どうも皆様おはこんばんにちは。
今日は妙に体の疲れがある感じがして少しテンション低めな人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
眠たさは薄くてただ疲れてるだけという感じなので、余計にどうしたものかと思っております。
久々にストレッチでもして体をほぐしてから寝ようかなと思いますが、明日には疲れが取れていること願うばかりです。
さて今回は『組み合わせると強いテーマ』についてお話しさせて頂きます。
遊戯王には残念ながらデッキとしては『あまり強く無いとされるカテゴリ』や『弱くは無いけど遅くてなかなか勝てないカテゴリ』が存在します。
汎用性の高いコンボを組み合わせることによって、それらのカテゴリ自体を強くするという方法も有ります。
ですが、それとは別のアプローチでも強くすることは出来るのです。
そう、強いカテゴリと組み合わせるのです。
ですが、ただ普通に強いデッキと組み合わせるだけでは残念なことにそのカテゴリを強くすることは出来ません。
何故なら強いカテゴリは計算され尽くした強い動きを無駄なくすることが出来ることで初めて強くなれるからです。
全てのパーツがそれぞれの働きを完全に全うすることによって、まるで一つの生き物のように動くことが出来るので初めて強いカテゴリとなるのです。
そこに余分なものを入れると歯車に異物を入れた時のように事故って強さが激減します。
ただ、カテゴリのなかには『デッキに組み込むだけで一定の強さを発揮するカテゴリ』が存在します。
今回はそのようなカテゴリになるのにはどういう条件が必要かと言うのを説明させて頂きたいと考えます。
私が思うそれの条件は以下の通りです。
- テーマ自体が単体で強い。
- 癖が少ない
- 組み合わせるとシナジーがある。
まず最初に当たり前ですが『テーマ自体が強い』ということです。
当然ながら組み合わせて強いテーマはそれ単体でも強いことが多いです。
遊戯王においてそのテーマ単体は強くないけど、他のデッキと組み合わせること強くなるというカテゴリは少ないのです。
そして、そういうカテゴリは最初から組み合すカテゴリが大体決めてあるような場合が多いと私は考えます(例:『海皇』+『水精鱗』)。
こういう意図してデザインされたカテゴリを他のカテゴリと組み合わせても『噛み合わない、もしくは合わないわけではない』程度に止まってしまう可能性があります。
よってサポートするカテゴリでも一定の強さがないと混ぜ合わせても意味が無いと私は考えます。
サポートする筈がカテゴリ単体で思う存分力を発揮してしまったもの、
その最たるものが昔から遊戯王をしてる人のトラウマこと『征竜』です。
あのカテゴリは元々はドラゴン族や各属性ごとのサポートをイメージしてデザインされていたっぽいのですが、彼らだけで組みあがったデッキの強さは、大会に『魔導』と『征竜』しかいなかった環境を作り上げた程でした。
今では色んなカテゴリの入った群雄割拠状態になっていますが、あの頃は本当にやばかったなと今でも思います。
もっとも全てを支配した『EMEm』が出てくるとは思ってもいませんでしたけど。
よって、単体で強い性能を発揮するのは最低条件となる訳です。
では続いて二つ目は『癖が少ない』です。
前回の記事でも書きましたが、遊戯王は『コンボ』で成り立つカードゲームです。
よって様々なカテゴリでそれぞれのコンボに特徴が出るように、特有の『癖』というものを作る訳ですね。
この『癖』のせいでよくも悪くも組み合わせるのが難しくなってしまうのです。
例えば『セフィラ』というカテゴリがあります。
最近であれば『セフィラ・エンディミオン』として大会環境にも出ていたことがあるくらいの強力なカテゴリとなっています。
このセフィラは様々なカウンター罠と圧倒的なサーチ力によって安定した強い盤面を築き上げることが出来ます。
一見すれば、それだけ安定するのであれば色んなカテゴリと組み合わせても大丈夫なように感じます。
しかし、この『セフィラ』には色んな癖が存在します。
例えばこのテーマが『ペンデュラムテーマ』であることです。
ペンデュラム召喚の強みといえばスケールさえ揃っていれば、『手札から(ペンデュラムモンスターあればエクストラデッキからも)』からモンスターを特殊召喚することが出来ることにあります。
ですがこの『セフィラ』、『セフィラ』と名のついたモンスター以外は条件を満たすものしか、ペンデュラム召喚することが出来ないのです。
よって折角このペンデュラム召喚をしようと思っても、セフィラの固有の制限という『癖』に邪魔されてしまいます。
しかも無理やり混ぜ合わせたカテゴリが、手札にお荷物になってしまうので『セフィラ』の安定感を阻害してしまうという何とも都合の悪いことが起きてしまうのです。
よって組み合わせるカテゴリはその『癖』がないようにある必要があります。
そして最後は『組み合わせるとシナジーがある』ということです。
カテゴリ単体の強さもあって癖が少ないから組み合わせやすいのに、他のカテゴリと組み合わせても薬にも毒にもならないのはあまりよろしくありません。
それは単に二つのデッキをただくっつけただけになってしまうからです。
もっと言うのであれば、ただ組み合わせただけではその『組み合わせたカテゴリが強い』だけとなってしまい、単体で良いんじゃね?という最悪の結果になってしまいます。
これは体験談なのですが友人とデュエルをした時に強いカテゴリと組み合わせたXセイバーを作ったことがありました。
そのデュエルには組み合わせたカテゴリが猛威を振るい、肝心のxセイバーの動きをする前に勝ってしまったことがあります。
その時に友人に言われたのが。
『これって○○(組み合わせたカテゴリ)デッキ? え?Ⅹセイバー?マジか』と一言。
これには愕然とした覚えがあります。
確かに並んでいる盤面は妨害系を並べた強いものだったと思います。
もしかすると負け惜しみで言っているだけの可能性もあります。
ですが、Ⅹセイバーらしい動きを一切せずにただ強いカードで殴っただけの勝利を私は求めてはいなかったのです。
この時から強いムーブは取り入れたとしても、強いカテゴリを使いたいデッキに混ぜるのが嫌いになりました。
ですが、もしその強いカテゴリと自分が作りたいと考えていたデッキを組み合すことでシナジーが生まれること。
それによって、本来見せたかったカテゴリの動きを補強してくれるものになったとしたら、それでこそ初めて組み合わせた甲斐があったと言えるのではないかと考えます。
ではどんなカテゴリだとそういうことが出来るのか。
それは次回にさせて頂きます。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。