに強力です。

 

 しかしながら痛い点としましては手札をコストとして捨てなければいけないことが挙げられます。

f:id:yugiohBoB:20200722234440p:image

 昨今では墓地効果を使って特殊召喚することが出来たりするカードも増えましたが、これはやはり多くのデッキでは辛いところではないかと私は考えます。

 

 それに確かにフィールド上の効果は『禁じられた一滴』で止めることが出来ます。

 

 しかし相手が手札誘発を握っていないとは言い切れないのですね

f:id:yugiohBoB:20200722234455j:image

 『禁じられた一滴』自体は手札誘発では止められませんが、それ以降のモンスター効果は手札誘発で止めることが出来るんですね。

 

 手札誘発の存在を考えると、あまりデッキパワーの無いデッキで無暗に手札を減らすのは得策ではないと私は考えます。

 

 もし、手札を無暗に減らした後、さて安心して展開出来るぞと思って展開しようとした時に『灰流うらら』などで止められたらどうでしょう。

f:id:yugiohBoB:20200722234533j:image

 手札がいっぱいある時であれば、止められてもカバーすることが出来るのですが、手札を捨ててしまうとなると、そこで止まってしまう可能性がぐっと上がるわけです。

 

 そうなってしまうと、折角無効にしたモンスター達を除去することが出来ないまま再び相手にターンを渡すことになるのですね。

f:id:yugiohBoB:20200722234602j:image

 こうなってしまうと本末転倒なんですね。

 

 ですが、『冥王結界波』は一枚で解決することが出来ます。

 

 『冥王結界波』が一枚で解決することが出来たからと言って、手札誘発を躱し切ることは出来るとは限りませんが、後攻だと手札が残り五枚になっています

f:id:yugiohBoB:20200722234643p:image

 手札が五枚あって上手く躱しきれないのであれば、後一枚あったところでどうにか出来るとは私は考えにくいと思います。

 

 この一枚で効果を完結させることが出来ることこそ『冥王結界波』の強みの一つだと私は考えます。

 

(2)確実にフィールド全体を一枚で無効化するという信頼感

f:id:yugiohBoB:20200722234706j:image

 『禁じられた一滴』の場合、実を言うと結構シビアだったりするのですね。

 

 例えば手札を三枚捨てて、相手フィールドにいる三体のモンスターを選ぶ訳ですが、この時に相手のモンスターの数が変動してしまうと不発になってしまうのですね。

f:id:yugiohBoB:20200722234801j:image

 

 こうなると、無駄に手札を捨ててしまったということになりかねないのです。

 

 一方『冥王結界波』は罠や魔法で止めるられますが、昨今のバック軽視の環境を鑑みると比較的と通りやすいのではないかと考えるのですね。

 

 そもそももし『神の宣告』などで止めることが出来るのであれば『禁じられた一滴』も罠を都合よく捨てなければ止められるので『禁じられた一滴』なら大丈夫だとは言い切れないわけです。

f:id:yugiohBoB:20200722234832j:image

 と考えると、成功率の高いこの『冥王結界波』は、使えばちゃんとした成果を出してくれるのでありがたいのではないかと考えます。

 

(3)盤面を一掃された時の相手の損失の大きさ

f:id:yugiohBoB:20200722234912p:image

 よく『冥王結界波』を使うとなるとこういう話を聞きます。

 

 『『冥王結界波』で例え効果無効にしたとしても戦闘ダメージがゼロになるんやったら意味なくない?

f:id:yugiohBoB:20200722234939j:image

 この意見ですが、確かにそうだと思います。

 

 『禁じられた一滴』だと攻撃力を半減させることが出来るので弱いモンスターでも戦闘破壊をすることが出来ますし、ダメージも入れることが出来ます。

 

 こう考えるとやっぱり『禁じられた一滴』の方が良いんじゃないかと思われますよね?

 

 しかしながらこう考えてみてはいかがでしょうか。

 

 後攻でワンキルを決めることだけが遊戯王じゃないと。

f:id:yugiohBoB:20200722235005j:image

 確かに『禁じられた一滴』であればダメージも与えることが出来ます。

 

 しかし、手札を大きく消費しておりますので、攻撃し終えたあとで構える盤面が手札が十全にある時よりも控えめになると私は考えます。

 

 となれば、頑張ればひっくり返すチャンスを相手に与えてしまいやすいのではないかと考えるわけですね。

f:id:yugiohBoB:20200722235040p:image

 しかしながら『冥王結界波』の場合、手札をあまり消費していないので手札が少ないのですね。

 

 故に『禁じられた一滴』の時よりも、バトルを終えた後に相手に渡す妨害盤面を強くしやすいのではないかと考えるのです。

 

 となれば、その時にはダメージを与えることは出来ませんが、相手にターンを渡したうえで相手の動きを完全にシャットアウトすることが出来るのですね。

f:id:yugiohBoB:20200722235103p:image

 後は悠々とこちらのターンでライフを削り取れば良いのではないかと私は考えます。

 

 正直なところ、2000削ってから6000削るのと、最初は削れないけど一気に8000削るのってあまり変わらないと私は考えます。

 

 それにライフが3000になったものの妨害するカードが一枚の状況と、確かにライフ自体は8000残っているものの妨害するカードが三枚ある状況

 

 先攻で展開するのにカードをある程度使ってしまっていて、手札やデッキのリソースが削られている状況で、はたしてどちらの方が相手は動きやすいでしょうか?

