どうも皆様おはこんばんにちは。
鳥チャーシューを作って食べたいなと思いながらも面倒臭さにかまけて、また明日でも良いかなと思いながらもどうせ明日も作らないズボラことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか？
以前中華そば店で食べた鳥チャーシューが忘れられなくて、何とかして自分で作ってみたいな思った所存です。
鳥チャーシューは普通の豚のチャーシューと違ってしっとりしながらも肉厚で食べ応えがあるので作るのが楽しみです。
もっとも豚のチャーシューも肉厚ならやつはあるのですが、お高いので…ね。ははっ。
さて今回は『楽しい負け方。悔しい負け方。ムカつく負けた方』についてお話しさせて頂きたいと思います。
この記事を読んで頂ければ、友人や知人とのデュエルが少しでも良い方向に変わって頂くことが出来るのではないかと思います。
ですので、初心者から中級者に上がる方、遊戯王をして長い方も是非とも読んで頂ければなと思います。
皆様、遊戯王をしていて『負けたーでも楽しかった！』と言う試合もあれば『くっそ。ムッチャ悔しい』はたまた『ハイクソゲー。マジなんなんだこれ』という試合をしたことはありませんか？
以前私が利用させて頂いておりますTwitterでも呟かせて頂いたのですが、同じデッキを使っているのに何故か負けた後の感想が変わってくることがあります。
勝負事ではありますので当然負けると悔しいものです。
ですが、負けという結果は同じなのに感じる感情が違うのです。
では、何が同じ結果なのに違う感情を生み出すのか。
それは『自分がいかに全力を尽くすことが出来たか』ということですね。
お互い全力で戦って負けた時は楽しく。
お互い全力は出したものの、一手を誤って負けてしまった時は悔しく。
そして、全力を尽くそうにも、やることなすこと妨害され、何も出来ないままにやられてしまったのであればムカつくのです。
一見すればそんなの当たり前じゃないかと思いますよね？
でも、実際に遊戯王歴が長くなってくるとこの感覚が薄れていくのです。
何故なら遊戯王をしている以上、勝ちを求めてしまうからです。
（ネタデッキで楽しませると言う方もいらっしゃいますでしょうが、なかなかその道はいばらの道だったりするのですが、ここでは割愛させて頂きます）
『相手と戦っていかに圧倒的に勝利するか』と色々と試行錯誤をして追及することでしょう（必死になってようやくギリギリ勝ち出来るかなので、最初からギリギリで勝ってやろうと言う方は少ないと思います）
当然、勝ち負けといっても普通のデッキで戦って楽しんでいる方もいらっしゃれば、CSやショップの大会に出て、本格的に戦績を残したりしている方もいらっしゃいます。
熱量の違いこそあれど、せっかく組んだのなら勝ちたいと考えるのが一般的だと思うのです。
ですが、フリー環境であるにも関わらず、勝ちを求めたプレイヤーが辿りつく先として『先攻制圧』に傾倒してしまうプレイヤーが多くなってきているように感じます。
相手に何もさせず、ただ死を待つだけにさせるプレイスタイル。
自分も恥ずかしながらどちらかと言えば、そういうスタイルになってしまっていたのですが、実は落とし穴があるのです。
その落とし穴とは何か？
相手も同じく先攻制圧をしようとしてくるようになることです。
ちなみに私の体験談としましては以下のような段階を踏んでいきました。
普通のモンスターで殴り合う。
↓
攻撃力が馬鹿でかいモンスターを出して戦闘破壊されないようにする。
↓
ソリティア系の大量展開（２７００台をゴロゴロ出すようになる）
↓
大型モンスターによるワンキル
↓
完全耐性のモンスターでドヤる。
↓
モンスターの妨害を一枚だけ置くようになる。
↓
モンスターの妨害を三枚ほど置くようになる。
↓
手札誘発を覚える←今ここ
↓
ドラグーンを購入し、フリー環境だろうが何だろうがドラグーンを出すようなデッキ構築になる。
こちらが勝ちにこだわって妨害に妨害を重ねようとすればするほど、相手も妨害が増えてくるようになってきます。
挙句の果てには『ドラグーン』に手を出すようになります。
こうなることによって起きてしまうのが、お互いに『何も出来ずに負けた』という試合が多くなってくるのですね。
そうなると前述しましたとおり、何も出来ない⇒『負けてムカつく』という感情を覚えやすくなります。
そうして、そういう『ムカつく』という感情を持ち始めると以下のように思い出します。
『今度は負けないようにする為には、相手が動きだす前に邪魔しないと』
『相手が楽しまれへん？ あいつが先に楽しくないようにしたんやからお互い様やろ』
『２妨害でも動いてくるんやったら更に妨害数増やして今度こそ完封してやる』
『更に強さを』と思って、どんどんえげつない勝ち方を目指してしまうという、精神衛生上非常に良くないようになってきます。
一つ例外としましては、大会環境で鍛えて合っている者同士ならば全然問題はありません。
何故なら、大会は競技である以上、妨害を突破して勝ちに行くというのは避けては通れない道であるからです。
でも、私たちはあくまで『ゲームを楽しみに来ている』のです。
そして対戦相手は敵であって敵ではありません。
一緒に楽しむべき友達です。
こちらも本当ならば相手にただ座って見守らせるようなデュエルをさせたいわけではありません。
勝ちたいと気持ちが強くなってしまっているだけです。
ですが、このルートに進んでしまうと一番最悪なことが起きてしまいます。
それは『相手が辞めてしまう』ことです。
本当に唐突に『もう俺遊戯王良いかな』と言われます。
理由としては簡単で『楽しむ』よりも『ムカつく』という感情に走る回数の方が多くなってくるからです。
自分の貴重な時間を使って、わざわざお金を払って気持ちをムカつかせに行く人は早々いないでしょう。
そして色んなきっかけ、例えば仕事が忙しくなったや結婚した等の離れても不思議ではないタイミングで離れていくのです。
以前、離れたとしても戻ってこられる方がいらっしゃると言う話を聞きました。
それは『その頃、やってて楽しかったから』なのですね。
遊戯王をしていてイライラしかしなければ、復帰しようとは思わなくなってしまいます。
そうなるのは非常に寂しいことなのです。
やる相手がいない、と言う状況は思ったよりも心にきます。
リモートデュエルがあったとしても、気心が知れた友人とやるデュエルと比べると少し雰囲気が違うのではないかと思います。
ですので、私が言いたいのは一つです。
安易に先攻妨害には走らないで下さい。
攻撃力を変動させたり、上手くカードを使って除去するだけでも突破することが出来ます。
個人的な意見ではありますが、特に効果を使って攻撃力を上げて殴り合うというデュエルは本当に楽しいのです。
もしかすると、貴方が上手くカードを使った戦いをしていても、相手が先攻妨害に走るかもしれません。
ですが、思考停止で先攻妨害するよりも、カードを上手く使って乗り越えていくことをずっとしていた方が確実に上手くなっていきます。
ですので負けて悔しい思いをしても『先攻制圧には走らない方が良い』と私は考えます。
ギリギリで相手との駆け引きを楽しむ。
相手を動けなくするデュエルより相手を尊重しつつ更に上回るようなデュエルを。
昔『遊戯王GX』でもありました『リスペクトデュエル』の精神が大事になってくるのです。
今回の記事を読んで頂き、お互いに尊重し合うことで楽しい負け方や悔し負け方の体験を積んで楽しんで頂ければ幸いです。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。
