どうも皆様おはこんばんにちは。
もっと自分が思ったことを咄嗟に言えるようになるべきだなと常々思う今日も寡黙を貫いている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
例え善意でしたことでもどうしてそれをしたのかをちゃんと伝えることが出来なければ、下手に誤解を受けてしまって悲しくなるんですよね。
あの時、なんでこうしたのかちゃんと説明することが出来たら良かったのになと思うのですが、こういうのに気づくのっていつも過ぎた後なんですよね。
いやはや嫌ですねぇ。
さて、今回は『ロマンデッキがカジュアル・環境に勝てなくても仕方ないのか』についてお話をさせて頂いていきたいと思います。
今回の記事は『ロマンデッキがカジュアルデッキ・環境デッキに挑むのは無謀なのか』と思っている方に読んで頂ければ幸いです。
では参ります。
今日ちらほらとTwitter上のタイムラインを見ておりますと『ロマンデッキ』云々の話が話題に入っているのを見かけました。
この話題は永遠に結論が出なさそうだなと思いつつも、少し興味深かったので今回記事にさせて頂くことにしました。
そもそもロマンデッキとは何なのかということを私個人の基準で決めると以下の通りになります。
- アニメのキャラを再現したようなデッキ
- 再現性は低いけど成功すれば見たこともないようなコンボをすることが出来る。
- マイナーなカードを活かすことを目的とするデッキ
以上が私の考えるマイナーデッキとなります。
要するに相手を驚かせたり、自分の好きなカードを存分に活かしたり、キャラになりきって遊ぶみたいな感じ為のデッキであると考えます。
もっと詳しく分けていきますと、カテゴリーとしてカスタムされているデッキではなく一から組み上げるオリジナル色が強いデッキかなと思います。
というのも、カテゴリのデッキというのはそもそもある程度勝ち筋をイメージして作られていますので、自分で勝ち筋を作るわけでは無いからですね。
あまり注目されていないカテゴリを使うことで多少は驚かすことは出来ますが、ロマンデッキかと言われればどちらかとカジュアルデッキかなと私は思います。
では、本題に入ります。
このロマンデッキ、正直なところを言うとカジュアルデッキはまだチャンスはありますが、環境デッキにはまず勝てないんですよね。
分かりやすい例で言えば、相手を楽しませるお笑い芸人とプロの世界大会に出てるボクシング選手が殴り合いをするようなものです。
それは勝てないだろうな、というのは言うまでもありません。
ですが、ここで一つ問題となったのが『ロマンデッキだからカジュアルにも勝てなくても仕方ない』と言ってしまうことなんですね。
これに関しては私個人としましてはNOと言いたいのです。
理由としては以下の通りです。
- 見せたいコンボを使って勝つまでがデュエル
- 相手が気まずい。
- 勝つことを目的としてないコンボは飽きる。
(1)見せたいコンボを使って勝つまでがデュエル
例えば自分が見せたい動きがあるとします。
それは色々なカードの動きが組み合わさって見たこともないようにすごいコンボになるとします。
ですが、そのコンボを勝ちまで持って行くことが出来なければ一つ気になることがあります。
それって『相手と対戦する意味ありますか?』ということですね。
言ってしまえば、対面で座って『このデッキこういう動きをすることが出来るんですよー』って言いながらその場で動きを見せたりするだけで十分なんですよね。
遊戯王は相手がいるゲームで尚且つ勝ち負けを決めるゲームです。
となればガチはキツイとしても『カジュアル』くらいなら頑張れば勝てるようにしていなければただの独りよがりなのではないかと私は考えます。
となれば、カジュアルに勝てなくても仕方ないというのは本質から離れるのではないかと思うのですね。
(2)相手が気まずい。
デュエルをした時に片方がロマン寄りで、貴方がカジュアル寄りだとします。
そしてデュエルをした時、貴方が勝つとします。
そうなった時こう言われたらどう思うでしょうか。
『いやあ、俺のデッキロマンデッキやからさ。勝てんくても仕方ないんよ。だってロマンやし? 俺はこの動きが出来さえすれば満足やねん』
すごくモヤモヤしませんか?
こちらからすれば負けると『勝つことを目的としていない』ロマンデッキに負けたとなりますし、勝っても『ロマンデッキだから仕方ない』と言われる。
相手はどうすれば良いのでしょうか?
その人の為にロマンデッキを組んで来なければならないのでしょうか?