f:id:yugiohBoB:20200722235137p:image

 そのターンでケリをつけることは出来ないものの、次のターン相手に動かさせないという状況を作ることが出来ることは『冥王結界波』の魅力であると私は考えます。

 

 以上が私の『冥王結界波』の強みであると考えます。

 

 遊戯王のカードは短期的な目で見ると損をするように見えても長期的な目で見てみるとデュエル展開を有利にするカードというものがあります。

 

 わかりやすい『禁じられた一滴』と言うカードがあるので『冥王結界波』は二の次になってしまうことがあるのですが、それでも長期的な視点で考えると非常に有効なのではないかと私は考えます

f:id:yugiohBoB:20200722235206p:image

 ついつい早急に決着をつけたくなりますが、そこは焦らずしっかりと勝利を掴んでいきたいものです。

 

 本日は以上となります。  

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

 

 

【持つべきものは友達か?】同じ遊戯王をする間でもちょっと違う?遊戯王友達の間柄とは?【そう、それはまるでアニメのように】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 『夢は終わらねぇ!』的なノリで大塚 明夫さんボイスで『汗が止まらねぇ』と言ってみたい人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 正直なところ低音で渋い感じを漂わせるイケボに憧れております。

 

 というのも私自身声が高いのでどうしても締まらない感じがするのですね。

 

 どうせなら一言で全てを収めることが出来るくらい迫力のある低音ボイスイケオジになりたいものです。

 

 そんなことはさておき今回は『同じ遊戯王をする間でもちょっと違う?遊戯王友達の間柄とは?』について語らせて頂きたいと思います。

f:id:yugiohBoB:20200629234107j:plain

 今回の記事は『何故かこいつには負けたくないんよな・・・』と思う方や『こいつと相手をすると緊張する』みたいな経験をされた方の参考になればと考えます。

 

 では参ります。

 

 皆様、遊戯王をしている時って楽しいですよね?

f:id:yugiohBoB:20200629234107j:plain

 『別に楽しくないわ』って言っておられる方がいらっしゃいましたら、金髪ツインテールツンデレちゃん(CV東山さん)だったら『是非、うちの嫁に』と思うばかりです。

 

 そんなことはさておき、大体の方が遊戯王をしている時は楽しいと思います。

 

 皆でわいわいとしながら過ごす時間は何者にも代え難いと思います。

 

 しかしながら同じ友人のなかでも『何となく違和感がある』と思われる方がいらっしゃると思います。

f:id:yugiohBoB:20200629234533j:plain

 かくいう私も実のことを言うと、同じ遊戯王をする友達でも妙に関係性が違うなと思うのですね。

 

 では一体それは何かと言いますと以下の三点です。

  • 友達
  • ライバル
  • 格上

 

(1)友達

f:id:yugiohBoB:20200721234922j:image

 文字通り普通の友達です。

 

 これの分類に当てはまる人は『交流会で知り合った人』『Twitter上で知り合った人』『遊戯王以外でも仲が良い友達』があてはまります。

f:id:yugiohBoB:20200629234930j:plain

 これらの人は大体カジュアルな方が多く、勝敗を決めるというよりもどちらかと言うと『見て下さいよぉ。うちの子(デッキ)すごくないですかぁ?』とお互いがお互いに自慢し合うみたいな関係性であることが多いかなと思います。

 

 この間柄とやる人の場合、どちらかと言いますと比較的お互いが楽しめるような制圧を行わずに殴り殴られということを楽しむようにしています。

 

 とは言え、決して勝たなくても良いというものではありません。

 

 もちろんのこと勝つことを前提としつつも、相手の動きも出してもらってそのうえで勝つことが出来たら良いなぁという心持なのですね。

f:id:yugiohBoB:20200704235512j:plain

 そして、そこで勝てれば嬉しいのですが、例え負けたとしても相手のデッキの動きを見ることが出来たのでやっぱり満足だったりします。

 

 この時は相手のデッキの良いところを見つけて、デュエルをし終えた後に『そのデッキのこういう点良かったですね!』と言えたりもします。

 

(2)ライバル

f:id:yugiohBoB:20200704235634j:plain

 この『ライバル』に当てはまる人は当然のことながら『この人に負けたくない』と思った人が当てはまります。

 

 私の個人的なもの差しになりますが『ギリギリで負けたりして悔しい思いをした人』や『屈辱的な負け方をした人』はライバルだと思うことがあります。

 

 これらのタイプの人ととの楽しみは、やはりどちらが勝つかですね。

f:id:yugiohBoB:20200721235002j:image

 というのも、こういうタイプの人に多いのが相手の動きを封殺して勝ったり、それこそ後攻ワンキルとかする方が多いのですね。

 

 封殺をされてしまうと、折角手間暇かけて作ったデッキがただ指をくわえて待っているだけとなってしまうことがある訳です。

 

 そうなると私としても不服な訳ですね。

f:id:yugiohBoB:20200719234455p:plain

 ですので、そういう時になれば貴方がそういうデッキを使うのであれば、それじゃあ・・・・勝ちにいかせてもらう!と私も思う訳です。

f:id:yugiohBoB:20200712233726p:plain

 そして、相手に勝つことに拘ったデッキを使ったりして、純粋な勝ち負けを楽しむということが多くなるわけですね。

 

 ちなみにこの時に負けると素でかなり悔しいです。

f:id:yugiohBoB:20200721235042p:image

 お風呂場で一人反省会をしたり、夜な夜な思い出したりするレベルで悔しかったりするのですね。

 

