どうも皆様おはこんばんにちは。新弾のパックを何だかんだで二箱買うことになり早速開封してみたところ、見事にほとんどのカテゴリが中途半端に出来上がったと言う何とも残念な結果になってしまった存在ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
どれも当たってないことは無いのです。
ですがどれも中途半端というか、キーパーツが地味に足りないと言う感じでした。
強いて言うなら『メルフィー』は今回、当たったものでも作ることが出来るかなと思ってはいました。
思ってはいたんですが必須パーツとなる『魔獣の懐柔』の値段が下手をしたら普通のデッキが買えるくらいのお値段で取引されているのを見て、そっと引き出しにしまい込むことにしました。
KONAMIよ。新弾を買ってそのカテゴリで組んだらすぐに戦えるようにしてくれ。
どれも必須パーツがストラクだったり、前のパックに収録されているものが必要だったりするのはキツいんですよね。どうかこの思い届いて欲しい。
さて、今回は色々賑わしている『ソリティア』の是非について私に考えをお話させて頂きたいと思います。
この記事を読んで頂くことによって相手が『ソリティア』をした時に少しだけ楽しくなるようになれればなと思います。
遊戯王において『ソリティア』というのは『相手に抵抗を許さず展開する行為』を差します。
どうしても遊戯王はコンボデッキの方が多いので、コンボにコンボを重ねることによって1ターンが長くなる傾向にあります。
ですので、相手プレイヤーは手札誘発で止める必要があるのですが、手札に来ない場合があるのでその場合だと何もせぬまま相手に展開されてしまうことがあります。
更に言えば手札誘発で止めようとしたところを『墓穴の指名者』で防がれでもすれば更にもう一枚妨害札を握っていない限り相手のソリティアを止めることが出来ません。
そうなればこちらは座ったまま、ずっと相手が動かしているのを傍観することを強いられます。
そうなった時の退屈さは尋常じゃないのは言うまでもありません。
よって『ソリティア』はルール違反ではないもののマナー違反だと思われる方が多いのです。
でも、そこで考えてみました。
遊戯王において先攻をとった相手が『セット➡ターンエンド』とした時、自分が『墓穴の指名者』等の手札誘発を防ぐことが出来る手札を持っていたとして。
後攻のプレイヤーはソリティアじみた動きをしないのでしょうか?
答えはNOです。
むしろ相手が事故ったことを確認して『一ターンでケリをつけてやろう』と活き込んで全身全霊で回すと思います。
相手が事故ってるのを見て『事故ってるっぽいからここは自分も・・・・』と考えて遠慮するのは手抜きであり失礼だとさえ思います。
そして、そのようなことをして、次のターンに相手が必要な手札を整えてがん回しを始めてやられたのであれば、愚か者としか言いようがありません。
このことからわかるようにソリティアをするのは『お互い様』なのです。
自分はそんなに回さないと言う方がいらっしゃるかもしれませんが、どれくらい回したら『ソリティア』という定義が無い以上、ある程度長ければ『ソリティア』と判断されてしまうことでしょう。
でも、長い間動かされ続けると、退屈だし相手は調子づくし眠いしはよ終われやと思うしと悪感情が湧きだすことが間違いないと思います。
そこでそんな方の為に相手が『ソリティア』をし出した時に、楽しむコツを書いていきたいと思います。
それは以下の三つです。
- 相手の動きに注目して次回のデュエルの参考にする。
- 相手を盛り上げてあげる。
- 最終盤面を想定して自分の今出来ることを手札と相談する。
まず一つ目は『相手の動きに注目して次回のデュエルの参考にする』です。
これは相手がソリティアをし出した時、相手の動きを観察することです。
その時に以下のことを考えると注目しやすいと思います。
- 今してる動きで最終盤面はどうなるのか
- 手札誘発はどこで止めるのが一番有効なのか、
- 自分がそのデッキを回すのであれば、改善点はあるか
- どんな手札誘発がこのデッキなら刺さるのか
- その人がしてるコンボを自分のデッキで活かすことは出来ないか等
以上のことをどれか一つでも構わないので、以上のことを意識しながら相手の動きに注目して見てください。
そうすることによって思わぬ弱点を見つけることが出来たり、今回負けたとしても次に活かすことが出来たり、その勝負に勝てなくても、他の方とのデュエルの参考になってそれを妨害する対策を打つことで勝利に繋げたりすることが出来ます。
また良い動きで自分のデッキに取り入れることが出来たのなら、貴方のデッキはもっと素晴らしいデッキにすることが出来ると私は考えます。
そうデュエルは一つ一つが大切な体験なのです。
RPGで経験値を積んでいくのが重要であるように『はい、ソリティアされたクソ―』と切り捨てて『ソリティア』=悪と断定したまま思考停止してしまうと、その時間は本当にただ座っていただけとなってしまいます。
(根を詰めすぎると楽しくなくなるのであくまでほどほどに)
『ソリティア』をすることが出来る相手は、テンプレな動きしかしない相手以外は皆様優秀な方が多いので勉強する機会を無下にするのは勿体ないと私は考えます。
続いて二つ目は『相手を盛り上げてあげる』です。
何故、『ソリティア』をするような奴を盛り上げないといけないのか、と思われることでしょう。
理由は一つです。
その方が相手が楽しいからです。
そりゃあ相手が回しているんだから楽しいだろうよ、と思うのでしょうがそうではありません。
相手の立場になってみましょう。
こちらが動かしている時に顔に『はいクソゲー』と書いたかのような表情で、低いテンションで『はい。妨害無いんで好きに回してください』と言われ、挙句の果てには携帯を触り始める。
そのような態度を取られた場合、はたして楽しいでしょうか?
