皆様おはこんばんにちは。
今日フォロワーさんから教えてもらった餃子を作ってみて満足感と多幸感に溢れた夕食を取ることが出来た幸せ者ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
いやあ、美味しかったです。
多少レシピ通りとはいきませんでしたが、それでも十分に幸せな気持ちになることが出来るお味だったのですごく満足しました。
料理を食べて幸せな気持ちになるのは随分久しぶりな気がします。
いやはや本当に感謝の極み乙女です(私は野郎ですが)
さて、今回は『相手が条件を満たしてくれたお陰で勝つというのは勝ったのは運なのか?』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事は『破壊された時に発動することが出来るカードを相手が破壊してくれたから勝ったけどなんだかモヤモヤする』と思っている方の参考になれば幸いです。
では参ります。
以前私はこんなことがありました。
終盤戦、私が『魔界劇団』を使っている時にペンデュラム召喚をしたのを『神の宣告』で打ち消されて場ががら空きになってしまったのです。
しかしながら、相手の手札の一枚はこちらの場を複数枚破壊する効果を持つカードであることを私は知っていました。
(前のターンに効果で手札に戻していたからです)
最近の私の推しである『魔界劇団-ティンクル・リトルスター』ちゃんをどや顔で攻撃表示で立たせました。
そして『絶対あの破壊効果を使ってくる』と睨んでいたので『魔界台本-『宴咤女』』と『魔界台車『ニゲ馬車』』『墓穴の指名者』をセットしてターンエンドしました。
そして次のターン、相手の一体目のモンスターを『墓穴の指名者』で無効にした後、相手は更に展開して効果を使って案の定こちらの伏せを一掃してきたんですね。
ここで逆転、『ニゲ馬車』の効果で相手の場は手札に戻り、こちらの場には五体のモンスターを展開することが出来たので、そのままダイレクトアタックを決めて勝利することが出来ました。
大逆転に胸躍る展開だったなーと振り返っていたのですが、此処で一つ疑問に思ったことがあるのです。
もし相手が破壊してくれなかったら負けてたんじゃないかってことですね。
相手には伏せを破壊するかしないかという選択肢があります。
攻撃反応系の罠であれば破壊する必要がありますし、もしただのブラフであるのならわざわざ破壊する必要はないのです。
しかも今回はこちらが『魔界劇団』である以上、伏せカードを破壊するということはかなりリスキーだった筈なんですね。
となれば、今回は偶々相手が場を破壊するという選択をしてくれたおかげで逆転することが出来ました。
ですが、それは破壊しないという選択肢を選ばれなかった、ただ運が良かっただけじゃないかと思ったのですね。
運が良かっても勝利することが出来たのなら良いじゃないかと思われそうですが、私個人的には少し微妙な物がありました。
というのも、運で勝つことが出来たというのは次の機会似たような場面だった時、負ける可能性があるということです。
そういう再現性の無い勝利をした場合、勝ったーやったーでは意味がないと思いました。
もっと詰めるところがあったんじゃないかと考えた方が今後、再現性のある勝利に繋げることが出来るのではないかと考えたわけです。
どうしても悶々した私はTwitterで発信したところ、興味深いリプライをして頂きました。
そのリプライを要約すると、
『もし相手がこちらのデッキを『魔界劇団』であるということを知らなかったら運。知っていたのなら読み合いに勝ったということで良いんじゃないか』
ということでした。
その意味を聞いて私は納得しました。
というのも、相手は『魔界台本を破壊したら恐ろしい』ということを知っていながらこの状況での攻撃反応型の罠である可能性と天秤にかけて、攻撃反応型の罠である可能性に賭けたのだと。
そして私はそう読む可能性に賭けてあえてセットした。
この場合、読み合いに勝ったということになるのだと教えて頂いたのですね。
確かにこれは言い得て妙だと思いました。
というのも遊戯王は常に選択を選ばされるゲームなのですね。
召喚するかその場で止めるか。
攻撃するか攻撃しないか。
発動の順番はどうするか等、無数の選択肢があるのです。
そのなかで間違った選択肢を引いていくと、どんどん自分が追い込まれていきます。
例えば、その場で止めておけば8000まではいかなくても限りなくライフを削ることが出来るとします。
しかしながら、相手の返しのターンが怖いからこのターンで決めると更に展開をした瞬間、『原始生命態二ビル』に全てを薙ぎ払われるということもあります。
そうじゃなくても『激流葬』に引っ掛けられることもあれば、攻撃宣言時に『聖なるバリアミラーフォース』によって一掃されることもあります。
この場合『たまたま勝負仕掛けたら負けるとか相手の運が良かった(もしくは自分の運が悪かった)』のではなく、『自分が誤った選択をしてしまったから負けた』という選択肢の読み違いをしてしまったということになるのです。
実を言うとこれすごく大切なのです。
というのもの『相手の運が良かった』と言うのは非常に便利な言葉なんですね。
サーチしようとした時に相手が『灰流うらら』を持ってるとか『相手の運が良かった』。
こちらが攻撃しようとしたら『相手が『オネスト』を持ってるとか『相手の運が良かった』。
こんだけ展開出来るとか『相手めっちゃ運が良いやん』。
こう言うと『こちらは悪くない』ように思うことが出来るですね。
しかしながら、相手の上手いプレイングを見て『相手が運が良かっただけ』と言ってしまえばそこで成長が止まります。
成長が止まると何度同じ場面をしても似たようなことで引っかかりその度に『相手の運が良かった』と言う羽目になるのです。
そしてずっとこれに引っかかり続けた人が面白さを感じなくなって遊戯王を辞めた時、こう言うのです。
こう見ると確かに運ゲーの要素もあるかもなーと思いつつ『あっそうですか。お疲れ様です』と私はなりますね。
しかしながらこれを『自分が間違った選択肢を取ってしまった』と取れる人は少し変わってくると私は思います。
あー『灰流うらら』撃たれたらこのデッキ止まるのかーと思えば『墓穴の指名者』等のカードで対策することで、止められずに動くことが出来るようになります。
こうなると、手札誘発が飛んでくる環境でも怖くなくなります。
『オネスト』の恐怖を知ったのであれば、相手が光属性の場合、攻撃せずに別のプランで除去しつつ攻めるということを学ぶことが出来ます。
なにより相手の手札が今何を持っているのかを意識するようにもなります。
相手の展開が一方的になりがちだなと思ったら『エフェクトヴェーラー』や『灰流うらら』を入れてみて、途中で相手を止めるということを学ぶことが出来ます。
そこからマストカウンターを学ぶことが出来るのですね。
こうして私たちは『プレイング』と『ケア』ということを覚えていくのですね。
これが初心者から中級者に上がる第一歩ではないかと思います。
(初めてブログのタイトルらしいことを書けた気がします)
故に、今回の場合は『読み合いに勝った』ということにさせて頂き、喜びを噛み締めながら自分の中で落とし込むことしました。
そのうえでもっと読み合いが上手くなるよう精進したり、読み合いをするまでもなく相手にそう動かざるを得ないプレイングが出来るように精進していかなきゃだなと思ったというのが本日の感想です。
遊戯王は非公開情報の中で戦っていく非常に難しいゲームだと思います。
しかしながら、それゆえに弱いカードを強カードに。
強カードを弱く見せて、ピンチから逆転するみたいなカードの性能以上の力を引き出すことが出来るゲームなんだなと実感しました。
もっと上手くなる為にもっと精進していきたいと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。