 これが封殺される云々の前に『自分のデッキの拙さが原因で負けた』時には家の枕が血の涙で真っ赤になるレベルで悔しがります(嘘です)

f:id:yugiohBoB:20200721235124p:image

 それが次のバネになったりするのでこういう関係性も有難いなと思います。

 

 というのも、こういう人たちとやっておかないと『勝つことよりもエンターテインメント!』みたいなデッキに走るようになってしまうのですね。

f:id:yugiohBoB:20200721235207j:image

 そうなってしまうと『他人とデュエルする意味なくない?』と私は私自身に思ってしまうのですね。

 

 『それこそYouTubeで『すごい動き動画』みたいなので出したら?』となるので、いかに勝つ為に動かせるかということを思い出させてくれる人の存在は有難いのですね。

 

(3)格上

f:id:yugiohBoB:20200721235220p:image

 個人的なこれの条件は以下の三つが揃っている人です。

(最後の一つはあってもなくても良いです)

  • 何回やってもまず勝てない。
  • 全力を出しても負ける。
  • 自分と同じカテゴリを使っても自分よりも強い。

 この人たちとやる時はもうかなりガチです。

f:id:yugiohBoB:20200721235243p:image

 なんせこっちが全力の動きを見せたとしても勝てないからです。

 

 この人たち相手に『相手の全力を引き出してぇ』なんて言っていたら、ライフを一気に引きずり出されます。

f:id:yugiohBoB:20200721235259p:image

 運を味方につけつつ、いかに無駄のない動きをするかを強いられる。

 

 そして万が一こちらがミスした瞬間、一気に攻められて敗北するというなかなかのハードゲームだったりします。

 

 しかもこういう人ってガチデッキを使っていないのに強かったりするのですね。

 

 本当になんと言いますか、よくもまあそのカテゴリにここまで追いつめられるとは思わなかったということをしてきたりします。

 

 ただ、実を言うとこの人たちとはあまりデュエルしたくなかったりします。

 

 理由は一つです。

 

 マジで疲れる。

f:id:yugiohBoB:20200721235326p:image

 こう見えても私、八時間ぶっ通しでデュエルをしても全然へっちゃら民なのですが、格上の人達と三戦くらいすると、頭が痛くなってきます。

 

 というのも緊張感が段違いなのですね。

f:id:yugiohBoB:20200721235446p:image

 

 『こいつで攻撃します』『ホンマにそれでええのん?』という会話だけでも正直ドキドキするので体力が持たないのですね。

 

 ですので、デュエルをするのであれば『友達』か『ライバル』くらいの人だと助かるなぁと思います。

 

 ただし、こういう格上の人ですが、すごい良い人も多いのですね。

 

 デッキの相談とかしたりすると、親身になって教えてくれたりしはるのですごく感謝の極みなのです。

(そのうえで叩き潰したりしますけどね(泣))

f:id:yugiohBoB:20200721235505p:image

 ですので、是非とも友人には欲しいタイプではあるのですが、デュエルをする時は魔剤片手にチャレンジしなきゃかなと思います。

 

 以上が私の考える遊戯王友達の間柄ですね。

 

 正直なところ友達というのはありがたいものです。

 

 同じ趣味に付き合ってくれる友達というのは本当にかけがえのない存在で、この人たちがいないと遅かれ早かれ遊戯王を辞めることになるだろうと思うからですね。

 

 この年になると結婚とかで遊戯王が出来なくなったといって引退する人も現れます。

 

 ですので、今残っている友人に最大の感謝を送りたいと私は考えます。

 

 本当に皆様、ありがとうございます。

 

 本日は以上となります。  

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

 

 

 

 

 

 

【まさに三種の神器】禁断のスパイス?神の○○シリーズをデッキに入れると起こる変化【自分も最初は抵抗がありました】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 このかなり暑い日に自分の体から発する熱によってもだえ苦しんでいる思わず志々雄かよと突っ込まれそうな人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 正直に言いましょう。

 

 めちゃくちゃ暑いです。

 

 体温自体はおそらくそこまで高くないとは思うのですが、体感温度がえげつないです。

 

 こうなってくると本当に辛いところなんですよね。やだやだ。

 

 さて今回は『禁断のスパイス?神の○○シリーズをデッキに入れると起こる変化』という話をさせて頂きたいと思います。

f:id:yugiohBoB:20200720231158j:image

 今回の記事は『えぇ汎用罠を使うの?』とデッキに汎用罠を入れるのに抵抗感のある方の参考になれば幸いです。

 

 では参ります。

 

 以前デュエルをした時にこんなことがありました。

 

 相手の方が伏せを三枚セットされていたので『よっしゃあ動くで』と展開しようとしたのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231225j:image

 ですが・・・。

 

ボブ『○○召喚』

相手の方『神の宣告で』

ボブ『○○を特殊召喚効果っ!』

相手の方『神の通告で』

ボブ『死者蘇生発動』

相手の方『すみません。神の警告で』

 

 正直かなりへこみました。

f:id:yugiohBoB:20200720231254p:image

 

 私自身『汎用性の高い罠』というものがあまり好きではありませんでした。

 

 というのも、昔友達とやっていた頃に罠ガン積みの外道ビートに完膚なきまでにボコボコにされて良い思い出がなかったのですね。

 

