どうも皆様おはこんばんにちは。
何をするにしても汗ばむ嫌な季節なったなと体の汗を拭きとる作業に追われながら常々感じる汗っかきことボブでございます。いかがお過ごしでしょうか?
この汗を定期的に拭き取らないと今度は臭いになってくるそうなので、それはよろしくないとせっせと汗を拭き取るのですがこれがまた面倒臭いと言いますか、いちいち手を止めるのが厄介だなあと思う所存でございます。
しかしながらこの汗を拭い取るというのは意外と気持ちの良いもので、体の汗をしっかりと拭い取った後は何だかさっぱりとした気分になるんですよね。
でもまあ、正直のところクーラーをつけたいです。
もっとも今の時点でクーラーをつけて適度の室温にしていたら過ごしやすいのかもしれませんが、そんなことをしていたら電気代が馬鹿にならないですから、夏を楽しむという方向性でこの暑さを過ごそうかなと思います。
ただ今はこう言っていますが、夏が本番になってきたらなんと言っているのやらと考えると恐ろしいものではありますね。
さて今回は『ガチデッキを仮想敵にしない遊戯王のススメ』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事は『このカジュアルデッキもしくはネタデッキでガチデッキやカジュアルデッキに勝ちたいんや』と思っている方の参考になれば幸いです。
では参ります。
皆様、デッキを組む時、対戦相手はどのようなデッキを想定されていますでしょうか?
ネタデッキ同士で戦うのもよし。
カジュアルデッキ同士なら良い勝負かなと考えてみたり、あわよくば大会に出てるようなガチデッキを倒したいなと考える方もいらっしゃると思います。
以前に『ロマンデッキがカジュアル・環境に勝てなくても仕方ないのか』というテーマの記事を書かせて頂きました。
(まだお読みでない方は下にリンクを貼らせて頂きますので読んで頂ければ幸いです)
その時にロマンデッキだからと言って、ガチデッキは無理だとしても、カジュアルデッキにも勝てなくても仕方ないと諦めて欲しくないという旨を書きました。
しかしながら、ロマンデッキがカジュアルデッキに勝つよう努力するのであれば、カジュアルデッキはどうなんだ。となってきますよね。
ガチデッキに勝てなくても仕方ないと諦めるのではなく、ガチデッキにも勝てるように必死になってデッキを改造しなければいけないのか?ってなってくると思います。
これに関しては人の趣味を止める訳ではないのでどちらでも構いませんが、ここに一人の男こと私の体験談を語らせて頂きたいと思います。
では参ります。
ここ最近私は『魔界劇団』の調整するのにハマっています。
なかなか実際のカードだけではカードプールが足りないところもあるのでとりあえずADSで今後どういうデッキにするか調整をしていました。
そして『魔界劇団』を調整し終わった後、そのままADSのフリーデュエル機能を使って対戦をさせてもらっているのですね。
ADSはお互いのパスワードを知って対戦しない限りはランダムマッチになるのです。
ですので、相手がどんなデッキを使うのかは正直なところ分からないんですね。
『まあ、誰が来ても良いかな』と思って対戦していたらですね。
『エルドリッチ』や『サンダードラゴン』『転生炎獣』みたいなガチ寄りのデッキとばかり相手にすることになったのです。
となると、環境デッキに近いデッキだから云々は言いたくないのですが、どうしても負けてしまうんですね。
専用ならばメタを張れば良いかなとも思いますが、なかなかそうはいきません。
しかし、こう見えて遊戯王プレイヤーの端くれなので、負けっぱなしは性に合わないということもあってデッキを強化していきました。
手札誘発を入れてみてデュエル。
それでも先攻制圧が止められなかった為、返しに相手をひっくり返すように『禁じられた一滴』『冥王結界波』を投入。
とはいえ、二つのカードが手札に来ない時の為に壊獣を投入。
そもそも大量展開をさせるからいけないんだということ『原始生命態二ビル』を投入する等、ありとあらゆる強カードをデッキに色々と入れたのですね。
その結果どうなったかと言いますと。
激しく事故りました・・・・(笑)
手札に対策札が大量に押し寄せた結果、俗にいう『妨害出来たからどうやねん』って状態になったのですね。
結果惨敗ですよ。
何度しても手札に来る妨害札が変わるだけなんですね。
そしていざ『魔界劇団』のカードが来ても、それで勝てたらわざわざ妨害は入れないので、結果はお察しのこととなるわけです。
