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【ドローは快楽】増殖するGは何故強いのか?【個人的な解釈】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

  

 最近蒸し暑いなーと思っていたら雨でぐっと気温が下がってTシャツでいたことを後悔している人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 なんだかんだでこの気温差は堪えますね。

 

 暑い時もカラったした暑さなら良いんですがムシムシとしてますし、その暑さに慣れてきたら急にぐっと気温が下がって寒いですし困りますよ。

 

 もっとも暑がりな私は暑いよりも寒い方が良いんですけどね。

 

 もっと緩やかに過ごしやすい気温になって欲しいものです。 

 

 さてそんなことはさておき。今回は『『増殖するG』は何故強いのか?』について語らさせて頂きたいと思います。

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 今回の記事は『とりあえず手札誘発やから『増殖するG』と『灰流うらら』を入れておこう』と思っている方の参考になれば幸いです。

 

 では参ります。

 

 手札誘発としてお馴染みとなりました『増殖するG』ですが、非常に強力な効果を持っております。

 

 言わずと知れていますが、改めて言いますと『相手が特殊召喚をした時、こちらは一枚デッキからドローすることが出来る』という効果です。

 

 私個人的にドローをすればするほどテンションが上がってくる民なので、色んなデッキで採用したいなと思っているのですが、持っているデッキが十数個あるので全部は流石に無理かなーと思っています。

(っていうかほぼ入れて無いです。金欠なので・・・・)

 

 では、そもそも何故『増殖するG』は強いのか、私は以下の点にあると思います。

  • こちらの可能性を増やすことが出来る。
  • 相手に心理戦を持ち込むことが出来る。

  • 相手の特殊召喚を止めることが出来る可能性がある。

 

(1)こちらの可能性を増やすことが出来る。

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 初代主人公こと武藤遊戯は言いました。

 

 手札は可能性であると。

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 これに関しては今更言うまでも無いと思うのですが、『増殖するG』を打ちますと相手が特殊召喚する度にこちらは一枚ドローすることが出来ます。

 

 ドローが出来ればどうなるかと言いますと、純粋に手札が増えて色んな選択肢や可能性を増やすことが出来るんですね。

 

 例えばもし相手が『増殖するG』を打ったにもかかわらず大量展開をしてモンスターや効果無効の罠、計8妨害を仕掛けてきたとします。

 

 普通ならば突破するのはかなり難しいと言っても過言ではないと思います。

 

 しかし、その過程でドローを大量にすることが出来れば、話は変わってきます。

 

 ドローする過程で『冥王結界波』と『ハーピィの羽根帚』を引くとします

(引けなかったら泣くしかないですけどね!)

 


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 そうなると、本来ならばかなりきつかった盤面の攻略が一気に楽になるのは言うまでもありませんね。

(引けない可能性もありますが、引ける可能性もあるので正直運次第なところではあるんですけどね)

 

 またこちらの手札は増えています。

 

 ですので、なかなか初手五枚からでは難しい理想的な動きも断然しやすくなる為、相手の盤面を更にひっくり返しやすくなるわけです。

 

 となれば、相手は展開するのにかなりの消費を強いられる訳ですから、そのままの勢いで勝つことが出来るのではないかと私は考えます。

 

(2)相手に心理戦を持ち込むことが出来る。

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 前回こういうブログの記事を書きました。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 この記事でも書きましたが『増殖するG』を打たれた時、止まった方が良い場面があるのですね。

 

 

 ですがそれはあくまで任意なので、相手は別に特殊召喚を止めなければいけないという訳ではないのです。

 

 今の手札でたとえ相手がどんなカードを引こうと防ぎきる自信があれば存分に回したら良いというのが現実なのです。

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 しかしながら、そんな自信ってなかなか無いと思います。

 

 なんだかんだで相手の手札が良ければ突破してくる可能性というものが付きまとってくるものなのですね。

 

 しかも、たとえこの盤面なら絶対に突破出来ないという自信のある盤面があってそれを目指して動き出すとします。

 

 しかし、展開をしている最中に相手に手札誘発を引かれて、マストカウンターを食らわされたら、中途半端なところで止めなければなりません

 

 ましてや『原始生命態二ビル』なんて引かれようものなら、たちまち計画がおジャンになる可能性もあります

 

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 このように例え盤石の布陣を作れる計画があったとしても中で止められてしまえば意味がないというのが現実です。

 

 もっと言わせて頂くなら、手札がいっぱい増えることによって『禁じられた一滴』の手札コストを増やされてしまう可能性があるのです。

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 このカードは手札を捨てた枚数分、モンスターの効果を無効化して攻撃力を半分にすることが出来ます。

 

 また墓地に送ったカードの種類の効果でこのカードの効果を止めることが出来なくさせることが出来ます。

 

 下手に展開して手札を溜めさせるのがいかに危険なのかは十分に分かると思います。

 

 ですが、もし展開しなければどうなるか。

 

 後攻ワンキルされる可能性も出てきますよね?

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 故に『どっちを選べば良いのか』という心理戦を相手に仕掛けることが出来ます。

 

 まさに寝ようとしたときにGが現れて取り逃がしてしまって隠れた時に潰すまで捜すべきか、そのまま寝るかみたいな感じの再現なのかなと思います絶対に違う)

 

(3)相手の特殊召喚を止めることができる可能性を作ることが出来る。

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 単純な話ではありますが、手札一枚で相手が特殊召喚を止める可能性がを作ることが出来ることって珍しいですよね。

 

 『虚無空間』や『大天使クリスティア』のような特殊召喚自体を止めることが出来るカードもあります。


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 確かにこれらのカードの場合、確実に特殊召喚を止めることは出来ます。

 

 しかし、相手に先攻を取られると、相手の最初の動きを通してしまうことになるんですよね。

 

 相手が展開しきったあとで特殊召喚を封じても効果が薄いのは言うまでもありません(全体除去して相手の場にモンスターが居ないという状況をつくることが出来るのであれば話は別ですが)

 

 それを考えると、相手が先攻を取った時にでも、特殊召喚を止める可能性を作ることが出来るという長所がいかに便利であるかが分かると思います。

 

 もちろん確実という訳では無いので『特殊召喚師しやんと止めるやろ』と決めつけてしまうとよろしくないですがそれでも十分だと思います。

 

 何故なら仮に止められなかったとしても損をするわけでは無いからです。

 

 むしろ手札自体は増えるので、少し攻略の難易度は上がりますが、結局のところどちらに転がっても美味しいということになるのですね。

 

 しかも、こちらが後攻の場合だと更にお得です。

 

 相手が特殊召喚をせずに中途半端な展開しなかった場合、こちらが上手く回すことが出来ればそのままキルまで持って行くことが出来ます

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 もちろん相手も『増殖するG』を投げる可能性がありますが、後攻の場合、どれだけ相手の手札が増えようと、そのターンでケリをつけてしまえば問題ないのです。

 

 『灰流うらら』や『原始生命態二ビル』の恐怖はありますが、それでも相手の手札を増やした状態で守り切る先攻よりはやりやすいと考えます。

 

 以上が『増殖するG』の強みであると思います。

 

 こういう手札誘発の場合、効果も強いことが多いですが、相手の心理面を揺さぶるという見えない効果が影響してくるのですね。

 

 そのせいで疲れるという面もありますしなかなか新規が入りづらいというのもありますが、慣れてくるとその駆け引きが面白いなと思います。

 

 『増殖するG』を初手に握っていた時の安心感があるのは一枚だけで様々な強みを発揮することが出来るからかもしれませんね。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。