 『罠で動きを止めて、モンスターを召喚してチクチクするだけのデッキなんざ何が楽しいねん』と思っていました。

f:id:yugiohBoB:20200720231308p:image

 そして、どうせ組むなら汎用罠を入れずに、カテゴリの罠を使って個性を活かした方が良いというのが私の信条だったわけです。

 

 そんな訳で『神の宣告』等の汎用罠を食らい『クッソクッソ』と感じていたのですが『こういう妨害が出来ないデッキは汎用罠が必要なんですよね』という話を聞き、こう思ったのです。

 

なるほど。確かに強かったな』と。

f:id:yugiohBoB:20200720231410p:image

 『良いものは取り入れる』というのも私の主義です。

 

 確かにその時のデュエルでは何だかんだで事あるごとに『神の○○』シリーズにひっかかり何だかんだで敗北しました。

 

 確かにその方の言う通り『神の○○シリーズ』を入れるのって妨害が少ないデッキにとって救世主になるんじゃないかと思ったのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231433j:image

 今の自分のデッキも強くしたいと思い、さっそくデッキに入れてみた結果。

 

 すごくデッキ自体がスッキリとまとまって、かなり使いやすくなったのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231450p:image

 では、何故スッキリとして使いやすくなったのか。

 

 それは以下の通りです。

  • カテゴリ固有の罠は癖が強すぎる
  • カードの効果が通りやすい
  • たとえどんな状況で引いたとしても腐りにくい。

 

(1)カテゴリ固有の罠は癖が強すぎる

f:id:yugiohBoB:20200720231625j:image

 カテゴリ固有の罠って癖がかなりキツいと思います。

 

 例えば、『○○モンスターがフィールドに存在する時に発動出来る』

 

 これは序の口ですね。

 

 ですが個人的にかなり痛いのがあります。

 

 そう『○○モンスターを手札から捨てて発動することが出来る』というコストですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231703j:image

 これシンプルに痛くて、こういうコストが必要とする罠と魔法だけ来た時、手札で腐るんですね。

 

 しかもこれが『○○カードを捨てて』なら話は変わるのです。

 

 腐っている魔法・罠を捨てれば良いだけですからね。

 

 ですが『○○モンスターを手札から捨てて』の場合、本来残しておきたいモンスターカードをコストで捨てなきゃになるのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231725p:image

 遊戯王を含めカードゲームでは手札は可能性で、徳にモンスターはそのなかでもカギになることが多いですので、その可能性を捨ててまで発動した効果は・・・。

 

 『フィールドのカードを一枚選んで破壊する』

 

 割に合わない・・・・ッ!

f:id:yugiohBoB:20200720231759j:image

 確かに昨今では+アルファな効果がついているので一概に全部が全部酷いかと言わればそうではないですが、ちょっと重いよなーと思ってしまうのですね。

 

 そう考えると『神の○○シリーズ』はある程度柔軟性に富んでいますし、ライフさえ気にしておけば発動することが出来るので非常に使いやすいと私は考えます。

f:id:yugiohBoB:20200720231815j:image

 この条件に縛られにくくハイリターンな結果を得ることが出来ることが、デッキを動かし易くする一つの要因であると私は考えます。

 

(2)カードの効果が通りやすい。

f:id:yugiohBoB:20200720231831j:image

 これまた手札からコストを捨てる系あるあるだと思うのですが。

 

 手札からコストを捨てて発動したのに、いとも簡単に普通に無効にされるのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720231840p:image

 いや、当たり前なんです。

 

 昨今の遊戯王では何だかんだで無効にする効果がありますから、そんな普通に通るとは思っていません。

 

 通るとは思っていないのですが。

 

 コストのカードの分発動した魔法・罠の分

 

 そして何より、除去をするなりして対処しようとした相手のカードが普通に健在だという事実が結構重かったりします。

f:id:yugiohBoB:20200720231854j:image

 正直、こういうディスアドバンテージが積まれていくとデュエルって負けるんだな・・・と、しみじみ思いますね。

 

 ですが、この『神の○○シリーズ』はカウンター罠なのですね。

 

 つまり相手がこれらのカードを無効にするとなると、スペルスピードを同じとするカウンター罠を使用する必要があるのです。

f:id:yugiohBoB:20200720231924p:image

 つまるところ相手がもしカウンター罠をセットしていなければ、例え効果を無効にして破壊するという効果を持ったモンスターが立っていたとしても、問題なくカードの効果を通すことが出来る訳ですね。

 

 これは非常に大きいと私は考えます。

 

 カードの効果を発動したら、そのカードの効果がちゃんと適用される。

f:id:yugiohBoB:20200720231957j:image

 すごく当たり前のことを言っていると思います。

 

 しかし、昨今の遊戯王では発動したいと思ったカードが普通に通るのは当たり前ではなくなっているのは言うまでもないと思います。

 

 自分の望んだ結果が通りやすいというのは安定感という面では非常に大きいと思います。

 

(3)たとえどんな状況で引いたとしても腐りにくい。

f:id:yugiohBoB:20200720232101p:image

 固有罠などを見ますと『この状況に来られてもなあ』ってことありませんか?

f:id:yugiohBoB:20200720232122j:image

 例えば先ほども言いました通り、手札にコストとなるモンスターがいないのに『手札からモンスターを捨てて』と書かれた効果のカードが来ると腐ってしまいますよね?