何故、その相手の為だけに自分が使いたいカジュアルデッキを使うことが出来ずに、わざわざ余計なお金を出してロマンデッキを組まなければならないのでしょうか?
押し付けるロマンに魅力があるのでしょうか?
相手を楽しませる為のロマンデッキがいつの間にか相手に負担を強いることになっては本末転倒なのではないかと私は考えるのですね。
例に出すとマジックショーを魅せるのに、観客席に空気椅子を強いるようなものです。
脚がパンパンで楽しむどころの騒ぎでは無いですよね。
逆に「うちのロマンデッキはカジュアルデッキとでも戦えるし何なら勝てるように作ってるよ」と公言するとします。
そして今まで見たことも無いカードが出てきて、そこから色々と組み合わさっていって自分の出した盤面を削り取っていく。
そして見たこともないコンボが出来上がって『こんな勝ち方があるのか』と気づいた瞬間、負けると分かっていてもすごくワクワクすると思うのですね。
この理由は簡単です。
相手には負担が無いので純粋な気持ちで動きを楽しむことが出来るからです。
遊戯王の対戦動画を見ておりますと変わった動きをするデッキの相手は何だかんだで普通のカテゴリだったりします。
(それかもはやお馴染みとなったロマンデッキですね)
それは相手に負担を掛けないための処置なのではないかと私は考えます。
相手の負担を増やして純粋な気持ちを奪い、自分の楽しみに付き合わせてしまうのは、よろしくないんじゃないかと私は考えます。
(3)勝つことを目的としてないコンボは飽きる。
遊戯王の対戦動画など見ていますと、すごいコンボをされているデッキがあります。
対戦をしていくなかで、よくそんなコンボを思いつくものだなと思い、いやあ自分もこんなコンボしてみたいなと思うものです。
しかしながら、そのコンボをしても勝てないとなればどうでしょうか?
反応が『ほーん。そうなんか』くらいになると思いませんか?
作った側は良いんです。
というのも、そのコンボに至るまでの努力や、思い入れがいっぱい詰まっているので行ってしまえば思い出補正があるので、何回やっても楽しいのです。
ですが、相手からすればどれだけすごいコンボでも、結論が分かってしまうと、何度もやられても『もう知ってる』ということで飽きてしまうのですね。
同じマジックを何度も見せられるような気分になってしまうんですね。
となれば、お互いに楽しいデュエルに果たしてなっているのか?と少し疑問だなと私は考えます。
もっとわかりやすく言うのであれば、お互いが勝ちよりも『動きを見せるロマンデッキ』を作ってきたとします。
お互いすごい動きで自分の作りたい盤面を作るとします。
その後出したモンスターでひたすら殴り合うとします。
ダレるんですね。
勝つことを目的としてないので、お互いの勝ち負けがはっきりしません。
作った盤面を維持できれば良いですが、勝つことを意識していないので出すところがゴールになってしまっているのですね。
よって、すぐに盤面が崩されてしまい、あとはパーツを引き終えたデッキから引くカードによって勝敗が左右されることになるのですごくダレるのですね。
少なくとも二回目はやりたくないと私なら思います。
遊戯王では勝つまでのプロセスというのはキレイに収まっていたり、逆に勝ち筋までの思惑を外されて泥沼になるから楽しいんですよね。
最初から泥沼な対決ってしんどいと私は考えます。
以上が『カジュアルデッキでも勝つことを諦めてはいけない理由』です。
ガチは勝てなくも仕方ないです。
何故なら、環境デッキのような勝つためのデッキは、先ほども言いましたが、言ってしまえばプロのスポーツ選手で勝つことに余念がないからです。
そのようなデッキに相手に楽しませるのも目的したデッキが勝てる筈ないですし、仮に環境デッキが負けたら逆に何してんのさと言いたくなってしまうと思うのですね。
しかしながらカジュアルデッキは言ってしまえばアマチュアです。
勝てないかもしれませんが、それでも勝てるかもしれないという可能性に人は興奮するのです。
しかしながらカジュアルも負けようと思って作ってないですから、ロマンデッキは魅せながら勝つためのルートやその下準備をする必要があると私は考えます。
となればロマンデッキは下手な環境デッキよりも、知識やプレイング、相手へのデッキの知識が必要となるとても高度なデッキなのですね。
ロマンデッキは負けて良い理由にはならないですし、してはいけないと私は考えます。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。