どうも皆様おはこんばんにちは。
以前、書類関係で親と喧嘩をしたのですが、結果的に私たちが間違っていたわけでは無いことが判明して安心した反面プチおこな人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか？
なんだかんだで書類の不備がどーのと指摘を受け、正直わからんから商工所に行って聞いて来てくれとなり、今日休みだった親が聞きに行ったのですが、どうも税理士さんが間違った書類を送っていたということが判明したんですね。
それで何とか修正して無事に受理されたのですが、正直、ホッとした反面それやったらあんだけ大げんかしたん無駄やんけどないしてくれんのじゃあいと言いたくなりました。
まあ、結果上手く収まったのでよしとすれば良いんですけどね。
さて今回は『遊戯王を遊びとして楽しむことを忘れた男の話』をさせて頂きたいと思います。
今回は『遊戯王において勝つことが全て』と思っている方に読んで参考にして頂ければ幸いです。
では参ります。
最近遊戯王をしていて気づきました。
そう、遊戯王を遊びとして楽しむことが出来なくなっていたということです。
どういうことかと申しますとハッキリ言わせて頂きます。
そのカテゴリが出来る強い動きを考えて、いかにその盤面を作れるかを考えて実証実験を繰り返すことを楽しんでいたということです。
私自身、弱いデッキやオサレだけどあまり強くないカテゴリを見ると正直かなり燃える質で、いかにして強くしてやろうかということを楽しむ人なのですね。
というのも、弱いデッキって『このデッキ弱いから負けても仕方ない』みたいに扱われがちなのですね。
『この負けても当たり前』というのが私個人的には非常に嫌で『んじゃいっちょ、ジャイアントキリングお見舞いしてやろうかね』とつい燃えてしまうんです。
ですので、こうしたら強いんじゃないかああしたら強いんじゃないかと何が弱いのかを考え続けて、強くなる方法を模索します。
時として、色んな方のデュエル動画を見て参考にしたり、他のカテゴリの動画を見て参考に出来ることはないかを追い続けたりするわけですね。
そして、『この盤面だったら強いんじゃないか』ということが決まったら、次はその盤面を作る為のアクセス方法を探し続けるんです。
例えばその強い盤面を作るのに『水晶機巧ハリファイバー』が必要なのであれば、いかにして『水晶機巧ハリファイバー』を出すかを考えるみたいな感じです。
アクセス方法が決まったら、一人回しをしてどんな手札でもそのアクセス方法に繋げることが出来るかを試すのですね。
そこで手札事故率が高めだったら、いかにして手札事故率を下げるかを微調整しながら事故率を下げていくのです。
こうした結果、事故率が下がったなと思ったらADSで対戦してみて上手く勝てなかったら再度やり直しで、だいたい納得するぐらいの勝率になったら完成とします。
そう、完成としてしまうんです。
これ自体はいけないわけでは無いと思うのです。
しかし何が不服なのかと言いますと。
デュエルがあくまで実証実験のようなことになってしまってることですね。
デュエルを楽しむとかではなく『私の理論が正しければ勝てるし間違っていれば勝てないってことだが、さてどうかな？』みたいな感じになってしまってるんですね。
ひたすら理論を追い求め、仮説を出し、検証して、成否を見る。
遊びじゃなくて研究じゃねぇかと思うんですね。
これもまた楽しみ方の一つといえばそうなのかもしれませんが、私個人としてはなんか違和感を感じるわけです。
というのも、遊戯王ってあくまで娯楽だと思うのですね。
娯楽と言えば、ゲームをしたり映画を見たりして楽しむものを差します。
そして遊戯王の楽しみ方って、友人や見知らぬ人と集まって『さあてデュエルするか』みたいになってお互いキャーキャー言いながらコミュニケーションを楽しむものだと考えてるんですね。
自分も楽しんで相手も楽しむエンターテインメントみたいなデュエルが私の考える娯楽としての遊戯王だと思うのです。
それなのにただひたすら良い動きをすることに拘って、相手と楽しまずにこちらの想定した動きが出来るかどうかを求め続けるってナンセンスだな、と思うんです。
勝ちにこだわること自体は悪くないと思うんです。
しかし、実際のところ、カードの収集を趣味にされているコレクターではない以上、デュエルを楽しむことが出来ないってどうなのと思うんですよね。
しかもそんなにストイックなら大会に出れば良いのにと思われそうですが、私自身本番にかなり弱いタイプなんです。
商品があったり結果を出さなきゃとなると、緊張しすぎてしんどくなるのです。
また、普段からうっかりミスやポカミスが多いのと、大会競技自体に魅力を感じないということもあって参加するのに躊躇してしまうんですね。
勝つ為に研ぎ澄まされた感覚よりも、ゆるゆる駄弁りながらデュエルをするのが好きなんで大会に出るのはちょっと違うなと個人的には思うんですよね。
勝つためにストイックな空気は苦手なくせに、負けても良いとか仕方ないとは思いたくない。
勝つためにギスギスするのは嫌いだけど、かと言ってどうせやるなら弱いデッキであっても勝ちにいくようにしたい。
この相反する二つの感情がどうしてもぶつかり合ってしまうんです。
ここがすごく悩みどころだったりします。
ここまで勝ちにこだわって色々調べたりすると、身内にもよく『遊戯王なんてお遊びやなのにそこまで本気になる必要ある？』『所詮ゲームやのに意識高すぎひん？』と言われることがあります。
でも、私自身あまり趣味が無いので数少ない趣味であるなら本気を出して取り組みたいと私は考えるのですね。
ですが、最近正直なところこれで良いのかと思ってしまうのが現状です。
何故なら、この熱量を出していくと他の友人に『遊戯王好きすぎひん？』と言われることもあるからです。
旅行に行ったのに『よっしゃあ飯呼ばれるまでデュエルしようぜ』と言った時に『いや普通に観光行こうや』と言われ思わず枕を濡らしたこともあります。
そしてそれを別の友人に言った時『そういうのは遊戯王旅行を目的とした人がやることやからな。っていうかTwitterの見過ぎや』と言われた時には再度枕を涙で濡らすことになりました。
もう枕びしょびしょです（笑）
遊戯王は娯楽であり遊びです。
ですので、遊びに本気になり過ぎると少し堅苦しいものになるのも事実です。
良い塩梅を見つけて余裕をもって取り組んだらもっと遊びとして楽しめるようになるのか。
まだ答えは見つかっていないので探していきたいと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。