少なくとも私は『壁とやっとけば良かった』と思います。
オーバーアクションでも良いと思います。
『なんと!そんな動きが!』とか『くそっこれで止まると思ったのに!』とか、褒めたり驚いたりとにかく色んな反応をしてみましょう。
(相手に失礼のない程度にでお願いします)
そうすれば相手も乗ってきてくれます。だって楽しいですから。
皆様も見たことがあると思われます、登録者がいっぱいいらっしゃる動画主さんの方々を見ると、皆様それぞれに反応をされていますよね?
あのような感じで、動きに対して反応することが出来れば相手の気分はどんどん盛り上がるかと思います。
そして真骨頂は此処からです。
そしてこちらのターンに回ってきた時に出来るか否かは置いておいて『この場面をひっくり返させて頂きます!』等と元気よくテンションを上げて宣言してみましょう。
(スタンバイメインの宣言は忘れずに!)
そうすることで相手は気分が高まっているので、遊戯王の『ライバル』みたいな『来るなら来い!』みたいなやる気で受けてくれると思います。
人によっては無表情で声は小さく、何を考えているか分からない場合がありますがそれでも心は高ぶっているはずと私は考えます。
そもそも、そんな状況を楽しむことが出来ないデュエリストはいないと思います。
だって、アニメみたいですしそこに憧れがれるからです。
そしてもし、自分が相手を盛り上げようとしたノリで相手もそのノリに乗ってくれたとしたならば、お互いにテンションが上がって、オンラインだろうが友達になれそうな気がしませんか?
何よりこの空気を作ってしまうと、二回目とかで次自分が先攻を取った時にも効果があります。
そう相手が何らかの反応をしてくれるようになるのです。
そしてこちらが『ソリティア』になったとしても、お互いに楽しんでデュエルをすることが出来るのでお得であると私は考えます。
『ソリティア』を独りよがりの子供じみたプレイとするならば、我々『ソリティア』をされる側は子供のような気持ちで大人になれば良いと私は考えます。
そしてお互いが盛り上げ合うことで最高に楽しいデュエルをし合うことが出来るのではないでしょうか?
そして最後は『最終盤面を想定して自分の今出来ることを手札と相談する』です。
これは相手を意識したプレイとはかけ離れているのであまりおススメ出来ませんが、最初の『相手の動きに注目して次回のデュエルの参考にする』派生です。
手札誘発を使いきってどうしようもない時、相手の最終盤面を想定して『今の自分の手札でどう返すことが出来るか』を考えて下さい。
そうすることで言ってしまえば『制圧盤面の圧』に負けなくなります。
『制圧盤面の圧』は並べられると感じるムリゲー感のこと(命名私)でこれに備えていないと『こんなの無理やん』と思考停止で拒否反応が出てしまいます。
また、急に解決策を出せと言われても困るという日常生活でもありえるような現象が起きてしまい、プレイングミスを誘発してしまいます。
ですが、あらかじめ最終盤面がどうなるかを意識しておくことで、もし自分の想定よりも緩い盤面だった場合は心持ちが違うので落ち着いて対処することが出来ます。
そして自分の想定よりも辛い盤面だった場合、そこは勉強することが出来るので結果オーライなのでどちらにしても美味しいとなります。
そしてどうしても手札が悪すぎる場合は、こういう盤面の時どのようなカードがあれば良かったかということの思案を行ってみて下さい。
そうすることでそこがそのデッキの弱点であり、デッキ構築をする際の参考になると思います。
以上が『ソリティア』をされた時の楽しみ方です。
『ソリティア』はされると普通は退屈に思ってしまうものです。
しかし、どんな状況でも考え方次第で楽しむことが出来ると思います。
そして『ソリティア』=悪と考えるのではなく、どちらかは必ずやることになる『お互い様』であること。
お互いが楽しむことが出来るのにはどうしたら良いのかと考えることが出来たら、遊戯王はもっと楽しいカードゲームになるのではないかと考えます。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。