どうも皆様おはこんばんにちは。
交流会に行くこともあって胸を高鳴らしながらいざ出陣と思っている人ボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
なんだかんだで初バーだったりします。
そもそもお酒もお酒の席も嫌いな人なので、自らお酒を飲みに行こうだなんて考えることって本当に無いんですね。
そんなオシャレにカクテル片手に決めるような人ではありませんし、イチゴミルクかペプシコーラで十分人生楽しめるような気がします。
さて今回は『【魔界劇団】デッキレシピ Ver2020 6月』についてお話させて頂きたいと思います。
今回は『魔界劇団、興味あるんだよなぁ』って方の参考になれば幸いだと考えております。
では参ります。
デッキレシピは以下の通りになっております。
【概要】
『魔界劇団』は闇属性悪魔族で統一されたペンデュラムテーマです。
詳しくは下記の記事で語らせて頂いておりますので参考にしていただければ幸いです。
【デッキコンセプト】
デッキコンセプトは『相手との駆け引きを楽しむ』です。
どういうことかと言いますと、このデッキはワンキルが出来るわけでもなければ、封殺をする訳でもないんです。
ですが、それ故に相手の動きを阻害することなく戦うことが出来るのですね。
相手の全力を引き出してそのうえで突破する。
まさに遊戯王の醍醐味ではないかと思います。
しかしこう言ってしまうとこう思われるかもしれません。
『相手妨害出来ずに好き放題させたら突破することが出来なくなるんじゃないか』と。
確かに環境デッキばりの妨害も仕掛けられたり特殊召喚を封じる系だと動けなくなることはあります。
ですので、どちらかと言えばカジュアル寄りで戦うことをおススメします。
【戦い方】
このデッキでは大体は後攻を取って頂いた方がお得です。
(理由はこのデッキの強みで紹介させて頂きます)
このデッキに展開方法は以下の点です。
- 『魔界劇団-エキストラ』⇒『魔界劇団-メロー・マドンナ』⇒サーチからのペンデュラム召喚
- 『魔界劇団-メロー・マドンナ』⇒サーチからのペンデュラム召喚
- 『魔界劇団』モンスター通常召喚⇒『魔界劇団 ハイパーディレクター』⇒テキトーなモンスターを特殊召喚しつつ『魔界劇団 メロー・マドンナ』をセット
つまるところ『魔界劇団メロー・マドンナ』が起点となります。
ですので、『魔界劇団メロー・マドンナ』に妨害を打たれる前に何らかの形で相手に手札誘発を打たせておいた方が良いですね。
(もちろん手札にサーチしたいものがある状況であえて打って手札誘発を打たせるのもありです)
ちなみ『魔界劇団メロー・マドンナ』でサーチしておくのは余程の状況ではない限り『魔界劇団 ワイルドホープ』がおススメです。
というのも、万が一相手が『ハーピィの羽根帚』を打ってくると次のターンペンデュラム召喚が出来なくなるからです。
しかし『魔界劇団ワイルドホープ』をセッティングしておくと話は変わります。
もし相手が『ハーピィの羽根帚』を打った場合『魔界劇団 ワイルドホープ』の効果で破壊された時に『魔界劇団』モンスターをサーチをすることが出来るのです。
これにより『魔界劇団 メローマドンナ』をサーチすることで次のターン繋げることが出来るので盤面を維持することが出来る、という訳です。
(また相手も『ハーピィの羽根帚』を打つメリットを薄くすることでわざわざ打たなくてもと思わせることが出来ます)
しかしながら、『魔界劇団メロー・マドンナ』でサーチしてペンデュラム召喚することが出来る場合でも別にしなくても良い場合もあります。
と言いますのも、EXデッキに表側にモンスターを置いておくことによって伏せた魔法が『魔界台本』であると相手に思わせることが出来るからですね。
『魔界台本』である可能性があるから破壊はしないでおこう、と思いつつ攻撃したところを『波紋のバリア・ウェーブ・フォース』で一掃することが出来れば、エキサイティングなことになると思います。
もうこうなってしまうと、除去した方が良いのか除去しない方が良いのかわからなくなるという状況に陥らせることが出来るのですね。
そして一念発起で除去したところを『魔界台本-宴咤女』や『魔界台本-オープニングセレモニー』『魔界大道具『ニゲ馬車』』等を破壊しようものなら・・・・ワクワクが止まらなくなります。
以上のような感じで戦っていくと良いと思います。
【このデッキの強み】
このデッキの強みはいっぱいあるのですが、全て挙げると私の指が死ぬので以下の三つに絞らせて頂きます。
