うも皆様おはこんばんにちは。
新しいデッキを作ろうとしたものの、デッキパーツが足りなさ過ぎて集めるのが面倒に思っている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近は新弾のテーマを組むことが多かったのですが、最近昔のテーマを作ってみようと思い、家のなかのストレージを探してみたのですが、まあないんですね。
というのも昔は箱買いというものをしておりませんでしたから、全体的に揃ってないことの方が多いのですね。
ですから、新しいデッキを作ろうと思うとカードショップに行くなり、フリマアプリで買うなりしないといけないのですね。
これがまあ面倒くさい。
外に出るのも面倒ですし、フリマアプリを起動してそこからカードを探してコンビニに振り込みに行って届くのを待つのも面倒臭いんですね。
あぁ欲しいカードが降ってきて欲しいです。
さて今回は『思わぬ伏兵。本当は強い手札誘発『儚無みずき』の強さ』について語らせて頂きたいと思います。
今回の記事は『儚無みずきなんて使ったことないよ』と思っている方の参考になれば幸いです。
では参ります。
皆様『儚無みずき』というカードをご存じでしょうか?
このカードですが、手札から捨てることで発動する俗言う手札誘発です。
その効果は『相手がメインフェイズまたはバトルフェイズに効果モンスターが特殊召喚すれば、その攻撃力分ライフを回復する』というものです。
デメリットとしてそのターン中に相手が特殊召喚をしなければ自分のライフが半分になってしまうのですが、そこは上手く使って頂くことで回避することが可能となる訳ですね。
さて、このカードですが・・・・。
実はあまり採用されていません。
それは何故か。
『灰流うらら』の存在ですね。
『儚無みずき』は残念なことに効果を無効にする効果はありません。
それ故に相手の展開を阻害することが出来ないのですね。
こうなると、相手は『儚無みずきがどうした!そのまま押し切ってやる』とガンガンぶん回して制圧盤面を作ろうとする・・・と思われるのですね。
折角手札誘発を投げたのに制圧盤面を作られては困るので、それなら直接動きを止めることが出来る『灰流うらら』や『エフェクト・ヴェーラー』。
そして特殊召喚することは許すけど突破出来る可能性を増やすことが出来る『増殖するG』を入れた方がお得・・・なように感じるのです。
現に私も『儚無みずき』そんなに強くなくね?とは思っていたんですね。
しかし、実際に打たれてみると話は全く変わってきました。
この『儚無みずき』ですが、打たれてみると結構痛いんですね。
では、この『儚無みずき』の何がそんなに痛いのか。
それは以下の三点です。
- ライフが尋常じゃなく増えると圧がえげつない
- 相手を心理的に追い詰めることが出来る
- 『儚無みずき』に妨害を打つと別の手札誘発が通りやすくなってしまう。
(1)ライフが尋常じゃなく増えると圧がえげつない
皆様『ライフ10000』と言われたらどのような印象を受けますでしょうか?
多いですか?少ないですか?
私個人的には『成金ゴブリン二枚くらいかー。まあいけるか』って感じです。
しかしながらこれがですねライフ20000を超えるとどうでしょう?
ちょっとやばくないですか?
正直、全体でダイレクトアタック出来たとしてもなかなかライフが削れんぞって圧を感じると思います。
ただこれなんですが。
『儚無みずき』を打った状態で攻撃力2000オーバーのモンスターを6回、特殊召喚しただけでライフポイントが20000って超えるんですね。
しかしながら昨今の動きを見ていると、展開用のモンスターなのに、攻撃力2000を超えているモンスターって結構いるのですね。
(幻獣機アウラーロドンを想像して頂けるとわかりやすいです)
しかもそれだけではありません。
展開して一妨害だけということは無いと思うので、複数体妨害出来るモンスターを並べるとします。
複数体妨害することが出来るモンスターを並べようと思うと、ただでさえライフが回復しているのに更にライフを回復させることになるのですね。
こうなってくるとライフ20000なんて余裕で越えることが出来るわけですね。
そんな盤面を作ったにも拘らず、一度に20000以上ライフを削ることが出来るかと言われれば答えはNOです。
そうなると、相手にまたターンを渡してしまうことになりますよね?
