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ここでは遊戯王中級者なれるちょっとしたコツのようなものを載せていきたいと考えております。

失敗談シリーズ④ 効率の良さを求めるあまりに『呑まれる』恐ろしさ

 どうも皆様おはこんばんにちは。

 

 晩御飯を作る時に一番時間が掛かるのはメニューを考えることだったりする人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

 晩御飯を作る時って意外とメニューを決めてしまうと3,40分くらいである程度は出来るのですが、一番時間がかかるのはメニューを決めるんですね。

 

 昨日の晩御飯と被らないようにとか、出来るだけ冷蔵庫の素材を節約するようにするとか色んなことを考えなきゃなんですよね。

 

 正直、メニューを決めてくれた方が楽だったりするんですが、こればっかりはどうしようもないのが現実です。

 

 まあ、好きな料理を自分で作ることが出来て、嫌いな料理は一切作らなくて良いっていうのは大きいです。

 

 あまり美味しくない料理屋嫌いな御飯を食べる程辛いものはないですからね。

 

 まあ、自分も時折おっかな料理を作ったりするのはありますので、申し訳ない限りではありますが。

 

 まあ、そんなことはさておき。

 

 今回は『失敗談シリーズ④ 効率の良さを求めるあまりに『呑まれる』恐ろしさ』についてお話させて頂きたいと思います。

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 今回の記事は『効率よく動く為に『強いカードを入れた』とことによって起こった、これはやっちまったなあと思うことがあったので、参考になれば幸いです。

 

 では、参ります。

 

 皆様デッキを組む時に出来るだけ無駄を省こうとすることがあります。

 

 確かに本来ならば三工程掛かるところが二工程になるだけでも安定感は増しますし、それが一工程で三工程分賄うことが出来るのであれば、それはベストだと言えます。

 

 この如何にして無駄を削るかというのにデュエリストは常々悩まされており、日夜格闘することとなっていることでしょう。

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 しかしながら、あまりにも無駄を削ろうとするあまり、完成したデッキがコレジャナイということになることがあるんですね。

 

 私は以前、このような経験をしました。

 

 それは私はデッキを組んでいる時のことです。

 

 そのデッキはランク8を立てることを目的としたデッキで、その為にも墓地にカードをガンガン落とすことで動いていくことが大事になってくるデッキでした。

 

 ですが、時折手札に来て欲しくないカードが手札に来てしまうことがあったんですね。

 

 『これはよろしくないなあ』と思った私は手札に来たカードを落としながらも無駄にならない方法はないものか、と探していました。

 

 すると、見つけてしまったんです。

 

 『未界域』の存在を。

 

 確かにランダム性であるということもありますが、上手くいけば展開しつつドローも出来るし、仮に引き当てられたとしても『未開域』の効果を発動することが出来ます。

 

 しかも共通効果を持ったモンスターでレベル8のモンスターが2021年3月時点では計3種類もあったんですね。

 

 まさにこれが私が求めていたものだと、思いました。

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 早速入れてみたところ確かに手札に来たものを落とすという面では非常に効率が良かったように感じます。

 

 しかしながら、そんな『未開域』も手札に来なければ同じですから、出来るだけ手札にくるようにする必要がありました。

 

 一番手っ取り早いのは『デッキ内の未開域の割合』を増やすということだというのは言うまでもありません。

 

 デッキ内を占める割合が増えれば増える程、引く確率があがり、引く確率が増えれば増える程安定感が増すからです。

 

 そしてとりあえずレベル8未界域を計三種類九枚入れました。

 

 ただ、それでも安定性に欠けるなと思ったこともあり、更に未界域モンスターを入れていったんですね。

 

 そしてこれで安定するだろうと思って何気なくデッキレシピを見て思ったのです。

 

 これ劣化『未界域』やん、と。

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 未開域がデッキの大半を占め、落とした時に役に立つカードと申し訳ない程度に入った『本来使いたいカード』がちょこっと入ったデッキになっていました。

 

 しかもその結果、未界域の展開力を引き出すには他に入れたカードが邪魔になって『未界域』としての安定感を落としていました。

 

 何より、本来使いたかったカードを使わなくてもそもそも未界域だけである程度戦うことが出来たのです。

 

 これにより本来使いたいカードが『出す必要は無い』どころか、むしろ手札に来られたら邪魔なうえに墓地に行っても使えないカードということになってしまっていたんですね。

 

 よくデッキ作りでお互いにギブを与えることが出来る関係性であれば良い、という話を教えて頂いていたんですが、その逆である『お互いに足を引っ張る関係性』が完成してしまっていたのです。

 

 これを見た時思わず天を仰ぐことになりました。

 

 滅茶苦茶効率よく動くことが出来る強いカテゴリは存在します。

 

 いや、むしろ『他のカテゴリが手間をかけるところを『効率よく動くことが出来る』からこそ強いカテゴリと言われる』ということまであると思います。

 

 しかしながら、無駄が無くて効率の良いカテゴリというのは混ぜる必要がないどころか混ぜることによってパワーダウンすることが多いんですね。

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 一見、自分のやりたい動きとマッチしていうように見えても、本当のマッチというのはお互いに活かし合うことで、片方のデッキパワーに頼ってしまうと劣化○○(強いカテゴリ)になるのだなと、改めて思い知らされました。

 

 自分のやりたいことをハッキリと定めるというのは非常に大事です。

 

 しかしながら、カードを入れる時にそれを入れたことによって『自分のやりたいことが安定できるようになるのか』もしくは『更に強力になるのか』ということは常に答え合わせをしなければいけないように思います。

 

 デッキパワーが強くなるだけがデッキでは無いと思います。

 

 確かに強くなることも大事です。

 

 が、自分のやりたいパフォーマンスがしっかり発揮できるようになることこそが『デッキ作り』において大事であり、カードを入れて強化するのであれば、自分のやりたいことに沿っているかが大事なのではないかと私は考えました。

 

 本日は以上となります。

 

 もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。

 

yugiohbob.hatenablog.com

 

 本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。