中級者になりたい人のためのやさしい遊戯王

ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

【運命の赤い糸】パワーカードで損をしない為のコツ【強いのは分かるけど…?】

 

 どうも、皆様おはこんばんにちは。

 

 ゴールデンウィークが終わり少しだけ、アンニュイな気持ちになっている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 今年のゴールデンウィークは特にどこかに出かけることが出来た訳ではありませんが、各々がなんだかんだで体を休めることが出来たように感じます。

 

 羽休みには持って来い、そういう感じだったなと自分に言い聞かせたいと思います。

 

 さて今回は『パワーカードで損をしない為のコツ』についてお話させて頂きたいと思います。

 

 今回の記事はパワーカードを入れて強化してみたものの、何故かしっくりこないと感じている方にお届けすることが出来ればと考えております。

 

 では参ります。

 

 遊戯王にはデッキに入れると強くなるカード、通称『パワーカード』と呼ばれるものが御座います。

 

 分かりやすく例を出すならば手札誘発、『壊獣』や『原子生命態二ビル』等が当てはまります。

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 これらのカードは入れているだけで絶大な効果を発揮してくれる効果を持ちます

 

 ですが、パワーカードであるにも関わらず、使ったのに損をしてしまったということがあるのです。

 

 というのも、パワーカードはむやみやたらに入れても、ある程度のパワーは発揮してくれます。

 

 が、そのデッキに合わなければデッキの中の異物と化してしまうからです。

 

 これらの異物が入っているとパワーカードが結果的に自分の首を絞めることになったり、パワーカードが押し寄せて事故ると言った現象が起きるのです。

 

 その例を出させて頂きたいと思います。

 

 私が以前、デュエルをさせて頂いた時に相手の方が堕天使デッキを使っていました。

 

 その際、『原始生命態二ビル』を打ったのですが、攻撃力が7000オーバーの守備力が6000を超える二ビルトークンが誕生したのです。

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 何とか除去しようと試みていたのですが、そもそも効果破壊することが出来るカードが手札にあまり来なかったのです。

 

 結果、ハイパワーな状態になった二ビルトークンを戦闘破壊しなければならない状況になったのです。

 

 ただ残念なことに、この時使っていたのがそこまで打点の出ない、相手の動きを制限するのに特化するデッキだったので、結局この打点を超えることが出来なかったのです。

 

 結果、自分の出した二ビルトークンでゲームエンドを迎えたのです。

 

 この時、私は確かにパワーカードを使っていました。

 

 ですが、残念ながら二ビルを出したことが敗因となってしまい、結果的に損をした形になりました。

 

 ではなぜこうなってしまったのか?

 

 その理由は以下の通りだと思います。

 

  • 自分の使っているデッキとの相性の悪さに気付いていない。
  • パワーカードの弱点を知らなかった。
  • パワーカードに慣れていない。

 

 (1)自分の使っているデッキと相性が悪いことに気付いていない。

 

 まず大きな要因の一つとして『自分の使っているデッキと相性が悪いことに気付いていない』ことでした。

 

 今回の場合『原始生命態二ビル』は確かに強いカードです。

 

 しかしながら何でもかんでも入るわけではないのです。

 

 何故なら二ビルは出した以上は必ず除去することが求められるからです。

 

 安定していかなる状況でも除去できるようにしなければ、元気玉よろしく蹴散らされたモンスター達の怨念で膨れ上がった化け物と化すわけですね。

 

 となれば、除去するより相手に動きをさせないことを前提に組まれたデッキとは相性が悪いわけです。

 

 時には『サンダーボルト』とか『ブラックホール』があれば、デッキ問わずにいけるのではなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違うと私は考えます

 


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 あれらのカードは本当にどうしようもない時に状況を打破する為に使うのであって、自分の出したモンスターを処理するのに使ってしまっては勿体ない訳ですね。

 

 ゴキブリを倒すのにミサイルを打って家が焼け野原になるくらい勿体ないと思います。

 

(2)パワーカードの弱点を知らなかった

 

 『パワーカードは強いからパワーカード』といったIQ3のサボテン並みの発想力しか私にはありませんでした。

 

 その結果、どういうところが不便なのかどういうところが弱点なのかというのを把握していなかったのです。

 

 問答無用で強いパワーカードというものは無いことは無いですが、それでも弱点は存在します。

 

 それを知らずに『ぱわぁかぁどだぁ』と飛びついていては、パワーカードの不便な点を突かれてしまい、私のような惨劇を起こすようなことになるわけですね。

 

 というか、これはデッキ全般に言えることだったな、と思うのですが、入れるカードの特性は必ず把握しておいた方が吉です。

 

 昔友人にこう言われました。

 

 『何故、このカードを入れるのか三つくらい理由が言えないと、それはあんまりシナジーをしてない可能性がある』と。

 

 もっともこれを実践すると本当に難しくなってしまうのですが、それでも自分の使うカードが一体どういうことが得意で、どういうことされると苦手なのかをしっかり把握しておいた方が良いと思いますね。

 

(3)慣れていない

 

 パワーカードに慣れていないと手札に来た時、ソワソワします。

 

 なんじゃそれと思われるかもしれませんが、慣れないパワーカードが手札に来た瞬間、テンションが跳ね上がってそのカードを打つタイミングに思考が奪われてしまうんですよね。

 

 デュエルでは全体的な戦局見た場合、パワーカードが打てそうではあるものの打ってはいけない場面というものがある訳です。

 

 例えば、手札に『二ビル』と『サンダーボルト』があった場合、二ビルを打つよりもライフが耐えきれるようであれば、あえて攻撃を受けておいて、後でサンダーボルトを打った方が良いという場面があったりします。

 

 ですが、慣れていない場合、頭の中は『いつ二ビルを打ってやろうか』ということでいっぱいになっていますので、つい打ってしまうんですね。

 

 パワーカードの魔力といっても過言ではないと思います。

 

 これに打ち勝つ為には何度も使って、手札に来ただけでテンションが上がらないようにする必要があるのですが、私自身未だに来たらテンションがあがってしまうので、精進あるのみだと思いますね。

 

 以上がパワーカードで損をしてしまった要因だと思います。

 

 パワーカードはちゃんと使うからこそ力を発揮します。

 

 パワーカードを使いこなすことが出来るように頑張っていきたいものですね。

 

 本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。