つまり相手からすれば、手札が整っていなければ、最悪何もせずターンエンドをして次のドローに賭けてもお釣りが出る程のライフ差となるわけです。
これって純粋に考えたら恐ろしいと私は考えます。
(2)相手を心理的に追い詰めることが出来る。
さてそんな『儚無みずき』ですが、展開すればするほど相手のライフは増えてくるわけです。
私の経験談ではあるのですが、このままではマズいと思いつつもそのまま相手にターンを返すのはマズいので、ライフを回復させるのを承知で妨害することが出来るモンスターを一体は立てるんですね。
ただ、その最中にライフがどんどん増えていくのをみると、こんな思考になってくるのです。
『正直妨害も立てれたし、もうこれ以上展開する必要ないんじゃないか?』
『これ以上展開したら相手のライフがとんでもないことになるから殴ってもちょっと残るくらいで止めておいた方が』等。
『儚無みずき』を投げられるとこういう『展開することが出来るのに展開することを躊躇する』という思考になったのです。
正直『灰流うらら』の場合は『ここで止められたけどもう妨害は来ないだろうからぶん回すぜ』となるのですね。
止められたのは仕方ないけど、動けるのであれば全力で動くべきだからです。
しかしながら『儚無みずき』に関しては相手は特に妨害されていないので動けるといえば動くことが出来るのです。
動けるのですが、動くと数字としてわかりやすく、自分が不利になっていく状況が示されるので心理的に不安にさせることが出来るのですね。
これと似たような状況になるのが『増殖するG』を打たれた時です。
これも動くこと自体は出来るものの、視覚的に手札が増えていくのでこんなに展開して良いのかとプレッシャーをかけることが出来るのですね。
そして、不安が最高潮に達した時、もっと行ける盤面でも自ら止めてしまうのですね。
理由は簡単。
『これ以上はヤバイと感じるから』です。
ですが、妨害盤面が少なかったり中途半端に攻撃力の高いモンスターだけが立っている状況だと、比較的突破はしやすいのですね。
本来ならばもっと動かれてかなりキツイ状況だったにもかかわらず、相手に心理的なプレッシャーをかけて盤面全体の制圧力を抑えることが出来るのは『儚無みずき』の特徴の一つだと私は考えます。
(3)『儚無みずき』に妨害を打つと別の手札誘発が通りやすくなってしまう。
『儚無みずき』の存在は相手にとって非常に鬱陶しい存在だと思います。
よって自分が展開しようとした時に投げられたら、間違いなく『墓穴の指名者』等の妨害札を投げてくると思います。
そうすると当然ですが『灰流うらら』等の本当に制圧力のある手札誘発を通すことが出来るようになるのですね。
先程も書きましたが『儚無みずき』は相手の展開を止めることは出来ませんが、『灰流うらら』は動き自体を止めることが出来ます。
『儚無みずき』を止めれて良かったとなっているところを『灰流うらら』でとどめを刺すことにより、本格的に相手の盤面のレベルを落とすことが出来るのですね。
このように斥候としても『儚無みずき』は使うことが出来るのです。
以上が『儚無みずき』の強みであると私は考えます。
このような便利なカードであるにも拘らず、お値段も比較的にお安めになっております。
私も実際にデュエルで使われた時、かなりソワソワして控えめな盤面で相手にターンを渡したところ、一瞬にして全滅させられてひっくり返されました。
分かりやすく妨害出来るカードでは無いですが、ライフ回復という圧倒的な強さを体験して頂ければ強みを感じることが出来るのではないかと考えます。
本日は以上となります。
もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。
本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。