 

 それが先攻に押し寄せたとしたら・・・正直悪夢以外の何物でもありません。

 

 しかしながら『神の○○シリーズ』は大抵の場合、どんな状況で引いても腐りにくいのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720232133p:image

 先攻でまとめてきても『ああ妨害しやすいからラッキー』と思います。

 

 中盤だと相手が油断したところを邪魔することが出来るので『まあ悪くない』となります。

 

 流石に『神の宣告』以外は終盤でライフの無い時に来られるとキツいですが、使いようによれば思わぬ一撃を相手にお見舞いすることが出来るのですね。

f:id:yugiohBoB:20200720232226p:image

 このように大抵の場合で腐りにくいというのは安定という面では非常に大きいと思います。

 

 これは私の持論ですが、遊戯王いかにドローの質を上げるかが求められるゲームだと思っています。

f:id:yugiohBoB:20200720232202p:image

 ですので、引いたカードが有効に使えるカードである確率を上げれば上げるほど勝利に繋がりやすいのではないかと思う訳ですね。

 

 そう考えると『神の○○シリーズ』はデッキを安定させるという意味では非常に有効な一手であると私は考えます。

 

 以上が私が考える『神の○○シリーズ』を入れることでデッキがスッキリとした理由です。

 

 確かにこういう汎用性の高い罠って入れ過ぎると個性を潰すカードではあります。

 

 しかしながら適度に運用することで、今まで事故って負けていたデッキを勝利に繋げることが出来たりするので、ありがたいなと思うばかりです

f:id:yugiohBoB:20200720232249p:image

 ちなみに私は『神の宣告』二枚、『神の警告』一枚、『神の通告』一枚を入れています。

 

 このバランスってなんだか絶妙にマッチすると私は考えます。

(理由は・・・何となくです!!)

 

 皆様も『ちょっと安定感が欲しいな』と思った際はこの『神の○○シリーズ』を入れてみてはいかがでしょうか?

 

 本日は以上となります。  

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

 

 

 

【神の中で注目はされていた】目指せ攻撃力無限大?オシリスの天空竜の魅力【手札の数だけ強くなれるよ】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 暑い暑いと思いながらジュースを飲んでいたら、テーブルがよく漫画に出てくるアルコール依存症のオッサンみたいみたいになっている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 いやはやペットボトルでジュースをよく飲むのですが、今ふと気づいてみたら乱立しているわけですね。

 

 無限の剣製ならぬ無限のペットボトル貯蔵ですよ。

 

 『いくぞ英雄王、ペットボトルの貯蔵は十分か?』とか思わず思ったのですが誰も得のしない貯蔵なので、粛々と片付けるのみであります。

 

 さて今回は『目指せ攻撃力無限大?オシリスの天空竜の魅力』についてお話させて頂きます。

f:id:yugiohBoB:20200719234121j:image

 今回の記事は『ラーやオベリスクは使ったことあるけどオシリスはなぁ』って方の参考になれば幸いです。

 

 では参ります。

 

 皆様、条件によって攻撃力が変動するモンスターはお好きでしょうか?

f:id:yugiohBoB:20200719234150j:image

 考えてみれば色んなモンスターがいるわけですね。

 

 『トラゴエディア』や『天穿覇龍ドラゴアセンション』等まあ色々と個性の強いモンスター達がいる訳です。


f:id:yugiohBoB:20200719234229j:image

f:id:yugiohBoB:20200719234226j:image



 こういうモンスターですが一部のファンからかなり人気があります。

 

 そしてこういう手札の枚数で攻撃力が変動するものでもっとも上昇率の高いカードこそ初代主人公、武藤 遊戯が使っていた『オシリスの天空竜』なのです。

f:id:yugiohBoB:20200719234121j:image

 このオシリスの天空竜ですが、デザインや昔では考えられない、的な攻撃力の高さに心惹かれるものがありました。

f:id:yugiohBoB:20200719234406j:image

 その昔『オシリスの天空竜』が付属された『遊戯王デュエルモンスターズ4最強決闘者戦記』の遊戯編を買ってテンション爆上げになっていたのは良い思い出です。

(もっとも海場編や城之内編と比べて遊戯編はクソ弱すぎる為に兄と通信対戦をした時はいつも負かされていましたけどね)

 

 ですが、そんなオシリスの天空竜ですが非常に使いにくいのですね。

f:id:yugiohBoB:20200719234426p:image

 安定した攻撃力をもつ『オベリスク巨神兵』や大幅なサポートを受けて強化されたラーの翼神竜と比べると、手札の枚数で攻撃力が変動するトリッキーの効果ゆえに一部のマニアックなファンを除いて何となく使われていないような気がするのですね。

 

 そもそも言いますと、このカードを出すまでに手札を消費してしまうので、出したものの攻撃力2000とかになることが多々あるのですね。

 

 そうなるとあんまりパッとしないなと思われる訳です。

f:id:yugiohBoB:20200719234455p:image

 しかしながら、このオシリスの天空竜ですが下手をすると他の神をも凌駕する圧倒的な能力を持っているのです。

 

 では一体、『オシリスの天空竜』って何がそんなに魅力的なのか。

 

 私の考える『オシリスの天空竜』の魅力は以下の通りです。

  • 手札にありさえすれば意外と簡単に出せる。
  • 専用デッキを組めば高火力も夢じゃない
  • 攻撃力2000以下の奴を破壊し尽くす性能美

 

