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ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

夢のロマン火力18200?ファースト筋肉道デッキ『極神剛鬼』デッキレシピVer2021 2月

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 久々のデッキレシピ公開に若干身構えている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 本来ならば、ここでいつものように日常にあったことを吐き出させて頂くのですが、今回はパスさせて頂きます。

 

 それは何故か。

 

 デッキレシピ記事は大抵文字数がえげつないことになるからです。

 

 指力を温存しておきたいんですよね。

 

 ですので、今回は早速本題に活かせて頂きましょうかね。

 

 では、参ります。

 

 さて、今回書かせて頂きますのはYoutubeチャンネル『シノビ興業』で毎週土曜日夜9時からやっております、プロレスデュエルのライブ配信『闘魂レスラーズ』で使わせて頂いております『極星剛鬼』でございます。

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 今回の記事は『極神』に興味があるとか、トール様最高とかいうトール教に憧れた筋肉な皆様に捧げるデッキとなっておりますので参考になれば幸いです。

 

 では、さっそく参ります。

 

 配信した時と少しレシピは変わりますが、デッキレシピは以下の通りになります。

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(1)概要

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 基本的には剛鬼を並べて『聖騎士の追想ゾルデ』をリンク召喚し、装備カードを落として『極星天ドヴェルグ』を出し、そのままリンク召喚して『極星天グルヴェイグ』を出してそこから『極神皇トール』に繋げようというデッキになります。

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 罠である『極星宝メギンギョルズ』や『コンセントレイト』で相手を返り討ちにするコンバットトリック戦術。

 

 自分のターンに『野性解放』を使うことで攻撃力を6300まで上げて『トール』の野性を開放をして叫びながら戦う、脳筋ビートダウンデッキとなっておりますので『殴り合いてぇ』と言う方には非常におススメなデッキとなっております。

 

 

(2)便利なコンボ

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 私が今回採用しておりますイゾルデの②の効果で落とすカードは『極星宝ドラプニル』となっております。

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 何故ドラプニルかと言いますとこのカード『極星宝』と名のつくカードだからです。 

 

 それの何が便利かと言いますとこのドラプニルを落とした後『極星霊ドヴェルグ』を特殊召喚します。

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 そのままリンク素材とするのですが、ドヴェルグは墓地に送られた時に墓地の極星宝を一枚サルベージすることが可能です。

 

 これにより『極星天グルヴェイグ』と手札のドラプニルをコストとすることで、フィールドにレベル2か3のモンスターがいればノーコスト。

 

 いないのであれば+1枚の最小限の消費で『極神皇トール』まで繋げることが可能となります。

 

(3)何故『剛鬼』と混ぜ合わせるのか?

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 これには理由があります。

 

 まず、このデッキは折角だから崇拝するトールを活かしたいと思っておりましてステータスに注目したところ、獣戦士族であるという点があったのですね。

 

 元々殴りに行きたいという思いがあった結果、効率よく打点を確保することが出来、何より見た目が派手+リミッターを解除する感が出てカッコいいという理由で『野性解放』を入れることが決まったんですね。

(カードの採用理由なんてそんなもので良いのです)

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 しかし、『野性解放』を発動した場合、効果を受けたトールはエンドフェイズ時に破壊されてしまいます。

 

 6300程度では相手を殴ったところで、そのままライフを削り切るまでは行かないのにトールが破壊されてしまっては目も当てられません。

(トールは相手によって破壊されないと自己再生することが出来ません)

 

 しかも、トールが破壊されたからといって盤面をがら空きにしては、返しのターンで負ける可能性もありますし、2ターン目以降にトールを出すのに手間取っていると、相手にそのまま押し切られてしまいます。

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 トールを出したうえで破壊されることを前提とするプレイングを要求されることがあり、すぐにでも後続を繋げる必要があったので、息切れをしている余裕が無く、すぐにでも動くことが出来るデッキを求めていたのです。

 

 また『極星天グルヴェイグ』のコストはあまりにも重く、そのままだと犠牲にフィールドか手札合わせて三枚を除外しなければならないというリスクがありました。

 

 こうなってしまうとかなり息切れの激しいでデッキにさらに拍車をかけることになりますので、下手をすれば手札0枚で相手にターンを渡すことになりかねません。

 

