どうも皆様おはこんばんにちは。
関係者二人の喧嘩を見ている時、どちらの言い分も悪い点も分かる時になんて仲裁すれば良いのか分からない人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
喧嘩をするとなんでその人が怒っているのか分からなくなると思うのですが、第三者から見れば『お互いが怒ってるとこズレてね?』と思うことがあるんですよね。
例えば、AがBに頼んだ時、BはAの頼み方に怒っているのに、Aは頼まれた内容がムカついたと思ってるみたいな感じですね。
そんな感じなのでお互い全然納得いかないままデッドヒートしてるのですが、こちらから見たらお互いのよろしくないところを直せば良いだけの話なのになと思うんですね。
それを上手く伝えることが出来ないもどかしさに悶絶しております。
そんなことはさておき今回は『ソリティア的な動きを失敗した時のサレンダーするのはどうなのか?』についてお話させて頂きたいと思います。
今回は『ソリティア的な動きをしようとして失敗したことのある人』の参考になれば幸いです。
では参ります。
以前、こんなことがありました。
相手とデュエルをしている時に相手が先攻を取ったのですね。
で『あぁ。先攻取られたかー』と思いながらじゃんけんやし仕方ないよな。と思っていたんです。
すると、相手がデッキを回すいわゆるソリティア的な動きをしたんですね。
しかし残念なことに手札誘発は私の手元にはありませんでした。
でも私もソリティア的な動きが大好き民なので『まあどんな動きをするのか楽しむかぁ』くらいに思って見ていたんですね。
すると、徐々に盤面が怪しくなってきたんですね。
モンスターを展開しようにもチューナーだらけになっていて『あれ?これこのままやと展開するの無理じゃね?』となってきていたんですね。
そして、ついに手が止まって数秒後。
「ミスったんでサレで」
となったんです。
そこで私は思いました。
「折角ぶん回したんやったら何らかの形にしやんかい!!』と。
これについて皆様はどう思われるでしょうか?
いや、ミスったんなら仕切り直ししても良いんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも個人的にこれはあまりよろしくないと考えます。
その理由は以下の三点です。
- ソリティアをしている間相手を待たせている。
- 成長の機会を失う。
- 失敗したからサレンダーは忘れやすい
(1)ソリティアをしている間、相手を待たせている。
ここで思うのが、相手何もしてないですよね?
これが相手の立場になって考えてみると分かりやすいと思います。
こちらがぶん回している間、あーこれキツイなと思っていても相手は『サレンダーせず』に待っててくれてますよね?
もちろん、サレンダーをしない理由には『相手のデッキの動きを見たい』や『手札誘発が無くても、次のデュエルの時にどこがマストカウンターか見極める為』という利己的な要素もあるかもしれません。
でも結果的に言えば、相手は待っていてくれたことになるのですね。
完全封殺の盤面になって次のターン相手は何も出来ないという状況になるかもしれないとなりながらも『それでも良いよ』と待っていてくれたことには、一定の敬意を示した方が良いんじゃないかと私は考えるんですね。
それにもしかしたら相手はこのデッキやからこういう盤面になるからこう突破してと考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
その方は相手の敷いた盤面をいかに突破するかを楽しんでいるのです。
ですが、急にサレンダーされたらどうなるでしょう。
相手からすれば折角待ったのに、何もせず仕切り直しにされたら『俺何もしてないんだけど?』ってなりますよね。
どんな盤面になってどうやって突破するかを楽しみにしていたのに、それってあんまりなんじゃないかと私は考えます。
これがその限りではないのが二つあります。
例えば手札誘発で完全に止められた場合です。
これは『あーこれ動けませんねぇ。サレです』となっても、あまりよろしくは無いですが気持ちはわかると思います。
というのも、相手からしても『こちらの妨害がマストカウンターに突き刺さったんかな』と思えなくもないからです。
それでもぶん回した後なら観念して相手にターンを渡した方が、待ってもらったお礼という意味でも親切ではないかと思います。
もう一つは大会の時ですね。
これは競技として最も大切である勝ちの権利を相手にあげることになるからです。
勝ちをあげるかそのまま戦うかは正直競技なのでどっちでも良いんですよね。
競技で欲しいのはあくまで勝利という結果だけですから、フリーのようにデュエルをする時間を楽しむというのは無いわけでは無いと思います。
もしあったとしても、重要さとしては低いのではないかと思います。
以上の二点であれば、まだ納得がいくと思います。
しかしながらそれではない限りはソリティアをして失敗したのなら、潔く相手にターンを渡して欲しいなと思うのですね。
『相手に待たせたのであれば、こちらも待つのがマナー』なのではないのかなと私は考えます。
(2)成長の機会を失う。
意外な所ではあると思いますが、失敗したからサレンダーは成長の機会を失ってしまうと私は考えます。
というのも、理想の盤面を完成させるだけが遊戯王じゃないからなんですね。
むしろ理想の盤面を作ることが出来る確率は、上げていかなければいけないものの、頑張っても七割くらいではないかと思うのですね。
(九割いけるよー!って方は神ですね)
そもそも理想的な盤面でなくても理想的な盤面よりは劣るものの、普通に強い盤面を作ることが出来たのであれば、勝利する時は勝利することが出来るんですよね。
これをする為には『いかにこのままでは理想的な盤面が作ることが出来ない』ということをいち早く気付くことが大切でありこれも実はテクニックの一つなのです。
そもそも、『このままだと動くことが出来なくなる』と分からずに展開するのはあまりよろしくないのですね。
何故ならリソースが枯渇してしまって、仮にもし相手が事故って動けなくてこちらにターンが回ってきても動けなかったら意味がないですよね?
故にいかに自分の失敗に早く気付いてセカンドプランに移ることが出来るか、これが非常に大切になってきます。
その為にもサレンダーをしてしまうと勿体ないなーと思うのですね。
しかしながら『別にサレンダーをしても勉強になるのでは?』と思われると思います。
ですが、これには三つ目の理由が関わってきます。
(3)失敗したからサレンダーは忘れやすい
人間、すぐに諦めると記憶に残りにくいんですよね。
というのも、作業になってしまうからです。
そもそもすぐにサレンダーをすると『ああ無理やったわ』くらいの記憶しか残らないんですよね。
(下手をするとそれすら残りません)
そうなってしまうと記憶に残らず何の学びにもならないので、折角の時間が無駄になってしまうと考えます。
もっともじゃあサレンダーしなければ学びになるのかと言われてしまえばその限りではないです。
それでもサレンダーをしないことで『あんなミスさえしなければ勝てたのに』という悔しさが残るんですね。
感情と結びついた記憶って意外としっかり残るので、すぐにサレンダーをした時よりも記憶に定着しやすいのではないかと考えます。
以上がなぜソリティア的な動きを失敗した時にサレンダーをしてはいてはいけないかという理由です。
正直なところ小難しいことを言いましたが、言ってしまえば、お互いが楽しむ競技なのに自分の都合で相手に何もさせないまま終わるというのはいかなるものかということですね。
相手があって初めて成立するゲームなので、相手をリスペクトしつつソリティア的な動きを失敗した時は素直に相手に楽しんでもらった方が、今度自分が似たような状況になった時も気持ちよくデュエルが出来るのではないかと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。