- 除去の種類が多い。
- 魔界台本に名称ターン1が無い。
- 相手に除去するか無視するかの選択肢を悩ませることが出来る。
(1)除去の手段の種類が多い。
このデッキでは以下のような除去方法があります。
- 打点を上げての戦闘破壊。
- 対象を取らない表側表示での破壊
- 相手バウンス
以上の方法でなんらかの対処をすることが出来るのですね。
例えば完全耐性を持つモンスターがいた場合は戦闘破壊にすることができます。
高打点のモンスターであったとしても『魔界台本 魔王の降臨』で対象に取らないで破壊することが出来ます。
(しかもレベル7魔界劇団がいる時、この効果にチェーンを出来なくします)
対象を取れず、効果で破壊されないようなモンスターつまり『ドラグーン』のようなモンスターがいる場合でもダメージは負いますが対処することが出来ます。
『魔界台本-ファンタジーマジック』の効果をモンスターに付与して殴ることで手札に戻すことが出来るのですね。
(意外なところですが『魔界劇団コミックリリーフ』だとダメージを負わずに相手をバウンスすることが出来ます)
特に最後に関しては対象を取らない相手でも容赦なく手札に戻すことが出来るのでEXデッキから出したモンスターにとても有効だと思います。
では、これの何が強いかと言いますと、相手の場に応じた対応が出来ることなんですね。
遊戯王をしておりますと、相手の盤面を見て『あっ無理』となることがあると思います。
それは除去手段が少なかったり、打点が超えることが出来なかったり等色々あるのですが、このデッキではそれを極力起こさないようにすることが出来るのです。
(流石に『ホープゼアル』みたいに効果の発動が出来なくなると詰みますけどね)
これがまず強みの一つであると考えます。
(2)魔界台本に名称ターン1が無い。
一体これの何が強いんだと言いますと『魔界台本-火竜の住処』を見て頂きますとわかります。
この効果ですが『相手を戦闘破壊した時、相手にEXデッキから三枚カードを選んで貰って除外する』ことが出来るのですね。
除外ですので再利用を防ぐことが出来る点も強みだと思います。
一発殴って戦闘破壊するだけで、相手のEXデッキを三枚除外することが出来るという時点で強いのですが、この効果『重複することが出来ます』。
つまりこのカードを三回発動して殴ることが出来れば、相手のEXデッキを九枚除外することが出来るのですね。
場を蹴散らされた挙句九枚もEXデッキから墓地に送られればもう一度復帰しようとしてもなかなか難しいと思います。
(一度調子こいて『HERO』相手にこれをした時『これは勝ち貰いましたわ』と思っていたら融合モンスターを出されて『フェイバリット・ヒーロー』を装備して殴られて負けるという完全悪役のような負け方をしたことがありますが)
ワンキルはしないと言ったが、生きて帰すとは言ってないという状況を作ることが出来るのですね。
でも、私のデッキレシピ『魔界台本-火竜の住処』が三枚も無いじゃないかと思われかもしれません。
確かにこのカード三枚入れるのはちょっと重いんですよね。
ですので、三枚は入れることが出来ないのですが、その時の為のこのカードです。
『魔界台本-宴咤女』です。
このカードは自分のモンスターをリリースすることで墓地にある魔界台本を回収することが出来るのですね。
しかもこの効果の発動は二回まで出来るという何とも珍しい効果があるので、立たせてもあまり強くないカードをリリースすることで活かすことが出来るのです。
ですが、そんな都合よく来なかったらどうすれば良いのさ、と思われるかもしれませんがそんな時の為にこのカードがあります。
『魔界劇団-ティンクル・リトルスター』です。
このカードは戦闘では破壊されず、モンスターゾーンなら三回モンスターに攻撃することが出来ます。
またペンデュラム効果では、その他のモンスターは攻撃出来なくする代わりに一体のモンスターを三回まで相手モンスターを戦闘破壊することが出来るようにします。
つまり、自分で殴る場合は無理やり強化して殴れますし、Pゾーンにいる時なら効果を付与して三体殴って相手のEXデッキをゴリゴリと削る、という戦法も出来ます。
これらの効果を上手く使っていくのがこのデッキの強みだと思います。
(3)相手に除去するか無視するかの選択肢を悩ませることが出来る。
他のデッキでの場合でもそうかもしれませんが、『魔界劇団』の場合、この選択肢を悩ませるということが顕著に現れます。
というのも、魔界劇団』の場合『魔界台本』を破壊してしまえば大きなアド損になる可能性があるからです。
