どうも皆様、xセイバーをこよなく愛するヒト科のボブです。体調が良い方はどうぞお付き合い下さいませ。体調が優れない方はどうぞ一度閉じて頂いて体調が優れた時に二回以上見て頂ければ幸いです。
さて、今回は『デッキ構築 強いデッキとは②』の続きで書かせて頂きます。まだ読まれていない方は是非とも読んで頂ければ幸いです。
前回ではサーチ手段が多いデッキは強いということを書かせて頂きましたので、今回は二つ目の『展開手段が多い』について話をさせて頂きたいと思います。
『展開手段が多い」というのは、そのデッキにおいての強いルートが一つだけではなく一つが止められても別のルートを派生して動くことが出来ることで、そういう動きが出来るデッキを私は強いデッキであると考えます。その理由を今から書いていきたいと思いますのでお付き合い頂ければ幸いです。
では、ここで皆様に質問です。
皆様はデッキの展開ルートを覚えることは得意でしょうか？
私は苦手です。ややこしいのダメ。ゼッタイ。
複雑なルートを頭のなかで考えていると混乱し、最終的に到着したい盤面までたどり着くことが出来ないまま相手ターンに回すことになることが多いのです。となれば、これはもう仕方ないと諦めて、展開ルートがはっきりしているデッキ（パラディン等）を使っていました。（Xセイバーは今でもちょくちょく改造して使っておりますが）
動くパターンが決まっているというのは使いやすいと思っていたのですが、ここである問題が起きました。
そう、ある日のデュエルのこと。
『俺はここから俺のデュエルが始まる。いくぞぉぉぉぉ！』
『うららで』
『・・・・・・二伏せエンド』
『ドロースタンバイメイン。ハーピィの羽箒で』
『ぬおおおおおおおお』
ってことが多々あったんですよね。
そして止められたが最後、動くことが出来ずにとりあえず二枚ほどブラフで伏せてターンエンドと言わざるをえない状況に陥るのです。
神の宣告や神の通告等を仕掛ければ良いじゃないかと思った方はその通りなのですが、私のポリシーにはポリシーがあります。
汎用罠は入れたくない。というポリシーが。
昔、知人とデュエルしたときに汎用罠で妨害しまくって勝ったのです。その時に相手に『デッキが強いんじゃなくて罠が強いんやん』と言われたことが未だにトラウマになのです。『丹精込めて作り上げたデッキの輝きではなく、入れれば別のそのデッキじゃなくても強くなる罠の力で勝ったのか、俺は……』と。そこから汎用罠は入れても一枚くらいに留めようと心に決めたのです。
そんなことはどうでも良いですね。失礼しました。
上記のように展開ルートが決まっている、というの簡単で初心者でも覚えやすく楽しみやすいです。ただし、こういうデッキには必ず展開の要となっているキーカードが存在します。
キーカードがある分わかりやすいのですが、つまり逆に言えばキーカードを潰せば止まるということなのですね。
ここを潰さないかなりまずいことになる（もしくはここを潰せばなんとかなる）というのを『マストカウンター』と言います。
遊戯王においてそこを見極めるのはとても重要であり、強い方になると大体見極めておられます。
そのマストカウンターをされれば、狙われた側は展開が止まってしまい、投げた側は安全に動くことが出来るようになってしまうのです（とは言えどもこちらも手札誘発を握っていればそう簡単にはいかないものではありますが）
ですが、これはあくまで展開ルートが一つだけしかない場合です。展開ルートが複数で分かれていればマストカウンターの判断が難しくなってくるのです。
何故なら『ここがマストカウンターだ』と思って手札誘発を投げたのにも関わらず、相手は普通に動いていて展開されてしまったという現象が起こることがあるからです。
映画でいう『やったか！？ どんなもんだこの化け物！』みたいなことを言うキャラクターをイメージしてください。たいていこういう場合は倒せてません。しかもやられますね？ これと同じです。
最近のデッキレシピを見ておりますと、デッキに入っている手札誘発は２０２０年２月時点では『うらら』が準制限で二枚、増殖するGと無幻泡影が入っているくらいです（好みによればエフェクト・ヴェーラー、二ビル等も入っておりますが一般的ではないのでここでは省略させて頂きます）となれば、初めのターンで握っている手札誘発はせいぜい一枚くらいだと想定されるので、その一枚がマストカウンターにならなければこちらは動くことが可能だと私は考えております。
万全に動くことが出来た時の理想の最終盤面だけではなく、止められた時の為の盤面を用意することが出来るデッキ。それが私の中の強いデッキであると考えます。
ってことで最後は『専用妨害罠がある』について書いていきたいと考えておりますので、是非ともよろしくお願い致します。本日はありがとうございました。
