中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

遊戯王 上手いなと思ったプレイング⑤ 『永久機関を作る』

 

 どうも皆様おはこんばんにちは。連続で10日間毎日更新が出来た祝いによくお世話になっているTwitterのアカウントに挙げさせてもらおうと思って挙げさせて頂いた結果、多くの方が読んで下さり感無量となっている生物ことボブでございます。

 

 予想外に読んで頂けたので昨日からソワソワが止まりません。いやはやありがたやありがたや。

 

 これからも更新を続けていけるように頑張っていきたいと考えておりますので、もし時間がございましたら足を運んでいただければ幸いと思っております。

 

 さて前回は『マイナーデッキを強化したい時のコツ その④』を書かせて頂きました。まだお読みでない方がいらっしゃいましたら下にリンクを貼らせて頂きますので読んで頂ければ幸いです。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 さて今回は以前に書かせて頂きました『強いデッキとは』シリーズの続きを書かせて頂きたいと思います。

 

 以前書いた『強いデッキとは』や『上手いなと思ったプレイング』などの記事はその時には思い付いていなくても私がデュエルするたびに『これ良いねぇ!』と思ったことがあればバンバン書いていきたいと考えておりますのでお付き合い頂ければ幸いです。(他の記事をぶった切って記事を挙げるということはございませんのでご安心下さい)

 

 今回のテーマは『永久機関を作る』です。

 

 そもそも永久機関とは何かと言いますと、カードが揃っている限り毎ターンアドバンテージを取り続けることが出来る布陣のことを差します。

 

 永続魔法や永続罠を使うのでハーピィなどで一掃されてしまうと止まってしまうので本当の永久機関かと言われれば違いますが、逆に言えばそれが無い限りはずっと動かすことが出来るものを私は『永久機関と呼んでいます。

 

 私が体験したなかで一番新鮮でこれは強いと思った永久機関は友人のデーモンデッキの『煉獄の災天』と『抹殺の邪悪霊』『怨念の邪悪霊』のコンボでした。

 

 『煉獄の災天』や『おろかな埋葬』で『ヘルエンプレスデーモン』や『戦慄の凶皇 ジェネシスデーモン』を墓地に送っておき、攻撃しようとすればば『抹殺の邪悪霊』を。魔法・罠を使おうとすれば『怨念の邪悪霊』を使って、ずっとデーモンを復活させるというコンボでした。

 

 ずっと攻撃力2900や3000のデーモンが湧き続け、攻めきれなくなってターンを返すと『煉獄の災天』が『トリックデーモン』を落としてサーチ代わりに変貌し、『デーモンの呼び声』を使って墓地のデーモンが湧いてじりじりと攻めてくる様は実に有効な戦法だなと思いました。

 

 じゃあ簡単な話でハーピィの羽箒や破壊じゃなくてバウンスや除外をすれば良いじゃないかと思われた方がいらっしゃると思います。

 

 しかし考えてみると、そんな都合の良いカードが来ないんですよね

 

 またバウンスや除外に関しては、そのような効果を持っているモンスターや魔法・罠ってそこまで多くなかったりするんですよね(ないことは無いんですが入れてないといった方が正確だと思います)

 

 破壊耐性を持つモンスターが多くなっておりますが、それでも最近の流行としましてはそんなモンスターを出させない、もしくは打点で越えるようにするので事足ります。

 よってわざわざそんな除外やバウンスをするカードは入れないというのが多いのではないかと私は思います。(ドラグーン? だからアイツは嫌いなんですよね)

 

 現環境はいわば破壊に特化しすぎているが故に、破壊をしても意味がないという状況下は非常にマズいということになってくるんですよね。

 

 そして何より何故この永久機関を作るということが有効かと言いますと高速化された遊戯王の環境にあると私は考えます。

 

 高速化しているということは攻めるときは一気に攻めるということに長けているということを差します。

 

 怒涛の勢いでモンスターを展開していく様は皆様ご存じのところだと思いますが、逆に言えば息切れしやすいカテゴリが増えたいうことを差しています。

 何故なら、エクストラデッキが15枚でその中で動かなければならない以上、最終地点となるモンスターを倒され続けると、どんどん動くことが制限されていくからだと私は考えます。

 

 またエクストラデッキ15枚が全て相手をキル出来る為のモンスターかと聞かれれば答えはNOで、エクストラデッキのなかでもそれぞれの役割として攻めるモンスター展開する為のモンスターとに分かれています。

 そしてその状況で攻める用のモンスターを破壊され続けた場合、残されたモンスターは展開する用のモンスターになってしまうので攻めあぐねてしまうということになるわけですね。

 

 対処法として『貪欲な壺』で墓地のエクストラデッキのカードを回収するという手がありますが、『貪欲な壺』を三枚入れている方は少ないと思います。

 

 そんなカードが手札に来る可能性は限りなく少ないと考えていた方が良いと私は考えます。

 

 更に言えば『貪欲な壺』を使って回収してきたとしても、攻める用のモンスターを再び出す為にはデッキ内にカードが残っていなければいけません。

 

 が、攻める用のモンスターを一回出しているためにデッキ内のモンスターは大抵墓地にいることになると思います。

 これにより初ターンに特殊召喚する時よりも特殊召喚するのが大変になるのは言うまでもないと思います。(あと、これは非常に個人的な感想ですが、ひと試合が長いとドンドン集中力が切れてプレイングミスが増えるのは私だけでしょうか)

 

 これらのことから永久機関を作ってジワジワと攻める遊戯王も昨今としてはかなりアリな部類ではないかと私は考えます。

 

 とはいえ、永久機関を作るというのは難しいところではありますが、そこはデュエリストの意地の見せ所と言えるので、頑張りたい&頑張って頂きたいと思いますね。

 

 昨今、高速化しすぎてて難しくなったと言われる遊戯王ではありますが、高速に動くけが全てではないと私は考えます。

 

 相手が気付いた時には沼にはまっていたみたいな魅せるコンボをする方が増えればもっと遊戯王は楽しくなると私は信じます。

 

 共に遊戯王ライフを楽しむことが出来れば幸いです。

 

 今回は以上となります。本日はありがとうございました。