『魔界劇団』ではいかにして相手を術中にハメるかということが大切になります。
EXデッキに『魔界劇団』モンスターがいた場合、伏せが『魔界台本』だった場合破壊してしまえば大損になってしまうのは言うまでもありませんね。
ですが、場にペンデュラム召喚をした『魔界劇団』がいたらどうでしょう。
伏せが『メタバース』だった場合、下手にモンスター効果を発動してしまえば、すぐさま『魔界劇場『ファンタスティックシアター』を発動されてしまい、効果を『伏せてある魔法・罠を破壊する』に書き換えられてしまいます。
しかももし伏せているカードが『激流葬』だったりしたら此処で流されたらヤバイってところで発動されたら損失が尋常じゃなくなってきます。
(枠が無いので入れて無いですが相手が知る由も無いですからね)
動いてもまずい(かもしれない)動かなくてもマズい(かもしれない)という何とも曖昧な概念が相手を困らせるという何ともトリッキーな効果だと思います。
これが『魔界劇団』の魅力かなと思います。
【弱点】
効果発動自体出来なくするカードには弱いです。
また特殊召喚を封じる系には手札さえ何とかなれば対処できなくはないですが、それでも辛いですね。
此処は大体どんなデッキでもそうかもしれないので、このデッキ特有の難しさについて語りたいと思います。
それは非公開のカードを演出する難しさにあると思います。
どういうことかと言いますと、
- 時にはあたかも『投げやいじゃい!』という雰囲気で『魔界台本』を伏せて相手の除去を誘う。
- 実際には破壊されたらマズい場面でも『わざわざExデッキにモンスターを置くひと手間』を加えて『魔界台本』をセットしてますよという雰囲気を演出する必要があります。(魔界台本はEXデッキに表側で『魔界劇団』モンスターがいないと発動出来ない)
- 一体しか出せないのにあえてペンデュラム召喚をしてみて『メタバース』をセットしてますよ。という雰囲気を出す。
こうしたブラフを演出する難しさがあるんですね。
ということで時折『北斗の拳』のラオウ的な超強気なプレイヤーにはバレたり気にしないで割られて速攻で死ぬ時があります。
手札に常に揃っているわけでは無いので、手札に来なかった時どうするかの対処が問題だったりするのですね。
また、魔界劇団にはややこしい効果が多いので注意が必要です。
例えば『魔界劇団カーテンライザー』は自分のフィールドにモンスターがいない場合Pゾーンから特殊召喚することが出来ます。
ですので相手はいてもいなくても良いのですが『自分のフィールドにモンスターがいたら』出すことが出来ません。
しかし『魔界劇団エキストラ』は相手のフィールドにモンスターがいる場合Pゾーンから特殊召喚することが出来ます。
これは自分のモンスターがいても関係ないのですが『相手のフィールドにモンスターがいなければ』出すことが出来ません。
似てるのにかなりややこしいと思います。
これを勘違いしてセッティングすると、効果で出すことが出来ず、更にスケールも微妙なのでペンデュラム召喚が出来なくなる時があります。
まさに地獄です。
またこれは最近知ったのですがキーカードである『魔界劇団メローマドンナ』ですが、効果を発動した後『魔界劇団』ペンデュラムモンスターしか出すことが出来ません。
いや、『魔界劇団』ってペンデュラムテーマやから気にしやんでも大丈夫じゃね?と思われるかもしれません。
しかしこいつがいるのです。
そう『魔界劇団ハイパーディレクター』です。
こいつが出る前に作られたカードなので『こいつが出せなくなります』。
よく『魔界劇団』を使っていると勘違いして『魔界劇団メローマドンナ』の効果を使ってからこいつを出そうとしてしまうのですが、無理なんですよね。
となると、中途半端なモンスターが棒立ちになって殴られるということになります。
このように勘違いしやすいカードが多いことが難しいと思います。
あとは『魔界劇場『ファンタスティックシアター』』の効果で『相手の効果を書き換えようとする』のにペンデュラム召喚を行ってなかったりするのもよくあるので注意が必要です。
【まとめ】
以上が【魔界劇団】のデッキレシピでした。
使ってみればみるほど成長する感じが掴めてくるので楽しいテーマになります。
是非とも興味がある方は組んでみてはいかがでしょうか?
今までブログを書いたなかで最長編になりました。皆様お疲れではないでしょうか?
ここまでお付き合い頂けましたこと感謝の極みです。
今回は以上となります。ご視聴ありがとうございました。