(1)手札にありさえすれば意外と簡単に出せる

f:id:yugiohBoB:20200719234510p:image

 『オシリスの天空竜』ですが、場に三体も用意して出すのって大変だよなあ。と思われるかもしれません。

 

 しかも召喚権はこのカードを出すのに使うので、召喚権を使わずに場に揃える必要があるとなると思ったよりも大変だと思われることだと思います。

 

 もっとも召喚権を使った後で『召喚権を増やすカード』を使って無理やり召喚権を増やすことも可能と言えば可能ですが、正直なところ面倒ですよね。

 

 しかし流石は近代の遊戯王

 

 アドバンス召喚に優しいんですよね。

f:id:yugiohBoB:20200719234526p:image

 っていうか、手札に『オシリスの天空竜』があれば意外と簡単に出ます。

 

 例えばですが、『緊急テレポート』や『ワン・フォー・ワン』を使って『サイキック・リフレクター』を出します。


f:id:yugiohBoB:20200719234638j:image

f:id:yugiohBoB:20200719234643j:image

f:id:yugiohBoB:20200719234635j:image

 そこからいつもの流れで『水晶機巧ハリファイバー』を出し機械族チューナーを出します。

f:id:yugiohBoB:20200719234655j:image

 そしてリンク3で『幻獣機アウラーロドン』を出すことによって召喚権を使わずにトークンを3体出すことが出来るので、そのままリリースして攻撃力4000の『オシリスの天空竜』を出すことが出来ます。

f:id:yugiohBoB:20200719234703j:image

 また『終末の騎士』を使って『D-HEROディアボリックガイ』を落とします。


f:id:yugiohBoB:20200719234725j:image

f:id:yugiohBoB:20200719234721j:image


 そして墓地のディアボリックガイの効果を使ってもう一体を特殊召喚して『聖騎士の追想ゾルデ』を出します。

f:id:yugiohBoB:20200719234826j:image

 『聖騎士の追想ゾルデ』の②の効果を使って装備魔法を一枚送り『天帝従騎イデア』を出し、その効果で『冥帝従騎エイドス』を出すことによって召喚権を増やして、そのまま『オシリスの天空竜』を出すことも出来るのですね。


f:id:yugiohBoB:20200719234911j:image

f:id:yugiohBoB:20200719234914j:image



 このように現代の遊戯王の力を持ってすれば三体リリースなど意外と簡単に出来るのですね。

 

 手札一枚から4000のモンスターを出すことが出来れば、かなり優秀なのでは?と私は考えます。

 

(2)専用デッキを組めば高火力も夢じゃない

f:id:yugiohBoB:20200719234936p:image

 このカードですが手札の数×攻撃力が1000ポイント上がるというトリッキーな効果を持っています。

 

 つまり十枚あれば攻撃力10000です。かなりヤバイですね!

f:id:yugiohBoB:20200719234947j:image

 ただそんなに手札が溜まらないという意見もあると思います。

 

 ですが『TGハイパー・ライブラリアン』などのやたらとドローを加速するギミックはもちろんのこと。

f:id:yugiohBoB:20200719235030j:image

 墓地回収を得意とするギミックを使用することによって手札を溜めることも可能なのですね。

 

 あとすごく忘れられがちなのですが。

 

 攻撃力が6000とかでも十分な火力なんですよね。

f:id:yugiohBoB:20200719235048p:image

 ついつい手札の数×攻撃力の奴を見ると『6000じゃ足りねぇ』というジャンキーめいたことを言いたくなります

 

 しかし、私が大好きな『@イグニスター』の切り札『ジ・アライバル・サイバース@イグニスター』が素材六体使ってようやく攻撃力6000なんですよね。

f:id:yugiohBoB:20200719235115j:image

 これをみても分かる通り、攻撃力6000って単純に『突破出来るか?これ』となりかねないんですよね。

 

 そして何より『オシリスの天空竜』を攻撃で倒すことが出来るのかって問題があるのですね。

 

 それはどういうことかと言いますと次の話になります。

 

(3)攻撃力2000以下の奴を破壊し尽くす性能美

f:id:yugiohBoB:20200719235148j:image

 先攻で『オシリスの天空竜』を出すとします。

 

 すると相手は攻撃表示で召喚、特殊召喚をする度に『攻撃力が2000』減らされます

f:id:yugiohBoB:20200719235230p:image

 減らされるだけなら問題ないと思われるかもしれませんが、この効果に続きがあります。

 

 この効果によって攻撃力が減らされて攻撃力が0になったモンスターは破壊されます。

f:id:yugiohBoB:20200719235217p:image

 『・・・・・ん?』となりますよね。

 

 つまり、先攻で『オシリスの天空竜』を出してしまえば、相手の大抵のモンスターが出た瞬間死ぬということなのですね。

 

 通常召喚、特殊召喚せずにモンスターを展開することが出来ますか?と聞かれたらよほどのことがない限り答えはNOだと思います。

f:id:yugiohBoB:20200719235301p:image

 オシリスは『出オチ神』だったのかもしれませんねぇ。

 

 ただ残念なことに後攻だとあまり効果が無い(守備でエクシーズ召喚されたりすると効果が発動しない為)ので、先攻一ターン目が一番輝きます。

 

 先攻一ターン目に出すことによって、相手はモンスターを出した瞬間、次には破壊されているということになるので、よっぽどのことが無い限り相手はセットエンドを強いられるわけです。

 

