どうも皆様おはこんばんにちは。
なんだかんだで最近よく階段に躓く足を上げるのも面倒な人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
前を向いたまま横着をして後ろに降りようとしたところ、階段から足を踏み外して思わず落ちそうになってひやひやしています。
何年この家に住んでるんだ、と思わなくもないですが次で足が床につくと勝手に思い込んで踏み外しているのでなんだかなーと思っています。
さて、今回は『個人的に思うカジュアルデッキとは』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事では『そのデッキガチやんと言われて困った経験がある方』が読んでいただけると参考になると思います。
そもそもカジュアルデッキとは何か、と申しますと、ガチデッキとネタデッキの間に存在しているデッキであると私は定義します。
ガチデッキとは大会に出て結果も残すことが出来るデッキを差し、ネタデッキとは動きを魅せることに重視したデッキであると今回は定義させて頂きます。
そこで疑問に思われることではあると思います。
カジュアルの幅ってなんかよう分からん?と。
その通りでございます。
勝ち筋バリバリの元環境テーマみたいなのもあれば『雲魔物』のような現在では勝てるかどうか危ういようなテーマもあります。
(『雲魔物』ナメるな。と思う方がいらっしゃれば申し訳ありません)
では、そもそもカジュアルデッキとはなんだと聞かれれば私は以下の三つの要素が揃っているデッキであると考えます。
- 勝ちにこだわっている
- 『強くする為』に色んなカードを入れている。
- 大会で結果を出していない。
(1)勝ちにこだわっている。
まず、これが一番大きいところだと思います。
『勝ちにこだわっているってガチデッキもそうでは?』と思われるかもしれません。
確かにそうです。
ですが、カジュアルとガチの違いは『勝ちにこだわる』なかでもそれが結果に結びつくかということが大切だと思います。
この場合の結果、というのは勝ち負けではありません。
詳しくは最後に語らせて頂きます。
続いてガチデッキと対を成すネタデッキですが、実を言うとネタデッキはあわよくば勝ちたいくらいのやる気になるわけですね。
というのもネタデッキは勝ち筋はあるものの、勝つ為というよりはそこまでに至るプロセスを見せたうえで集大成を魅せるのが目的であるからと私は考えます。
その証拠にもしネタデッキを使っていて、自身が想定している動きが出来ないまま勝ってしまっても妙にモヤモヤとした気分になると思います。
それは動きを魅せることが目的になっているからだと思います。
では、もしカジュアルデッキで自分の思い通りの動きは出来なかった(もしくはさせてもらえなかった)けど勝てたとしたらどうでしょう。
嬉しいですよね?
『なんだかんだで大変やったけど、何とか勝つことが出来た』という感想になると思います。
これは『勝つことが目的としてあるから』だと私は考えます。
カジュアルデッキはどれだけ泥臭くても良いんです。勝てさえすれば。
勝ちに貪欲であることがカジュアルの定義の一つであると私は考えます。
(2)強くする為に色んなカードを入れている。
これに関してはどういうことだと思われるかもしれませんが、カジュアルデッキは強くするために色んなカードを入れているのです。
強くする為に、例えばハリファイバーを出すためのギミックを入れたり、手札誘発を入れたり、ガチデッキにも勝てるように工夫しているのです。
相手に勝つための手段をたらふく入れているといった感じですね。
いわば、デッキパワーをかさ増ししているといっても過言ではありません。
『それはガチデッキも同じでは?』と思われるかもしれません。
実のところ、手札誘発などは入っているかもしれませんがガチデッキは違います。
ガチデッキは言ってしまえばカテゴリ内で全て完結しています。
ですので、わざわざ余計なカードを入れなくても勝てるように作られているのです。
(もちろん同パワー同士ではそういう訳にはいきませんが)
よってガチデッキの目標は、いかに無駄なものを削るかや自分がいかに動きやすいか、になるのです。
その為、元あるカードの枚数を増減して調整しているのです。
調整した結果、余ったスペースに、元ある強いカテゴリの動きを阻害しなくて強い効果を発揮することが出来るカードを入れるといった感じです。
そして、ネタデッキは動くのに必要なカードを入れています。
強くするためではなく、カードを入れる理由はあくまで潤滑油としての役割で入れているのです。
その為、勝ちに近づく為の手札誘発や妨害系を入れる余裕がないのですね。
わかりやすい例に車で例えてみるとします。
カジュアルデッキはエンジンやマフラー等のパーツを変えて更に速くしようとするイメージです。
ガチデッキは最高のエンジン等のパーツは揃っていてこれ以上の強化は求められないので、総重量を落として少しでも軽くして速くしようとするイメージです。
ネタデッキは痛車に改造したり飛行機のエンジンとか積んじゃったりと色々やりたい放題していかに楽しませるかに重点を置いているイメージです。
以上が『強くするために色んなカードを入れている』と言った理由です。
(3)大会で結果を出していない。
同じ勝ちにこだわるもの同士なのに、ガチデッキとカジュアルデッキが分かれるのは理由は何なのか?
それはカジュアルデッキは大会で結果を出せず、ガチデッキは大会で結果を出すことが出来ることです。
その証拠に、ガチデッキも規制されて動きが抑えられればカジュアルデッキになりますよね?
故にガチデッキは選りすぐりのカジュアルデッキである私は考えます。
じゃあどれがガチデッキで、どれがカジュアルデッキかの違いってどうやって見分ければ良いのか、と言われると答えは一つです。
大会での参加者の使用デッキの分布を見てもらってもらえば分かると思います。
ごめんなさい石を投げないで・・・。
話を戻しますが、最近、コロナの影響で大会が無いのでなかなかそういうのが発表されることがないので今は難しいところではありますが、これが一番手っ取り早いと思います。
そこにあるデッキはガチで、他はどれだけ寄せようとカジュアルデッキだと私は思います。
逆に言えば、元々大会で注目されていなかったデッキだとしても新弾が出て、新しいカードによって安定したかなり強い動きが出来るようになるとします。
それによって大会でも結果を出すことが出来るようになったとすればカジュアルからガチに昇格します。
カジュアルはずっとカジュアルかと言われればそうではなく、常に紙一重なのです。
もしそういう強い動きで大会でも結果を出せているのに『元々カジュアルデッキだかラ今もカジュアルデッキ』と言われて、カジュアルだけのデュエルで蹂躙されるようなことがあったらどうでしょう。
『昔はカジュアルやったかもしれんが自重しろ』と言いたくなるのがその証拠だと思います。
ネタデッキはネタデッキで大会で結果を残したというのは聞いたことがありませんので御割愛。
(ある意味チェーンバーンとかは最強級にネタなのかもしれませんけどね)
以上がカジュアルデッキの三要素だと思います。
正直なところカジュアルデッキというのは非常に難しいところではあります。
カジュアルデッキのなかでもデッキパワーが違うので、時には大人げないデュエルになったりすることもあります。
ですが、このカテゴリは弱いからと諦めるのではなくいかにしたら強くなれるかと必死に食らいついて頑張りたいと思います。
本日は以上となります。ご視聴ありがとうございました。