こうなると流石にムキになってしまって、『妨害の邪魔になるから』という本末転倒な理由を並べて色んなカードを抜いていくようになるんですね。
まず、デッキの要と言っても過言ではない『魔界台本』を『魔界台本-魔王の降臨』以外を抜き、関係上『魔界劇団コミックリリーフ』を抜きました。
その後、魔界台本がそこまで無くなったから『魔界劇団ビッグスター』の数を減らし、展開することが出来る魔界劇団だけを残してとしていきました。
こうしていくことで勝つためにデッキの個性をどんどん消していったんですよね。
ですが、抜いたからと言って勝てる筈がなく、焦りといら立ちから、結局『こんなデッキやってられっか!』となってしまったのです。
そうして悶々としているなか、あることが頭によぎりました。
『お前の遊戯王はガチデッキに勝てないと意味がないのか』と。
正直なところ、環境デッキを倒したいのなら環境デッキを持ってくれば同じ土俵に立つことが出来るので後はテクニック次第です。
相手を先攻制圧して動けないようにすれば、勝つことが出来ると。
でも『魔界劇団』ってそもそもそんなコンセプトか?と。
デッキのコンセプトを否定して、大会に出てるようなカードをいっぱい入れたとしてもそうなった場合、当たり前ですが基本的なデッキパワーの勝負に引き込まれてしまうのですね。
そうなるとデッキパワー自体は相手の方が上ですから。テクニックと運が良くないと負けてしまうんです。
(この場合運が良いというのは相手が事故るという意味です)
そんな状況であるにもかかわらず、ムキになってガチデッキに勝とうとコンセプトを否定して戦うのって勿体ないと私は気付いたのです。
そのデッキの持ち味を最大限に引き出して、そのデッキの個性を活かしながら戦う。
それでもしガチデッキに勝てなくなるかもしれません。
しかし、そんなデッキだとカジュアルデッキにも勝てないかと言えばそうではありませんでした。
環境に勝てるようにしなくても。カジュアルデッキと戦った時には勝ったり時には負けたりすることが出来るので十分楽しかったのです。
そしてそのことを思い出した私は元の軸に戻し、なんなら遊び心で今まで弱いと決めつけていた『魔界台本』を入れてみたりしたのです。
となると意外とそれが役に立ったのですね。
こうなってくるとデッキ構築は勿論のこと、プレイングの幅が広がるので楽しくなってくるんですね。
このカードこんな効果があったのなら、こういう場面だと今まで使って手札に持ってくることなかったけど、使ってみても良いかなと考えたり。
あえてリスキーな戦術を取って、相手との駆け引きを楽しんだりしたのですね。
例に出すなら、こちらの場にはモンスターが居ない時に『魔界台本-宴咤女』と『魔界大道具『ニゲ馬車』』をセットしてターンエンド。
警戒した相手がバックを全て破壊した瞬間、相手の場を一掃しつつ、こちらのフィールド上に魔界劇団員が勢ぞろいして逆転勝ちした時はテンションが跳ね上がりました。
何故か環境に勝てた訳でもないのにすごく報われたような気がしたのです。
デッキの個性を活かし合って持ち味を存分に発揮し合った時、今最高に遊戯王してると感じることが出来たのです。
確かにカジュアルデッキなら環境デッキだから負けたというのは多少腹に一物を据えるものがあるかもしれません。
しかしながら、ガチデッキを倒すことに囚われ過ぎるとデッキが持つ本来のバランスを崩したり、イライラしなくても良いところをイライラしてしまったりします。
そうなると楽しくありませんよね?
挙句の果てには元々は勝ったり負けたりをする程度に戦えていたカジュアルデッキ相手にも勝てないようになったりします。
そうなると折角の趣味なのに勿体ないと思うのですね。
ガチデッキに挑むこと自体はむしろ楽しんで欲しいと思います。
しかしながら、ガチデッキにも勝てるデッキを目指し過ぎると、正直なところしんどいやろうなと今回の経験を元に思いました。
カジュアルデッキは良い意味でも悪い意味でも遊びが多いからこそ楽しいと私は思います。
そこを環境デッキのように無理やり遊びを削ると動きにくくなって何となく無味乾燥な感じになりかねないと私は考えます。
大会にいる時は勝ちにストイックなデュエルを。
普通の対戦の時は勝つことを目標にすることはもちろんですが、お互いの遊びの部分を楽しむことが出来るのが楽しいのかなと今回の経験をもとに私は思いました。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。