どうも皆様おはこんばんにちは。
なんだかんだで『ヌメロン』が収録されたことにワクワクが止まらない存在ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
なんだかんだでドンサウザンドのデッキに憧れていて『ドローゴー』を組もうとしたもののなかなかうまくいかずに、しかも遊戯王のボスキャラの使うデッキってあまり強いものがないイメージがあったんですよね。
だからこれは無理かなーと思っていたらまさかの強化が来たので色々とワクワクが止まらないというか、ひぃやふぅという感じですね(錯乱)
なかなか癖のキツイテーマではありますが、今から胸をときめかせながら待機をしたいと思います。
さて、今回は『汎用的な強い盤面に走るか、ロマンに走るか』ということについて語らせて頂きたいと思います。
今回の記事は『ロマンに走りたいけど、それだったら勝てないな」と思っている方・・・今回は私自身も悩んでいることもあって読んで参考にしていただければ幸いと思っております。
今日ですが、私はこういうことを呟かせて頂きました。
遊戯王の難しいところが最適解を出すんやったら制圧できる有能君を置けばええんやけど、それやったら個性が無いから出来るならカテゴリ内のエースのやつを出したいんやけど、でもそうなると強いかと言われれば微妙やし、それで勝てんかったら有能君の誘惑に負けそうなるしで困る。
遊戯王では強い汎用カードというものが存在することは皆様ご存じだと思います。
例えば『ヴァレルロード・S・ドラゴン』とかは言わずとしれた強モンスターです。
まず墓地にいるリンクモンスターを装備します。
装備したリンクモンスターの攻撃力の半分攻撃力がアップし、装備したリンクモンスターのリンクマーカーの数カウンターを乗せて、1ターンに一度ではありますがカウンターを外すことによって魔法・罠・モンスター効果を無効にすることが出来ます。
どうみても普通に強いカードであることは分かると思います。
しかもレベル8シンクロモンスターということもあって、昨今では召喚権を使わずにこのカードをシンクロ召喚することが出来るので、正直どんなデッキでも出そうと思えば出すことが出来るわけですね。
簡単に出せて雑に強い『ヴァレルロード・S・ドラゴン』のような汎用性の高い強いカードをTwitterの呟きでは『有能君』と名付けさせて頂きました。
ですが、問題点があります。
こういう『有能君』は昨今ではどんなデッキでも出すことが出来るのです。
大会向けのデッキでは特に問題ないのですが、普通のデッキ強い盤面を求めると『どのデッキも皆似たような盤面になってしまう』のです。
制圧に『ヴァレルロード・S・ドラゴン』を置いて『超魔導竜騎士ドラグーンオブレッドアイズ』を置いて『召命の神弓-アポロウーサ』を置く。
『緊急テレポート』とその他諸々を入れて、ある程度場面さえ展開することさえ出来れば、簡単に出すことが出来る『有能君たち』。
とても強い盤面であることは間違いないのですが、どのデッキでもなんだかんだで出すことが出来るのでそこに個性は無いのですね。
では個性を求めるのであれば、ロマンデッキのエースモンスターを出せば良いじゃないかと思われるのですがそれもまた問題があるんです。
そう、ロマンデッキのエースモンスターには残念ながら妨害する効果を持つカードが少ないのです。
また、例えエースモンスターに妨害する能力があったとしても一体だけなら案外簡単に突破されてしまうわけですね。
イメージして頂くとわかりやすいのですが、手札事故をしてそのまま何もせずにターンエンドをした経験は皆様あると思います。
その時の相手のブン回しっぷりはとても止められるものではなく、後攻で攻撃してくるだけでなく、汎用性の高い制圧盤面を立ててくるのですね。
もっと極論するのであれば『ドラグーン』で焼き尽くされたうえで直接攻撃を受けてゲームエンド、ということもあり得ます。
このような感じで勝ちに走ればどのデッキでも似たような盤面を作ることになり、ロマンに走れば似たような盤面にはならないものの、最適解とは言い辛くなってしまう。
最適解に走らないということで、更に良い方向に進めば良いのですが、多くの場合、勝ち負けを決めるという場面においては『改悪化してしまうことの方が多い』わけですね。
ですが、この問題に対して『勝ちに走るか、ロマンに走るか』という二極化は私個人的には嫌だと思っています。
何故なら『ロマンに走ったから負けたんだ』と言われてしまっては、相手に『手を抜かれたような印象を与えるから』です。
ロマンをしっかりしつつも勝ちに拘りたい。
出来るならカテゴリ内のテーマだけを使って動きをしっかりしたうえで勝ちたい。
そう願いながらも遠く感じてしまうのが今の遊戯王の環境なのかな、と思っています。
もちろんお互い意見をすり合わせることで『ロマンデッキ同士で対決することが出来ます』。
ですが、そのロマンデッキ同士でさえ昨今では結局『似たような汎用妨害盤面をどちらが早く作ることが出来るか合戦になる』わけですね。
そうなるとすり合わせた意味が無いじゃないかと思う訳ですね。
では、我々はどうすれば良いのか。
私は方法は二つあると考えます。
一つはロマンに走りながらも後攻で返すことが出来る『禁じられた一滴』や『冥王結界波』『壊獣』等を採用して、相手の妨害盤面を『本来使うエースモンスターで突破していく』こと。
もう一つはわざわざ突破する用のカードを入れるまでもなく、どのくらいのレベルかをデッキを公開したりする等をして更に上のすり合わせをすることです。
前者の方は、汎用性のある制圧盤面をするデッキと戦う場合でも問題なく戦うことが出来るようになります。
その反面、後攻で突破するカードを入れる必要があるので枠を取ってしまうこと。
後攻で突破するカードが手札に来なければ、汎用妨害に遮られてしまうこと。
そして、2020年5月時点では後攻で突破することが出来るカードは『お値段が高い』ということですね。
後者の方はわざわざ妨害カードを入れなくても自然な状態でロマンデッキを堪能することが出来ます。
その反面、相手とのすり合わせをすることが出来るのは仲の良い友達とだったりするのでリモートデュエル等見知らぬ相手とやる時は難しいです。
また、同レベルのロマンデッキというのは明確な基準が無いので、ちょうど良いパワーバランス同士というのが難しくなったりします。
以上の二つのどちらかをすればちょうど良くなるんじゃないかと考えています。
どちらも長所と短所があるので、都合の良い方で選んで頂いたり、第三の選択肢を選んで頂ければと思います。
難しい問題ではありますが、ちょうど良い塩梅というものを目指していきたいと思いますね。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。