 このデッキは手札一枚からどうこう出来るデッキではありませんので、仮にそんな状況になった場合、それは死を意味することになります。

 

 最初は除外コストがなるべく重荷にならないように『ネメシス・キーストーン』や『異次元の哨戒機』『背護衛』などの除外されても美味しいというカードの採用を考えていました。


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 しかしながら問題としてあったのは、これらのカードがなかなか手札に来ないということですね。

 

 また、手札に来たとしても今度は大量に押し寄せて腐ってしまったり、逆に極星ばっかりで全然活きなかったりしたので、これはよろしくないと思い不採用となりました。

 

 そこで、いっそのこと最小限のリスクにすればまだ何とかなるという考え方にシフトしていきました。

 

 そこで何か良い案が無いか探していたところ『イゾルデ』を使った極星宝の回収して云々・・・というのを見つけてこれを採用することにしました。

 

 イゾルデ・グルヴェイグ・ドラプニルをコストにすることで実質ノーコストでトールを召喚することが出来るというのは非常に魅力的で、これを採用しない手は無いと思ったのは良い思い出です。

 

 ただ、問題がありました。

 

 自分で破壊する可能性があった以上、このイゾルデコンボをするのに安定して二度目に繋げることが難しかったことです。

 

 『終末の騎士』などの戦士族で墓地に落とせるカードを使って『D-HEROディアボリックガイ』を落として自身の効果で除外して特殊召喚というコンボがあります。


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 当初はこのコンボを採用しておりましたが、このコンボ上手くいったとしても大抵一回ぽっきりなんですね。

 

 もちろん戦士族なので頑張ればいけないことはもう一回イゾルデを出せないことも無いとは思いますが、かなり手札に左右されることになるんですね。

 

 しかもグルヴェイグが除外されてるのでトールは丸裸。

 

 安定しないうえにただ単にトールを出すだけに何の魅力があるんだ。

 

 トールを出すことがゴールなんじゃない、トールを『活躍させたい』んだ。という思いが私にはありました。

 

 もちろん『ネメシス』関係等を使い、ディアボリックガイをデッキに戻すことで再利用も可能と言えば可能です。

 

 ただ、その『ネメシス』関連が来なかった場合、あまり美味しい状況とは言えないどころかデッキとして詰みかねないということがあったのですね。

 

 ネメシス関連が大量に押し寄せようものならそれこそ何も出来ないとなりますし、極星関連とのモンスターの割合を考えると、普通にトールを出すだけで精一杯ハレルーヤということになりかねませんでした。

 

 それじゃあつまらな過ぎやしないかいとなり、諦めたんですね。

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 これはキツいかと思って嘆きに嘆きながら、兄とデュエルをしている時にふと兄の剛鬼を見て思ったのです。

 

 これアリなんじゃない?と。

 

 剛鬼を採用する魅力として以下の点がありました。

  • 最悪レベル2やレベル3の剛鬼を置いておくことによってグルヴェイグ+ドラプニルのコスト二枚で『極神皇トール』まで繋げることが可能
  • 攻撃力を下げたり、延命措置が出来たりとトールの攻撃を活かしやすくする
  • 『剛鬼再戦』により手札一枚からイゾルデに繋げる(しかもサーチ可能)
  • 安定感を増したことにより『極星宝メギンギョルズ』等を入れる余裕が出来る。
  • リンクに非常に繋げやすく、補助から攻めまで何でも出来る。

 以上のことがあり、これは採用した方が良さげだと感じて採用に至りました。

 

(4)最大攻撃力18200という脳筋っぷり

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 昨日のブログでも書きましたが、先週のプロレスデュエルにて攻撃力18200という数字を打ち出すことが出来ました。

 

 しかしながらこの数値というのは、完全な捨て身で行った結果出た数字であり、本来此処までいくことは稀なのですね。

 

 では、どうやってこの数値が出たか。

 

 それは第18回プロレスデュエルを見て頂ければ・・・と言いたいところですが、残念なことに私のマイクが残念だったこともあって音声が途切れ途切れなので分かりにくいところなので、説明させて頂きたいと思います。

(もし良ければ見て頂ければ幸いです)

 

 まず極神皇トールに『極星宝メギンギョルズ』を発動します。

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 これにより攻撃力7000、守備が5600になります。

 

