どうも皆様おはこんばんにちは。
ゴールデンウィークに突入し何となく気持ちが浮かれている人ことボブでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
いやはや、折角のゴールデンウィークなのでどこかに出かけたいと思うものの、やはり今年はこのコロナ騒ぎでなかなか外に出るのも難しいところですね。
マスクを着けていたら安全という訳でもないとかなんとか聞いたりして、逆に何をすれば良いんだ?と思わず言いたくなります。
まあこういう未知のウイルス的なのってついつい後手後手になるのは仕方ないことではありますが、とりあえずは手洗いうがいを徹底するくらいしかないんでしょうかね。
いつしか普通に出歩けるようになりたいものですが、はたして何年後になることやらと危惧しております。
もっとも、私が危惧したところ仕方ない感はありますが、気を付けること自体は悪いことでは無いと思いますので、ある程度気を引き締めて取り組んでいきたいものです。
皆様もどうか健康にお気をつけて楽しいゴールデンウィークにして頂ければ幸いです。
さて、そんなことはさておき。
今回は『勝敗すら神が決める?『墓地を肥やすことで活きるデッキ』のやりにくさ』についてお話させて頂きたいと思います。
今回の記事は友人と話していた時は特にそうは思わなかったものの、今となれば何となく納得することが出来た、という話をしたいと思いますので参考になれば幸いです。
では、参ります。
これは少し昔、私が学生時代の友人の話です。
私の友人の一人が新しいデッキを作りたいということを言っていたのですね。
その友人は私の仲間内のなかでもかなり強く、私が彼と一戦するだけで脳が疲れ果てるレベルでしんどくなる程の猛者だったのですね。
その友人が新しいデッキを作りたいということを言っていたので、私はふと頭に閃いた『ライトロードはどうだろうか』と提案しました。
ライトロードと言えばデッキからカードを墓地に送ることで『裁きの龍』を出して場を一掃して攻めていくデッキですね。
(その他にも戦い方はあるのですが、分かりやすく言えばそんな感じです)
その墓地送りの能力の高さから色んなデッキと混ぜ合わせて使われることも多いテーマなので皆様ご存じの事かと思います。
彼のデッキ構築能力の高さには興味があったので、是非とも見てみたいと思って提案したのですが、彼は首を縦には振りませんでした。
その理由を尋ねると彼はこう言いました。
『あのデッキはどうしても運に頼る要素があるから苦手だ』と。
その当時の私は『遊戯王って何だかんだで運の要素があるからしゃーないんじゃない?』と思っていたんですね。
しかし、そこから八年くらいたった現在、ある程度デッキも扱うことが出来るようになったうえで『ライトロード』を使った墓地送り要素のあるデッキを作った時、その友人の言葉を改めて実感し、こう思いました。
『墓地に送る』デッキって思ったよりも息苦しい、と。
私が何故こう思ったかと言いますと以下の理由があります。
- デッキのめくり具合が操作しなければ運に頼ることになる。
- 不確定要素を戦略に組み込むのが難しい
- 手札事故を起こした時、巻き返しが普通のデッキよりも困難。
(1)デッキのめくり具合が操作しなければ運に頼ることになる。
遊戯王には運の要素があります。
時として相手の手札がすごく良くて何をしても封じられるような盤面んだったり、トップ解決があったり、逆に自分のデッキがものすごく事故ることだってあります。
しかしながら、自分が操作しきれない事象に賭けるデッキは、最初の手札や相手の具合の他に更に此処に運が必要となるのですね。
デッキの落ち具合や、落とすことが出来るカードが手札にどれだけ来るかとかいう不確定かつ自分で操作しにくい要素はどうなるか見当がつきません。
最高に良い落ち具合になる時もあれば、微妙な落ち具合、はたまた最悪の落ち具合だったりすることがあるのですね。
『ある時は良いけど、ある時は悪い』というこの不安定さって時として理不尽と思いますし、運が良くなければ勝つハードルが上がる、という点にかなりキツいと思いましたね。
(2)不確定要素を戦略に組み込むのが難しい
実戦の時に今ある手札でどうすべきか、というのを求められることがあります。
運の要素を極力減らしたデッキならば、現状ある手札から自分がある程度、自分が今やれる全力を尽くして相手に攻めることが出来ます。
そして、狙って攻めたものの相手に届かなければ自分の至らなさを反省することが出来ます。
しかしながら、何が落ちるか分からない状況の場合、戦略を組むのが非常に難しいように感じるんですね。
というのも、何が落ちるか分からないのに戦略を組みようがないと言いますか、仮に良いのが落ちて欲しいと思っても、落ちなれば終わりですし、落ちてもそれは運が良かっただけとなります。
これって勝ったのは偶々運が良かっただけという気持ちが残ってしまい、あまり気持ちの良いものではないもんだなと私は感じました。
どうせ勝つなら相手の動きを読み切って勝つことが出来る方が、相手を制した感があると思います。
そこに余計な運の要素を入れなければいけないのは爽快感的にもあまり良いものでは無いように感じました。
(3)手札事故を起こした時、巻き返しが普通のデッキよりも困難。
デッキからカードを落とすのに頼った場合、事故を起こした時にダメージが深刻なように感じたんですよね。
まず落としたいカードが全部手札に来て、落とす手段が来ないとなると、それこそ昔の遊戯王かよ、と思う程の潔いセットエンドをすることになります。
しかも更にそれだけではありません。
そこから仮にデッキから墓地に落とせるカードを引いたとしても、良いカードが落ちてくれるかどうかは運次第なんですね。
もしこれで良いカードが落ちてくれなかったら更に止まります。
こうなると次は無いぞ、感が半端ない感じになるんですね。
更に仮に引いたとしても防衛手段が無いときに無効とかにされても止まります。
しかもよくある『墓穴の指名者』や『冥王結界波』等は墓地に落とすデッキの都合上で入れても墓地に落としてしまう可能性があります。
ですので、採用すべきかどうかが悩ましいところになるので相手に防がれないようにするには更にキツいことになります。
上記の事もあってか、事故がいつも以上に怖い印象がありましたね。
以上が私が感じる『運に頼ったデッキの息苦しさ』でした。
デッキから墓地に送るというのを多用するデッキを組んでみて、もしかすると友人もこういう点が苦手だったのかなと思いましたね。
確かに爆発力やガンガン墓地が肥えていくというのは気持ちの良いものがあります。
目に見えてアドが取れていく様を見ると憧れる気持ちも芽生えやすいのかなと思いますが、私はやはりデッキは自分で狙った動きが出来る方がタイプが良いと思います。
敗因がツイていなかったって自分の中で納得できるものじゃありませんからね。
どうせやるなら極力運に任せずに自分の手でちゃんと勝利を掴み取れるようになりたいものですね。
本日は以上となります。
もし宜しければ下に昨日の記事のリンクを貼らせて頂きますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方がいらっしゃいましたら読んで頂ければ幸いです。
本日はお付き合い頂きありがとうございました!また明日お会いできる日を楽しみにしております。