どうも皆様おはこんばんにちは。リモートデュエル用にマイク付きのイヤホンを買おうと思うものの、さてなんて言い訳をつけて買いに行くかと家族の様子を伺っている隠密起動スキルE－の歩けば速攻でバレると噂されたアサシン適正ゼロのそこらへんにいるおっさんことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか？
家族がなんだかんだで自宅待機とかリモートワークで家にいることは多くて、出かけようとすると何処行くん？と聞かれてしまい、『リモートデュエル用にマイク付きのイヤホンを買いに行く』となかなか言いづらい状況なんですよね。
こういう時に『別に何処でもええやん』とか言っちゃうとかなり怪しいですし、ちょっとコンビニにとか言うのも『何を買いに行くん』と聞かれてさらに返答してということになってしまうのが面倒臭くて仕方ありません。
正直なんだかなーと言う感じですね。はい。
そんなことはさておき、今日は『手札誘発』について語らせて頂きたいと思います。
今回は個人的な雑談になりますので、少々お付き合い頂ければ幸いです。
さて少し前に『フリーのデッキに手札誘発を入れるのはアリなのか問題』が再燃しておりました。
手札誘発は折角デッキを動かそうとしているのに途中で止めてしまうから良くないという意見があったり、逆に手札誘発がなければ完全に封殺盤面を作らせてしまう等と様々な意見がありました。
私個人としましてはどっちでも良いかなと思っていたのですが、ここで一つの疑念が浮かびました。
そう、『果たして手札誘発を打たれただけでデッキは本当に止まるのか』と言う問題です。
ここで私が体験した例を出してみます。
私自身も何度も手札誘発で止められて枕を濡らすことは多々ありました。
そして、いずれは自分も手札誘発を入れて相手の動きを阻害してやろうと思っていて一つのデッキに
・『灰流うらら』と『増殖するG』と言ったモンスター系の手札誘発。
・モンスター効果で止められたくないと『墓穴の指名者』『無限泡影』といった魔法・罠系のカード
以上のカードを入れたお気に入りのデッキをもって『さあ、これで俺も戦えるだけの武装は手に入れた。あとは使うのみ』と思っていた訳ですね。
いざ実戦となって『灰流うららッ！』とどや顔で投げてみたのです。
（本当に恥ずかしいくらいのどや顔でした）
これで相手は止まる。そして止まりさえすれば、後はこちらの動きを存分に発揮して相手を倒すことが出来る。
そう確信していました。
結果は。
『わかりました。じゃあこのカードを特殊召喚して・・・・・』
止まらないのです。
止まらないどころか普通に動いていて妨害盤面を作られていくではありませんか。
『なんで、俺『灰流うらら』を投げた筈なのに』と思う私をよそに、三妨害の盤面を築かれてこちらのターンが回ってきました。
結果的に言えば、手札誘発を打ったところで『ちゃんとしたタイミングに打たなければ意味が無かった』のです。
相手が何のデッキを使うか把握することが出来れば、まだ手札誘発を打つタイミングを掴むことが出来ます。
しかし、まだ何のデッキから知らない場合、手札誘発を打ったのにあまり効果が無かったということがあるんですよね。
例を出してみましょう。
相手が最初に『テラ・フォーミング』を打ってきました。
このタイミングで貴方が『灰流うらら』を持っていた時。
——果たして手札誘発を投げるべきなのでしょうか？
実を言うと『テラ・フォーミング』は発動した時点では何を加えるかはわかりません（友人同士なら教えてくれますが本当は分かりません）
よって手札誘発を投げた方が良いと思った方も、ここではまだ早いだろうと思った方も両方いらっしゃると思います。
でも、考えてみてください。
もし手札に加えるカードが『イグニスターAiランド』や『U.A.スタジアム』だった場合は絶対に止めなければいけません。
これらのカードは存在するだけでアドバンテージを生み出すキーカードとなります。
よってこれらがあるのか無いのかで結果が変わります。
必須となるフィールドカードがもし手元に無ければ、相手は下記の二択を迫られます。
- 再びこのカードをサーチする為に動くか、
- やりにくさを抱えながら無理やりデッキを動かしていく
どちらを選んでも相手はかなりの不利益を被ると私は考えます。
ですが、必須となるフィールドカードが手札に加えることが出来たのであれば、そこを基点にドンドン展開していくことが出来ます。
そうすると今度はこちらがどこで止めるか悩ましくなる為、不利益を被ることになります。
以上のように相手はそのフィールド魔法があるだけで大きく展開が変わっていくことでしょう。
ではもし『テラ・フォーミング』の効果を無効化したものの、手札に加えようとしたのが、別にあっても無くても関係のない『チキン・レース』や『転生炎獣の聖域』等だった場合はどうでしょう。
『チキンレース』は強いカードではありますがこれを引けなかったから負けた、と言う展開には繋がりませんよね？
（手札が事故っててどうしてもカードを引きたい場合であれば別ですが）
『転生炎獣の聖域』は普通に重要だから『テラ・フォーミング』潰せてラッキーなんじゃない？と思われるかもしれませんが『転生炎獣の聖域』は『転生炎獣 ベイルリンクス』をリンク召喚しただけでサーチをすることが出来ます。
となれば『テラ・フォーミング』に打つよりもその先にあるカードに打った方がより高い効果を得ることが出来るのは言うまでもありませんね？
以上のように、一つの場面でも両方の可能性がある場合があるのです。
さて、この話を聞いて相手が『テラ・フォーミング』を打った時、どちらに賭けますでしょうか？
正直なところ、どちらが正解だったのかは次の相手の一手がどうなったかということでしかわかりません。
ただ、ここで大切になってくるのが『手札誘発を使う嗅覚』になってきます。
嗅覚とはどういうことかと言いますと、手札誘発を使って止めてきた経験であると私は考えます。
色んなデッキと相手をして、その度に手札誘発を打ってみて有効だったか否かを経験していくことで積まれていきます。
『ここで打ってみたけどあまり効かなかったな』と思うことや『ここで打ってみたら意外と効いたから今度からそうしてみよう』等と言った感じですね。
また、私は経験がまだ浅いですが『自分の経験上、こういう系のカードは止めておいた方が良かった』『不確定なものには打たずに、確実に止めた方が良い時だけ止める』等というマイルールをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
こうしていくことで遊戯王をもっと楽しむことが出来るようになります。
その結果、普通に手札誘発なしでプレイングしていた時よりもプレイングが上手くなっていくと私は考えます、
（手札誘発を上手く使いこなすということはカテゴリやデッキに対する知識が豊富にあるということを意味するからです）
故に『手札誘発は苦手』という方や『手札誘発はズルい』と言う方は是非一度、お気に入りのデッキだけでも良いので手札誘発を入れてみて頂ければ良いと思います。
『高くて買えないよ』という方は『エフェクト・ヴェーラー』等の少しお安い手札誘発から初めてみても全然構いません。
このカードでも打つタイミングが刺されば十分な効果を発揮させることが出来るからです。
こうすることで『手札誘発が強い』のではなく『手札誘発を使うべきちゃんとしたタイミングで打つことが出来て上手い』と考え方にシフトして頂くことが出来れば幸いだと私は考えます。
私も昔は手札誘発嫌いでしたが、友人に使わせてもらうことで『手札誘発って無条件で強いと思ったけど、結構使うタイミングが難しいんだな』と理解することが出来たのでおススメです。
手札誘発自体、高速化している遊戯王の環境に待ったをかける存在です。
使える手は全て使って相手と楽しむ、それが遊戯王の楽しみ方だと私は考えます。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。
