どうも皆様おはこんばんにちは。
本格的に梅雨入りしたのかなと思いつつ、時折カラっと晴れることがあっていやはや天気というものは分からんなーと思っている人ことボブでございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
雨自体はムシムシしなければ嫌いではないのですが、移動中に降られると当たり前ですがテンションが下がるんですね。
蒸し暑いと更にしんどさが増してもう無理・・・・となるので、是非とも雨よ寝る時に降って朝は晴れてくれと思います。
さて今回は『好きなカードを活かして戦う難しさ』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事は『俺のお気に入りカードを強くしたいな』と思っている方に共感頂ければ幸いです。
では参ります。
以前、こんなことがありました。
私には好きなカードがありました。
『D-HEROBlooD』です。
このカードはデザインも秀逸でかつ攻撃力1900ながらも相手だけ効果無効化+相手を装備カードにして相手の元々の攻撃力の半分攻撃力アップという圧倒的な力の前に惚れ惚れしていたんですね。
私ボブ少年は『何とかしてこのカードの存在は活かしつつ、このカードで戦い、このカードでフィニッシュを決める』というまさにエースモンスターとして活躍させたいと思っていたのですね。
その為、色々な工夫をしてきました。
色んな方法でトークンやモンスターを並べる工夫をしたり、攻撃力1900というお世辞にも強いとは言えない攻撃力をカバーする為に『収縮』を入れたり、魔法・罠全盛期だったのでそれに対しての対処をしたりとやることはいっぱいあったんですね。
当時、遊戯王に資金を掛けることがあまりできないながらも、色々工夫したなーと思うのですね。
しかしながら、どうもそれが難しかったんですね。
というのも、私の目標とする『好きなカードと一緒に戦って、好きなカードを活躍させて、好きなカードでフィニッシュを決める』をしようとしたんですが。
一体の出来ることって本当に少ないんですよね。
圧倒的な性能を持つ『死霊王ドーハスーラ』とかエースを活かして戦うカテゴリとなった『エルドリッチ』もはやお馴染み『ドラグーン』等圧倒的な効果が無いとなかなかフィニッシュを決めることが難しいのですね。
では何故難しいのか。それは以下の三点にあります。
- 一体を守り切るという難しさ
- 一体のモンスターで相手を攻めるのは限界がある。
- 尋常じゃない知識と応用力が求められる
(1)一体を守り切るという難しさ
遊戯王ではなんだかんだで弱点というものがあります。
攻撃力が低ければ戦闘破壊されます。
戦闘破壊に強いモンスターは効果破壊され、効果破壊に強いモンスターは破壊以外の方法で除去される。
対象に取れないという効果を持っていれば対象を取らない除去が飛んでくる。
それならばと、効果を受けないという効果を持たせてみれば、相手はリリースすることで対処してくる。
このようになんだかんだで対処する方法があるのです。
これら全てから守り切ることは到底不可能であり、結局のところなんだかんだで除去されてしまうのです。
こうなるのはゲームの都合上仕方がないことなのですが、エースを活かすという目的を果たそうとするときには最大の関門となってきます。
何故ならエースを活かすデッキということは逆に言えば『エースを崩されてしまうとキツイ』ということを表しているからです。
相手も除去をした後、エースモンスターを再び出すまで待ってくれる人はまずいないでしょう。
守り切るのが難しいとしながらもそれでもと守り切るか、いっそのこと除去されることを前提にすぐに復帰することが出来るようにするのか。
ここらへんの塩梅が難しいところなんですよね。
(2)一体のモンスターで相手を攻めるのには限界がある。
極論で言いますと。
守備貫通効果が無い限り、一体のエースでは相手に守備表示で貫かれると攻め切ることが出来なくなります。
とは言え、エースの攻撃を通す為だけに他の強力なモンスターを使って露払いをしてもらうと『わざわざそのエースを使う必要ある?』となるのですね。
例を出してみますと例えばみんな大好き『クリボー』を活かすデッキを作りたいとします。
『やっぱりフィニッシュは『クリボー』で決めたいよねー』と言う目標を建てます。
