中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

【全ては此処から始まる】初心者にデッキを薦める時のコツ【ビギナーからの脱出】

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 つい先ほどですが、新しいデッキを作りたいと思ったもののなかなかに案が思い浮かばなかったので何か良い案は無いかについてTwitter上で聞いてみたところ、色んな方が『このデッキはどうですか?』と教えて下さって感謝の五体投地をしたくなった人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 デッキを作る時、新弾であれば『これ興味ある!』って感じで見つけることが出来るのですが、もう販売されているテーマで興味を持つって難しいと思うのは私だけでしょうか?

 

 現在、デッキを作りたい欲はあるのですが、改めて作りたいデッキを探そうと思ってもなんと調べたら良いのか分からずに調べることとも出来ないので、困り果ててたんですね。

 

 そういう時にこのTwitterで聞かせて頂いたところ、フォロワーさんからFF外の人まで色んな方がおススメして下さるのを見て、本当にありがたい時代だなとしみじみと感じております。

 

 色々と教えて頂いたデッキを今後とも制作していきたいと思います。

 

 さて今回は『初心者に使ってみたいデッキを薦める時のコツ』についてお話させて頂きたいと思います。

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 今回は『初心者の方にデッキを薦める時にどうすれば良いのか分からない』と言う方の参考になればと思います。

 

 では参ります。

 

 以前、こんなことがありました。

 

 私の兄に遊戯王を布教しようとしたのです。

 

 兄も元々遊戯王を知っていましたし、私が楽しそうにしているのを見て『そんなに楽しいんか?』と興味を持ってくれる稀有な存在だったんですね。

 

 正直なところ、対人でのデュエルに飢えていたので喜んだ私は『兄貴も一緒にしようぜ』と勧めた訳なんです。

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 しかしながら、経験のある方もいらっしゃると思うのですが、他人のデッキって癖が強くてイマイチ使いづらいんですよね。

 

 現に私が作ったデッキも妙にやりづらいらしく『うーん。やっぱり良いかなー』と言い出したんですね。

 

 折角の機会を逃してはならないと思った私はある作戦に出ました。

 

 兄貴にデッキを作ってそのままプレゼントするというものでした。

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 それで、そこから兄が動きやすいように改造してもらうことが出来れば、兄のオリジナルのデッキも出来ますし、自分専用デッキがあると何となく愛着が湧いてくるので続けやすいんじゃないか。と思ったのです。

 

 そこで私は見せたんです。

 

 遊戯王に収録されている全カテゴリ一覧を。

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 そして、言いました。

 

さあ、この中から選んでくれ。遠慮はいらない。何でも良い。覚悟は決めた。高いデッキはすぐに作れんがボチボチでも作って完成させるし、どんなもんかようわからんでも良いから、名前を見て『これ魅力的やな!』って心に響いたなって思ったもんがあったら教えて。ほれ。はよ。はよおおお!

 

 ヤンデレかって話ですね。ホント。

 

 ただ、対人プレイに飢えていた私はこの機を逃してたまるかと思っていたので焦っていたんですね。

 

 ですが、一覧をスクロールして兄が一言言ったんです。

 

『うん。ようわからん』と。

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 凹みましたね。

 

 いやわかるんです。

 

 サバイバルゲームを始めようと思って相談した時に銃の名前一覧を見せられて『の心に響いたものを選べ』って言われるようなものですからね。

 

 そもそも、それがどんなものかもわからないのに『これ』って言って来た方がむしろ『考えてる?』って聞きたくなると思うのですね。

 

 そう、長年遊戯王をしているので感覚として忘れていたのですが初心者って名前を見ただけじゃよくわからないんですよね

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 私も遊戯王以外のカードゲームだとよくわからないと似たような反応になると思います。

 

 そして、翌日。私はもう一度ミスを犯しました。

 

 そうどういう戦法で戦うのか好みなのか?を聞いたんです。

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 『殴って勝つ方が良い?相手の動きを防ぐ方が良い?ちょっとトリッキーな方が良いかな?』みたいな感じで聞く方法ですね。

 

 正直なところ遊戯王の基本である『ビートダウン』『パーミッション』『コントロール』を押さえているのでまあ分かりやすいと思います。

 

 あくまで『こちら』にとってはですが。

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 そして返事がこんな感じでした。

 

 『んーなんか最強そうなやつ』

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 いやそうなんやけど。いやまあそれならベストやけど。ってなりましたね。

 

 一見すれば『ふざけてんのか?』と思われそうですが、相手からしたらそれすらも何のことか分からないんですよね。

 

 全く車を知らない人に『車を早く走らせるのにエンジン以外でどこを改造すれば良いと思う?』と聞くようなものだと思います。

 

 ぶっちゃけると知識が無いと部品すら名前が出て来なくて『知るか』となりますよね?。

 