 もっとも『簡易融合』からの『重装機甲パンツァードラゴン』とか『サンダー・ボルト』等で対応できなくもないですが、まあその時は運が悪かったってことで諦めるしかないんですけどね。


f:id:yugiohBoB:20200719235451j:image

f:id:yugiohBoB:20200719235447j:image

f:id:yugiohBoB:20200719235443j:image



 ただ、先攻で出された時の『あ、これ詰んだ』って感じは『虚無魔人』+妨害盤面を敷かれた時の絶望感に似ていると思います。

f:id:yugiohBoB:20200719235516j:image

 下手をすれば『オシリスの天空竜』はほっておくと攻撃力が上がりますので、余計に質が悪いとも言えるんですね。

 

 このように圧倒的な神の威光を魅せることが出来るのが『オシリスの天空竜』の魅力であると考えます。

 

 以上が『オシリスの天空竜』の魅力なんですね。

 

 『オシリスの天空竜』自体は安定性に欠けるモンスターなのですが、その分の可能性は無限にあると私は考えます。

 

 オシリスデッキ・・・・実に作ってみたいですね!(作りたいデッキが多過ぎて保留が溜まっているんですけどね)

 

 今回の記事を読んで頂き、もしオシリスデッキに興味が出ましたら是非とも作って頂けたら幸いです。

 

 本日は以上となります。 

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。  

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。

 

 

【効果を無効化する訳でもない】思わぬ伏兵。本当は強い手札誘発『儚無みずき』の強さ【灰流うららの陰に隠れた強カード】

うも皆様おはこんばんにちは。

 

 新しいデッキを作ろうとしたものの、デッキパーツが足りなさ過ぎて集めるのが面倒に思っている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 最近は新弾のテーマを組むことが多かったのですが、最近昔のテーマを作ってみようと思い、家のなかのストレージを探してみたのですが、まあないんですね。

 

 というのも昔は箱買いというものをしておりませんでしたから、全体的に揃ってないことの方が多いのですね。

 

 ですから、新しいデッキを作ろうと思うとカードショップに行くなり、フリマアプリで買うなりしないといけないのですね。

 

 これがまあ面倒くさい。

 

 外に出るのも面倒ですし、フリマアプリを起動してそこからカードを探してコンビニに振り込みに行って届くのを待つのも面倒臭いんですね。

 

 あぁ欲しいカードが降ってきて欲しいです。

 

 さて今回は『思わぬ伏兵。本当は強い手札誘発『儚無みずき』の強さ』について語らせて頂きたいと思います。

f:id:yugiohBoB:20200718233824j:image

 今回の記事は『儚無みずきなんて使ったことないよ』と思っている方の参考になれば幸いです。

 

 では参ります。

 

 皆様『儚無みずき』というカードをご存じでしょうか?

f:id:yugiohBoB:20200718233938j:image

 このカードですが、手札から捨てることで発動する俗言う手札誘発です。

 

 その効果は『相手がメインフェイズまたはバトルフェイズに効果モンスターが特殊召喚すれば、その攻撃力分ライフを回復する』というものです。

 

 デメリットとしてそのターン中に相手が特殊召喚をしなければ自分のライフが半分になってしまうのですが、そこは上手く使って頂くことで回避することが可能となる訳ですね。

 

 さて、このカードですが・・・・。

 

 実はあまり採用されていません。

f:id:yugiohBoB:20200718233956p:image

 それは何故か。

 

 『灰流うらら』の存在ですね。

f:id:yugiohBoB:20200718234108j:image

 『儚無みずき』は残念なことに効果を無効にする効果はありません。

 

 それ故に相手の展開を阻害することが出来ないのですね

f:id:yugiohBoB:20200718234130p:image

 こうなると、相手は『儚無みずきがどうした!そのまま押し切ってやる』とガンガンぶん回して制圧盤面を作ろうとする・・・と思われるのですね。

 

 折角手札誘発を投げたのに制圧盤面を作られては困るので、それなら直接動きを止めることが出来る『灰流うらら』や『エフェクト・ヴェーラー』。


f:id:yugiohBoB:20200718234108j:image

f:id:yugiohBoB:20200718234210j:image



 そして特殊召喚することは許すけど突破出来る可能性を増やすことが出来る『増殖するG』を入れた方がお得・・・なように感じるのです。

f:id:yugiohBoB:20200718234236j:image

 現に私も『儚無みずき』そんなに強くなくね?とは思っていたんですね。

 

 しかし、実際に打たれてみると話は全く変わってきました。

 

 この『儚無みずき』ですが、打たれてみると結構痛いんですね。

 

 では、この『儚無みずき』の何がそんなに痛いのか。

 

 それは以下の三点です。

  • ライフが尋常じゃなく増えると圧がえげつない
  • 相手を心理的に追い詰めることが出来る
  • 『儚無みずき』に妨害を打つと別の手札誘発が通りやすくなってしまう。

 

(1)ライフが尋常じゃなく増えると圧がえげつない

f:id:yugiohBoB:20200718234322j:image

 皆様『ライフ10000』と言われたらどのような印象を受けますでしょうか?

 

 多いですか?少ないですか?

 

 私個人的には『成金ゴブリン二枚くらいかー。まあいけるか』って感じです。

f:id:yugiohBoB:20200718234339p:image

 しかしながらこれがですねライフ20000を超えるとどうでしょう?

 

 ちょっとやばくないですか?