ただ『クリボー』だけでは到底相手に太刀打ちできないのは言うまでもありません。
だから汎用性の高い動きをして大量展開をして『ドラグーン』や『ヴァレルロード・S・ドラゴン』等の汎用EXデッキのモンスターを並べて相手を蹂躙した後に最後に『クリボー』で殴って勝ったとします。
こうなった場合、『クリボーをエースとしたデッキ』ではなく『ドラグーン』に『クリボー』という異物が混入しただけとなってしまいますよね。
はたしてこれが『エースモンスター』を活かしたデッキとなっているのかと言われれば私個人的には首を傾げます。
またこれは私の体験談なのですが、以前友人が『万物創世龍』を活かしたデッキを作ったと言ってきたのですね。
これを聞いて是非見てみたいと思い、デュエルをしたのですが。
【青眼デッキ】の動きをし、青眼の融合体が出てきて、そのまま青眼でフィニッシュを決めてきたのです。
勝ち負け云々はこの際どうでも良かったのですがこの時思いました。
『万物創世龍デッキやと思ったらおもっきり青眼デッキにぶん殴られた』と。
色んなことを言おうと、『○○デッキ』を作ったといっても肝心の『○○』が出なかったり活きていなかったりすると『○○デッキ』っていうのは苦しくない?と思うのですね。
このようにいくらシナジーがあって露払いに適していたとしても、出なければ勿論のこと、言い方自体は嫌いですが、そのエースを出す必要性が無ければただのオマケになると私は思うのですね。
ちゃんとエースを活かす為のサポートになるか、単なる強カードにおんぶにだっこになるかこのバランスが非常に難しいと私は思います。
(3)尋常じゃない知識と応用力、分析力が求められる
一体のモンスターを活かすには幅広いカードへの知識と、それをいかにしてシナジーさせるかの応用力が必要だと思います。
またどういう点が苦手でどういう点が得意で、どうアプローチをしていくべきかを知る分析力が必要なわけですね。
知識に関しては遊戯王のカードは一万種類は優に超えています。
そのなかで、いかにしてそのデッキの最適なカードを見つけるのかとなると、とてもじゃないですが、普通に勉強しているだけじゃ追い付きません。
ただ悲しいことながらそこまでの知識量をつけようと思っても、どんどん増していくカードの種類は覚えきれませんし、ましてやそれを応用する力をつけようとすると、知識以上の努力が必要です。
また分析力が無ければ、そもそも何が苦手やから勝てないのかが分からないのでデッキを組む以前の話になってくるのですね。
それでも、デッキレシピがあるようなカードだと助かりますが、そこまで有名ではないマイナーカードを主軸にしようとすると自分(もしくはデッキ構築の相談に乗ってくれるような友人)のみが頼りになってきます。
こうなってくると、一体のエースを活かすデッキを作るよりも、ある程度作っている人のいるカテゴリデッキを作った方がよっぽど有意義になりそうなのですね。
最近ではTwitterという便利なものがありますので、自分よりも賢い有識者の方に教えを乞うことが出来ますが、それでも難しいものは難しいと私は考えます。
以上が私の考えるエースを活かして戦う難しさだと思います。
これだけうだうだ言いましたが、それでも言えることがあります。
それがどうした!と。
好きなエースを活かすことが例え難しくても、それがいばらの道であったとしても、自分が好きなカードだからこそ活かしたいのです。
分析力が無くても百回やれば何となく『こういう時負けるよなー』っていうのが分かってきますし、そのことをTwitterで相談すれば案を下さる方はいらっしゃいます。
そうして色んな方の力を借りつつ、自分でも研究して組み上げたデッキでエースがフィニッシュを決めた時、まさに最高の瞬間だと思います。
その為には多少の困難など気にしてはいけないと思うのですね。
『集いし願いが新たなる道となる』とはよく言ったものだと思います。
ですので散々難しいことを言いましたが、もし貴方が好きなモンスターを活かしたデッキを作りたい方がいらっしゃいましたら是非作って楽しんで下さい。
そしてどうしても解決できないことがありましたら、是非とも相談しに来てください。
力になれることがあれば力になりますので。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。