中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

遊戯王におけるデッキ構築における『合理性と可能性』

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 盆休みが残り一日になり妙な寂しさを感じる人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 いやはや、四日間の休みも後一日となり、なんとなく寂しさを感じています。

 

 まあでも考えようによれば終わりがあるからこそ尊いものがありますし、むしろずっと何もしなくても良くて休み続けても良いよとなると、それもまたしんどいので、なんというか今その時を楽しむということが大事なのかなと思うところですね。

 

 まあ、でもあのプレッシャーがまた始まるのかと思うと地味にだるいなぁとは思うのは紛れもない事実で、地味に憂鬱だなと思うところです。

 

 しかしながら、前職のような深い知識と技術力が必須なうえに失敗したら会社を含めて先輩に問答無用で迷惑がかかって尚且つそれでなお、上手くいく確率が低い苦行だったので、それと比べると一定の努力と研究をしたうえで、後は運に任せるしかない的な感じなのでまだマシではあるんですけどね。

 

 もっとスキルを磨いたら成績とかに影響するのかなと思うところではあるのかなとは思うのですが、まあなんというか基本的にコミュ障なのでなんともな感じではあるんですけどねぇ。ホント。

 

 まあ、そんなことはさておき。

 

 今回は『遊戯王におけるデッキ構築における『合理性と可能性』』について語らせて頂きたいと思います。

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 今回の記事は遊戯王におけるデッキ構築の合理性と可能性について語らせて頂きたいと思いますので、参考になれば幸いです。

 

 では、参ります。

 

 遊戯王でデッキを作っている時に結構大事な要素として挙げられるのが『合理性』だと私は考えます。

 

 無駄のない動きと展開、勝ちまで道筋に無駄が無いというデッキというのはデッキ作りをするうえでは一種の目標です。

 

 どれだけロマンあふれるデッキであったとしても、合理性が欠けていると『再現性の低さ』だったり『盤面の脆さ』『リカバリーの効きにくさ』等の色々な観点で、相手に付け入る隙が生まれてしまうわけですね。

 

 そういったこともあってか、基本的にはデッキには合理性が必要であると私は考えていた訳ですね。

 

 ただ、最近思うのです。

 

 では、合理性をただひたすらに求めていけばそれは良いデッキなのか?と。

 

 ここ最近、色んなデッキと関わってきたり、自分自身も合理性を求めてデッキを作っていくなかで感じることがありました。

 

 それは何か。

 

 つまるところ合理性を求めると『可能性が狭まる』ことがある訳ですね。

 

 例えば分かりやすい例を出してみると『CX-冀望皇バリアン』の例を挙げてみます。

 

 バリアンのステータスは以下の通りです。

 

エクシーズ・効果モンスター
ランク7/光属性/戦士族/攻   0/守   0
レベル7モンスター×3体以上
このカードは自分フィールドの、「CNo.101」~「CNo.107」のいずれかの
「CNo.」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
(2):自分の墓地の「No.」モンスター1体を対象として発動できる。
相手エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターの元々のカード名・効果と同じカード名・効果を得る。

 

 このカードはエクシーズ素材の数×1000の攻撃力アップと墓地にいるNo.モンスターの能力をコピーすることが出来る能力を持っています。

 

 ですので、コピーをする先によっては無限の可能性を持っているカードであり、研究しがいのあるカードではあるのですが、ただバリアンの能力を鑑みると、No.の場合圧倒的なまでの合理性を兼ね備えたカードが存在します。

 

 そう『No.ナンバーズ86 H-C ロンゴミアント』ですね。

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 素材の数によって『完全耐性』『攻撃力上昇』『戦闘破壊耐性』『相手の召喚特殊召喚封じ』『相手の盤面の全体除去』と効果をモリモリに出来る訳ですが、バリアンが立っている状況は素材5枚以上が揃っていることが多いので、上記の強力な効果を全て網羅することが可能になる訳ですね。

 

 そして、もしこれが先攻1ターン目に立たせることが出来れば、多くの場合相手にとって苦しい戦いを余儀なくされること間違いなしだと私は考えます。

 

 幻影騎士団でロンゴミアントが出されるようになった時には、まさに環境クラスのデッキとして扱われていたことからその脅威さが分かると思います。

 

 となると、合理性を求めていった場合、ロンゴミアントを墓地に落とせない状況ならばまだしも、能動的にEXデッキに触って落とすことが出来る場合『ロンゴミアント一択』であり、それ以上は合理性に欠けてしまうとなってしまう訳ですね。

 

 その結果、選択肢が一つだけしかなくなり、それ以外のデッキはダメ、みたいな感じになってしまうと、本来であれば色んな選択肢があったにも関わらず可能性が一気に狭まってしまって、新しい発見やデッキを探求する面白さが無くなってしまう訳です。

 

 上記のように合理性を過度に求めすぎると『これじゃないとダメ』という息苦しいものになってしまって、折角の柔軟なゲーム性を逆に損なってしまいます。

 

 また、『このカード=○○』みたいな形態が出来上がってしまうと、そこから追及されにくくなるので、新しく出たとしても凝り固まってしまってしまいがちになるように私は考えます。

 

 やはりそれは勿体ないように私は考えます。

 

 確かに合理性は大事だと思います。

 

 しかしながら『合理的=正しい』や『可能性を追求する=正しい』ではないと思います。

 

 合理的であることも可能性を求めることも大事ではあるけど、時にはベストだけではなく別の選択肢を見つめていく。

 

 色んな選択肢があることがこの遊戯王における醍醐味だと考えるついこの頃です。

 

 本日は以上となります。

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。