 そしてその後に『コンセントレイト』を発動して12600。

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 そして最後に全てを解放し、敵を殲滅せよと言わんばかりに『野性解放』を発動することにより、攻撃力18200となります。

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 うん。簡単ですね(白目)

 

 と、このように手札に恵まれていたおかげもあってか、何とか出来た奇跡の数値だったりします。

 

 実際のところ出来たとしても6300か7000。

 

 上手くいって攻撃力12600あたりが妥当なところなのかなと思うのですが、正直これが出来たら理想よねと思える数値だったので、狙っていけるかと言われれば非常に微妙だと思います。

 

 そもそも言うのであれば、あの一瞬に全てを賭けないと、次のターンまで待ってられないということもあったので、もしあの場で通らなければ死んでいたことは間違いないと思います。

 

(5)苦悩した点

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 基本的な目的は『極神皇トール』を活かしたいという考えだったのですね。

 

 ですのでフィニッシャーはトールであって欲しいという印象があったのですが、剛鬼の場合、普通に動かすだけでも『アクセスコードトーカー』や『ヴァレルソード・ドラゴン』等の滅茶苦茶強いリンク4を出せばおけということになります。


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 また、単純に『剛鬼』というカテゴリに注目しても剛鬼のリンクモンスターはどれもこれも強く、まさに必殺技とも言える『剛鬼フィニッシュ・ホールド』で相手をゲームエンドに持って行くだけの火力がありました。

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 そのまま使っていると『剛鬼でおけ』となり、極神が邪魔になりかねないという事態になったのですね。

 

 これは非常によろしくないと思いました。

 

 しかし考えてみると、もし『極神皇トール』が除去され尽くしたら選択肢の一つとしては残しておくべきなのではと頭に過ぎる訳ですね。

 

 本当にマスカレアストラムとかも過ったので危なかったのです。

 

 一時は採用も考えたのですが、プロレスデュエルはあくまで魅せるデュエルなのですね。

 

 勝つことも大事ですが盤面だったり展開だったりで美しく無ければ『あー勝ちに拘ったんですね。わかります』となりかねない、というか私が相手の立場なら好ましくないと思うと思ったんですね。

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 それなりの必要性があるならともかく勝つ為にだけ入れたいのであれば、普通のデュエルの時にやれば良いと思っていました。

 

 また、私にはポリシーがあります。

 

 それはもし自分の魅せたいカード(ここではトール)よりも高打点を叩き出すモンスターを出したり、フィニッシャーが全く関係の無い強モンスターが出して勝ったとしてもそれは敗北と同じ。

 

 むしろトールを目立たせることを第一と考え、それが最も尊重される事項であり、もし『極神皇トール』が敗北して、どうしようもなくなったのであれば、最後の最後まで粘ってそして死ね。というものです。

 

 それが私のプロレス道なのです。

 

 ですので、あくまでリンクモンスターは補助に徹することが出来るモンスターを採用しておき、剛鬼は勝つ為の潤滑油として使うのであって、最終的に決めるのはトールである必要があると思っています。

 

 もちろんこれには賛否両論がありますし、下手をすれば『舐めプ』にも思われるかもしれないと思いました。

 

 しかし、これは私がこの折角作って頂いたプロレスデュエルという場を最高に楽しむ為の一種の矜持だと感じています。

 

 そこが難しかったところであり、このデッキの楽しいところだと私は考えます。

 

 以上が極神剛鬼のデッキレシピです。

 

 当デッキはあくまでプロレスデュエルを意識したデッキです。

 

 ですので、妨害環境とかには弱いかもしれませんが、そこは臨機応変に対応して頂ければと思います。

 

 そしてもし、今後プロレスデュエルをやってみたいなと思う方がいらっしゃいましたら『ああ、プロレスデュエルってこんな感じで殴り合うのか』と思って、デッキ作りの参考にしていただければ幸いです。

 

 もちろん私だけではなく、他にも私よりも優秀なレスラー兼デッキビルダーが揃っておりますので、それらの方を参考にして頂いても構いません。

 

 プロレスデュエルは始まったばかり。

 

 是非とも、今後とも頑張って突き進めていきたいものです。

 

 

 本日は以上となります。

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。