 これは必然だと思います。

 

 では、どうすれば良いのか。

 

 ここで私が考える『初心者にデッキを薦める時のコツ』を紹介させて頂きます。

 

 私がおススメするのは二つの方法です。

 

 まず一つ目は相手の性格や雰囲気を見て、その人の雰囲気に合ったデッキを紹介するというものです。

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 これのポイントとして挙げられるのは『貴方のどういう性格からこのデッキが良いと思ったか』ということを先に相手に説明することだと思います

 

 例えば『豪快な性格であまりよく考えずに動くタイプの人』の場合、まずそのことを相手に説明します。

 

 『俺が思うにお前の性格って基本的に何するにしても結構豪快な奴やと思うんよ。やからあんまり細々した動きするの苦手じゃないかなーと思ってるんやけどどう?』みたいな感じですね。

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 それで相手が納得してくれていたならこう言います。

 

 『だから、ここにあるデッキってルートがある程度固定されてて分かりやすいんやけど、火力でこんだけ出るから一発殴ったら相手倒せるんやで』と。

 

 そしてルートのわかりやすい『パラディオン』や『剛鬼』『ダイーザ』等の高火力で殴るワンキルデッキをいくつか紹介するという感じですね。

 

 もしここで否定されたら、今度は相手と一緒に相手の性格の擦り合わせをしつつその人の性格に合ったデッキを紹介してあげれば良いのかなと私は思います。

 

 しかし、この方法には注意点があります。

 

 こちらから見た性格と相手自身が思っている性格が違う時に『いや、お前そんな性格じゃないやろ』と言ってしまうことです。

 

 これを言うと相手を否定してしまうことに繋がります。

 

 何故かなんて言うまでもないとは思いますが、自分を否定してくる相手と遊びたくないですよね?

 

 そもそも言うのであれば、相手が貴方に見せている性格はその人自身が抱えている実際の性格と異なる場合があります。

 

 いわゆるペルソナってやつですね。

 

 ですので、はたから見た性格と相手が思っている自分の性格に食い違いが生じることがあるのですね。

 

 ですので、相手が『いや、自分ってこういう性格なのよ』って言ってきたら逆にチャンスだと思って下さい。

 

 その性格に合うようなデッキを組んであげた方が相手は喜ぶからです。

 

 ちなみに兄はこの方法で『剛鬼』を薦めることに成功しました。

 

 もう一つは相手の趣味に注目する方法です。

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 これは私は現にこれで堕ちました。

 

 というのも、これはその人の趣味に合わせたデッキを紹介するというものですね。

 

 例えば機械もののアニメが好きなら『マシンナーズ』を紹介してみたり、銃火器類が好きなら『魔弾』を紹介したりするみたいな感じですね。

 

 これが意外と刺さるんですよ。

 

 なぜなら遊戯王への興味+趣味の興味が乗っかるからです。

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 遊戯王のアニメを見てもらうと分かりますが、大抵アニメのキャラクターって自分が好きなものやイメージをデッキにしているような雰囲気があると思います。

 

 分かりやすい例で言うなら『遊戯十代は『HERO』が好きで『HERO』デッキを作ってます。

 

 また、全くそういう感情論に興味なさげの藤木遊作ですら自分のデッキは自分が得意なパソコンに関連しているカードを使っています。

 

 このように自分の好きな物がもし遊戯王であったのなら是非とも使ってみたいと思ってしまうんですよね。

 

 『いや、アニメと現実は違うだろ』と思われそうですが、私はそこらへんは関係しているんじゃないかと思うのですね。

 

 かくいう私も始めたての頃は当初北欧神話にハマっていました。

 

 その時に何のめぐりあわせか『極神』が発売されたのでテンション上がりっぱなしで即買いしたんですよね。

(当初、あまりお金が無かったので友人達にパーツを貰って完成させたんですけどね)

 

 ちなみにこういう趣味から薦める時の薦め方はこんな感じです。

 

 例えばロボットものが好きな人の場合ですと。

 

そういえば、○○。お前ロボットもの好きって言ってたよな? 実は遊戯王にこういうの『マシンナーズ』『古代の機械』があるんやけどどう思う?

 

 これで堕ちる人は堕ちます。

 

 撃墜王です。

 

 とりあえず二つの共通点として言えるのが『相手のことをよく見て相手の目に見えない部分をよく知る』ということです。

 

 相手のことを知らずに一方的にこちらの願望を押し付けると相手は拒否してしまうんですよね。

 

 それは当然のことだと思います。

 

 自分でも相手に無理やり強要されたら嫌ですよね。

 

 ですので、遊戯王を薦めるのであれば、まずはその人のことをよく知ってから薦めてあげれば良いのではないかと私は考えます。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。