 

 正直、全体でダイレクトアタック出来たとしてもなかなかライフが削れんぞって圧を感じると思います。

f:id:yugiohBoB:20200718234357j:image

 ただこれなんですが。

 

 『儚無みずき』を打った状態で攻撃力2000オーバーのモンスターを6回、特殊召喚しただけでライフポイントが20000って超えるんですね。

f:id:yugiohBoB:20200718234410j:image

 しかしながら昨今の動きを見ていると、展開用のモンスターなのに、攻撃力2000を超えているモンスターって結構いるのですね。

(幻獣機アウラーロドンを想像して頂けるとわかりやすいです)

 

 しかもそれだけではありません。

 

 展開して一妨害だけということは無いと思うので、複数体妨害出来るモンスターを並べるとします。

f:id:yugiohBoB:20200718234628p:image

 複数体妨害することが出来るモンスターを並べようと思うと、ただでさえライフが回復しているのに更にライフを回復させることになるのですね。

 

 こうなってくるとライフ20000なんて余裕で越えることが出来るわけですね。

 

 そんな盤面を作ったにも拘らず、一度に20000以上ライフを削ることが出来るかと言われれば答えはNOです。

 

 そうなると、相手にまたターンを渡してしまうことになりますよね

 

 つまり相手からすれば、手札が整っていなければ、最悪何もせずターンエンドをして次のドローに賭けてもお釣りが出る程のライフ差となるわけです。

f:id:yugiohBoB:20200718234650p:image

 これって純粋に考えたら恐ろしいと私は考えます。

 

(2)相手を心理的に追い詰めることが出来る。

f:id:yugiohBoB:20200718234713p:image

 さてそんな『儚無みずき』ですが、展開すればするほど相手のライフは増えてくるわけです。

 

 私の経験談ではあるのですが、このままではマズいと思いつつもそのまま相手にターンを返すのはマズいので、ライフを回復させるのを承知で妨害することが出来るモンスターを一体は立てるんですね。

 

 ただ、その最中にライフがどんどん増えていくのをみると、こんな思考になってくるのです。

 

 正直妨害も立てれたし、もうこれ以上展開する必要ないんじゃないか?

 

 これ以上展開したら相手のライフがとんでもないことになるから殴ってもちょっと残るくらいで止めておいた方が』等。

 

 『儚無みずき』を投げられるとこういう『展開することが出来るのに展開することを躊躇する』という思考になったのです。

f:id:yugiohBoB:20200718234814j:image

 正直『灰流うらら』の場合は『ここで止められたけどもう妨害は来ないだろうからぶん回すぜ』となるのですね。

 

 止められたのは仕方ないけど、動けるのであれば全力で動くべきだからです。

f:id:yugiohBoB:20200718234827p:image

 しかしながら『儚無みずき』に関しては相手は特に妨害されていないので動けるといえば動くことが出来るのです。

 

 動けるのですが、動くと数字としてわかりやすく、自分が不利になっていく状況が示されるので心理的に不安にさせることが出来るのですね。

f:id:yugiohBoB:20200718234842p:image

 これと似たような状況になるのが『増殖するG』を打たれた時です。

 

 これも動くこと自体は出来るものの、視覚的に手札が増えていくのでこんなに展開して良いのかとプレッシャーをかけることが出来るのですね。

 

 そして、不安が最高潮に達した時、もっと行ける盤面でも自ら止めてしまうのですね。

 

 理由は簡単。

 

 『これ以上はヤバイと感じるから』です。

f:id:yugiohBoB:20200718234859p:image

 ですが、妨害盤面が少なかったり中途半端に攻撃力の高いモンスターだけが立っている状況だと、比較的突破はしやすいのですね。

 

 本来ならばもっと動かれてかなりキツイ状況だったにもかかわらず、相手に心理的なプレッシャーをかけて盤面全体の制圧力を抑えることが出来るのは『儚無みずき』の特徴の一つだと私は考えます。

 

(3)『儚無みずき』に妨害を打つと別の手札誘発が通りやすくなってしまう。

f:id:yugiohBoB:20200718234917p:image

 『儚無みずき』の存在は相手にとって非常に鬱陶しい存在だと思います。

 

 よって自分が展開しようとした時に投げられたら、間違いなく『墓穴の指名者』等の妨害札を投げてくると思います。

f:id:yugiohBoB:20200718234955j:image

 そうすると当然ですが『灰流うらら』等の本当に制圧力のある手札誘発を通すことが出来るようになるのですね。

 

 先程も書きましたが『儚無みずき』は相手の展開を止めることは出来ませんが、『灰流うらら』は動き自体を止めることが出来ます。

 

 『儚無みずき』を止めれて良かったとなっているところを『灰流うらら』でとどめを刺すことにより、本格的に相手の盤面のレベルを落とすことが出来るのですね。

f:id:yugiohBoB:20200718235253p:image

 このように斥候としても『儚無みずき』は使うことが出来るのです。

 

 以上が『儚無みずき』の強みであると私は考えます。

 

 このような便利なカードであるにも拘らず、お値段も比較的にお安めになっております。

 

 私も実際にデュエルで使われた時、かなりソワソワして控えめな盤面で相手にターンを渡したところ、一瞬にして全滅させられてひっくり返されました。

f:id:yugiohBoB:20200718235222p:image

 分かりやすく妨害出来るカードでは無いですが、ライフ回復という圧倒的な強さを体験して頂ければ強みを感じることが出来るのではないかと考えます。

 

 本日は以上となります。 

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。